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《45》ほんの少しの自信(5)大和視点※
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「瑛美可愛い。キスして?」
「うん……んむ……」
気持ちよさそうに眉を顰めながら、言われたとおりに唇を寄せてくる瑛美が愛おしくて胸が締めつけられる。
芯を持ち硬くなった双丘の頂きを指で摘まみ、スリスリと何度も擦る。
「んんっ」
「気持ちいい?」
「きもちい……」
片手で胸を触りながら、もう一方で全身の肌を撫でる。背中や横腹が弱いようで、羽根で触れるように愛撫すると体をくねらせるものだから、それを何度も何度も繰り返した。
愉悦に耐えられなくなった瑛美は、蕩けた顔をあげて大和に懇願する。
「も、からだ、あつい……」
「俺も。もうすでにこんなになってる」
硬さを知らしめるように腰を瑛美の秘所へ押しつけると「ひぁっ」と小動物のように鳴いた。
「瑛美に触れるとすぐこうなる。もう瑛美が好きすぎて……どうしよう」
「ひっ……あんっ、かたい、」
「挿れたい。瑛美のなかに」
ぐりぐりと下着越しに雄を擦りつける。薄布越しにそのまま入ってしまうのではないかというほど、瑛美の蜜口も涎を溢していた。
「いい、です、いれても……」
「駄目。もっと解してからじゃないと。瑛美につらい思いはさせたくない」
下着の中に手を入れて、蜜口から指を挿入する。すでに溶けていたそこは簡単に二本の指を受け入れ、奥に誘っていった。
「はっ、もう濡れ濡れだな」
「だ、だって、きもちいいから……」
「うん。気持ちいいな。でももっと悦くなろうか」
突き入れた指を激しくかき混ぜる。ぐちゅぐちゅと粘着質な音が部屋中に響いた。
瑛美の好きな蜜壁のざらついたところを重点的に攻めると、すぐに腰を震わせて瑛美は絶頂に達してしまった。
「本当可愛いな。可愛すぎて苛めたくなる」
瑛美を押し倒して、両手首を頭上に縫いつける。
欲情に燃える身体は熱くて、息が上がってしまう。
ふるふると誘うように揺れる柔肉に舌を這わせながら、蜜口にいれた指を掻き回す。
硬くなった胸の先端を強く吸いあげながら指の動きを激しくすると、瑛美は恍惚とした喘ぎ声で啼いた。
「やまと、それ、だめぇ……っあん!」
「気持ちよくない?」
「あ、んん、よすぎるの、よすぎてだめっ……あ、もう……」
瑛美は背を仰け反らせて大きく腰を痙攣させた。
そっと蜜園から指を抜くと、手が愛液でしとどに濡れている。そんな乱れた様子を目に焼きつけながら、避妊具を取り出して己のものに装着した。
「好きだよ。瑛美のすべて、俺のものだ」
「うん……んむ……」
気持ちよさそうに眉を顰めながら、言われたとおりに唇を寄せてくる瑛美が愛おしくて胸が締めつけられる。
芯を持ち硬くなった双丘の頂きを指で摘まみ、スリスリと何度も擦る。
「んんっ」
「気持ちいい?」
「きもちい……」
片手で胸を触りながら、もう一方で全身の肌を撫でる。背中や横腹が弱いようで、羽根で触れるように愛撫すると体をくねらせるものだから、それを何度も何度も繰り返した。
愉悦に耐えられなくなった瑛美は、蕩けた顔をあげて大和に懇願する。
「も、からだ、あつい……」
「俺も。もうすでにこんなになってる」
硬さを知らしめるように腰を瑛美の秘所へ押しつけると「ひぁっ」と小動物のように鳴いた。
「瑛美に触れるとすぐこうなる。もう瑛美が好きすぎて……どうしよう」
「ひっ……あんっ、かたい、」
「挿れたい。瑛美のなかに」
ぐりぐりと下着越しに雄を擦りつける。薄布越しにそのまま入ってしまうのではないかというほど、瑛美の蜜口も涎を溢していた。
「いい、です、いれても……」
「駄目。もっと解してからじゃないと。瑛美につらい思いはさせたくない」
下着の中に手を入れて、蜜口から指を挿入する。すでに溶けていたそこは簡単に二本の指を受け入れ、奥に誘っていった。
「はっ、もう濡れ濡れだな」
「だ、だって、きもちいいから……」
「うん。気持ちいいな。でももっと悦くなろうか」
突き入れた指を激しくかき混ぜる。ぐちゅぐちゅと粘着質な音が部屋中に響いた。
瑛美の好きな蜜壁のざらついたところを重点的に攻めると、すぐに腰を震わせて瑛美は絶頂に達してしまった。
「本当可愛いな。可愛すぎて苛めたくなる」
瑛美を押し倒して、両手首を頭上に縫いつける。
欲情に燃える身体は熱くて、息が上がってしまう。
ふるふると誘うように揺れる柔肉に舌を這わせながら、蜜口にいれた指を掻き回す。
硬くなった胸の先端を強く吸いあげながら指の動きを激しくすると、瑛美は恍惚とした喘ぎ声で啼いた。
「やまと、それ、だめぇ……っあん!」
「気持ちよくない?」
「あ、んん、よすぎるの、よすぎてだめっ……あ、もう……」
瑛美は背を仰け反らせて大きく腰を痙攣させた。
そっと蜜園から指を抜くと、手が愛液でしとどに濡れている。そんな乱れた様子を目に焼きつけながら、避妊具を取り出して己のものに装着した。
「好きだよ。瑛美のすべて、俺のものだ」
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