22 / 78
大学一回生になりました
優しい時間
しおりを挟む
秀と祐也は今日も一緒だ。
もう、一緒にいることが当たり前だと、秀にも祐也にもインプットされているかのように、一緒にいる。
一緒の講義は必ず隣に座るし、食堂だろうがどこだろうが、昼も一緒にとる。
というか、登校した時点で、一緒に門を潜っている。
学校内で、二人がセットだと認識されるのも、多分すぐだろう。
ここのところ、祐也には悩みがある。
秀を押し倒したいとか、そんなことではない。いや、それもあるのだろうが。
ただ、秀が最近寝不足気味で、学校へ来ていることへの疑問だ。
秀と祐也は学校が終わったら、少し話しをして、すぐにわかれる。
特別秀が何かのバイトをしているとは、聞いていない。が、結構早くに秀は帰って行くのだ。
それなのに、次の日は寝不足。
今日も、寝不足な秀だ。
「眠そうだね」
そう言って、二人で履修科目の教室へ入ってから数分。
普段なら何かしら祐也が話しかけて、会話をしているが、どこか祐也は不機嫌そうに黙りこくっている。
寝不足を指摘され、それに対して曖昧な返事をした秀。
祐也が不機嫌になっている理由……考えてみても、秀には自分が寝不足だから、としかわからない。
毎日早くに帰る恋人が、次の日寝不足。これは、どう考えても、そこに祐也の不機嫌要素があるとしか思えなかった。
けれど、秀は祐也に説明ができない。
理由なんて簡単なことだ。自分の家業の、陰陽師としての仕事のせい。
だか、秀にはその陰陽師の仕事を、祐也には打ち明けられない。
同じ力を持っている親でさえ、自分を嫌った。もし、この力が祐也に知られたら、きっと気味が悪いと言われる、と。
祐也を失いたくないから、だからこそ、話せないでいる。大切な存在を失いたくないのだ。
失いたくないという思いは、臆病にさせる。
「秀?講義終わったよ?」
祐也に言われてハッとする。講義の内容を一切聞いていなかったし、一切ノートを取っていない。
しまった、とは思うものの、今は祐也が話しかけてくれたことに、ホッとしてしまっている秀。
ほら、行くよ?と祐也が歩き出すのに、慌てて荷物をまとめて後を追う秀。
「祐也、どこ行くんだ?」
前は、この二限目の空き時間は食堂で過ごした。
でも、祐也の足は食堂とは別の方向へと向いていて、秀は疑問を口にする。
「んー、人の少ない、またはいない場所」
そう言いながら、祐也は迷いなく足を運んでいる。
この方角には、秀も覚えがあった。
あの、裏庭だ。
まだ学校に入りたての自分たちが唯一知っている、人のいない場所。
祐也の目的はわからないが、秀には祐也と別行動をするという考えがない。
講義で別行動はあっても、他の時間は祐也と過ごす時間だと、秀は勝手に考えている。
だから、普通に祐也について歩いているが、もしかして、自分もいない方が良いのか?と秀は思う。
「秀も一緒に行くんだよ」
祐也が秀の心を見透かしたように、言葉を発してきた。
「二人でいたいから、そこに行くんだよ」
そう言って、秀の腕を掴む祐也。まるで離さないと言っているかのような、そんな仕草。
「わかった」
秀は祐也の手を振りほどかない。
出会ってから今まで、一度も振り払ったことのない手。
改めて不思議だな、と秀は祐也の手を見る。暖かい体温を持った手。でも、振り払う気なんか起きないし、どちらかと言えば、ずっと繋いでいて欲しいとまで思ってしまう祐也の手。
ベンチに座ってから、祐也は秀の腕を掴むのをやめてしまった。
どこか寂しい、と一瞬思った秀の手を、今度は祐也が普通に繋いだ。
「秀が話したくないことを、無理に聞こうとか思ってないから。ただ、心配なだけ」
繋がれた手から、暖かさが滲む。
秀は祐也を見て、それから足先を見るように俯いた。
言えないのは、俺が臆病なだけで。こんな風に祐也に、心配をかけてしまうことになるなんて、秀は思ってもいなかったのだ。
「今だけでも、少し休めたら、休みなよ。俺しかいないから」
そう言って、祐也は秀の頭を撫でる。
秀は、祐也は不機嫌ではなかったのか、と思いながらも、されるがままでいた。
祐也と二人だけでいられることは、たしかに気が休まるのだ。まるで、霊安寺にいる時のように。
「祐也は、不機嫌なんだと思ってた」
秀は疑問を口にする。祐也に、秀はとにかく何でも話すようにしなければ、と思っていた。
自分は話すことにさえ、慣れていないから。何かを思ったのなら口にする。
祐也のことであれば特に。祐也は拙い自分の言葉を、真剣にしっかりと聞いてくれるから。
「うん?ちょっとだけ、ね。ただ、そんな不安そうな秀見てたら、俺の不機嫌なんてどうでも良いなって。ただでさえ疲れてそうなのに、俺が秀を疲れさせてどうするんだ、って思ったら、さ」
自分のことを最優先に考えてくれる、祐也の言葉。秀はどう返して良いのか、わからなくなる。
曖昧な、ことしか言えない。祐也を、安心させたいけど、俺がまだ臆病だから。どうしても、家業のことが言えない秀。
「困らせたいわけじゃないって。話せる時が来たら、きっと話してくれるって。俺は秀のこと信じてるから」
些細な変化なのに、祐也は秀の変化を絶対に見落とさない。
「話せる時が来たら、ちゃんと話す」
今の秀にはそれで精一杯だった。
秀の精一杯をわかったのか、祐也は何も言わず、その時間ずっと隣に寄り添っていてくれた。
祐也の隣にいるだけで、こんなに落ち着くんだ。だから、この場所を失くしたくない。秀はそう思いながら、裕也に甘えている自分を、どこかで非難している自分がいるのにも気付いていた。
言わないで一緒にいられるなんて、そんなことは、きっと無い。いつか、俺は、祐也に気味が悪いと言われる時が、来るかもしれない。
だけど、そんな時が来るまで、この優しい時間を手離したくない……。
※
「これで、ラスト!」
もう何体目になるのかは、数えてはいない。
秀が放った光は、邪気にぶつかって、邪気を霧散させた。
一瞬後には、月明かりだけの静かな夜に戻った。
邪気の塊はもうそこにはいなくなっていた。場の正常化まで済ませて、秀はやっと一息ついた。
「三時……」
何度見返しても、携帯のデジタル時計が示す時間は、変わらないのだけれど。
これではまた、寝不足で学校へ行くことになるな、と秀はため息をついた。
どうしても、さっさと怪しい場所を失くして、時間を作りたいが為に、無理をしている自覚はある。
この場所で、今日は三か所目だ。だが、無くならないのだ。怪しい場所が。
次から次へと湧いてくるし、事務所には依頼も入るし。
事務所の依頼は、正が請け負うこともある。が、やはり自分が一番動ける身であることをわかっているから、秀自身が俺が動く、と長兄に言ってしまう。
長兄に、無理をさせたくないのだ。けど、長兄も、自分に無理をさせたくないのか、事務所に依頼が入っても、今は教えてくれやしない。
だから、秀が毎夜行っているのは、怪しい場所潰し。怪しい場があるなら、そこを早めに潰しておかないと、邪気の塊が湧いて出る。どんなことになるかわかったものではないから、早めに動くにこしたことはないのだ。
数時間後には、学校へ行かなくてはならない。
だが、ここしばらくの寝不足と、今日もずっと走りづめ、力を解放し続けたことにより、しばらく動けなさそうだと、秀は壁を背にして空を見上げる。
ここのところ、いつも以上に邪気が湧いているように感じる。
けれど、それの根源は、まだわからないままなのだ。
どうするか。どうするのが一番良いのか。虱潰しというか、もはやトカゲの尻尾切りの気分だ。
正には、こんな時間だからメールで報告した。あの長兄が、この時間起きていても驚かないけれど。でも、寝ている可能性の方が高いから。
多分、自分が部屋に戻って少しの休みを取って、学校へ行く前に事務所に寄れば会えるのだろうけど。
学校に行かなければいけない時間ギリギリまで、休んでいたい気分だから。ここの所、長兄と顔を会わせるのは、学校から帰ってからばかりだ。
気休め程度にしかならないが、事前に用意していた呪符を握りしめて、力を少しだけ体に戻す。
あぁ、そういえば、こういった呪符の使い方をするのは、自分だけだなと、ボンヤリ秀は考える。
他人を治癒する力は、兄にもあるが、自分をこうやって癒すというのは、秀だけができることだった。
俺だけ、か。
そこに何となく、自分を忌み嫌った親の理由が、あるような気がしたけれど。今のボンヤリした頭では、考えはまとまらない。
昨日、傍にいてくれた、祐也との優しい時間。
あの時間を失くしたくない。自分がしている今の仕事を、祐也に話すのは、やっぱり怖い。
あんな風に、邪気が見えて、邪気を祓えて、場の正常化までして。
すべてのことを、一人でやってのけるのは、兄弟の中でも、従兄弟も含めても、仲間内でも、俺だけ。
俺だけ、だな。
何度考えても、そう結論が出る。
気味の悪い子
母親の、あの声が聞こえた気がして、秀は頭を振って家へと走り出した。
走ればまた体力を消耗してしまうが、今はもう何も考えたくなかったのだ。
もう、一緒にいることが当たり前だと、秀にも祐也にもインプットされているかのように、一緒にいる。
一緒の講義は必ず隣に座るし、食堂だろうがどこだろうが、昼も一緒にとる。
というか、登校した時点で、一緒に門を潜っている。
学校内で、二人がセットだと認識されるのも、多分すぐだろう。
ここのところ、祐也には悩みがある。
秀を押し倒したいとか、そんなことではない。いや、それもあるのだろうが。
ただ、秀が最近寝不足気味で、学校へ来ていることへの疑問だ。
秀と祐也は学校が終わったら、少し話しをして、すぐにわかれる。
特別秀が何かのバイトをしているとは、聞いていない。が、結構早くに秀は帰って行くのだ。
それなのに、次の日は寝不足。
今日も、寝不足な秀だ。
「眠そうだね」
そう言って、二人で履修科目の教室へ入ってから数分。
普段なら何かしら祐也が話しかけて、会話をしているが、どこか祐也は不機嫌そうに黙りこくっている。
寝不足を指摘され、それに対して曖昧な返事をした秀。
祐也が不機嫌になっている理由……考えてみても、秀には自分が寝不足だから、としかわからない。
毎日早くに帰る恋人が、次の日寝不足。これは、どう考えても、そこに祐也の不機嫌要素があるとしか思えなかった。
けれど、秀は祐也に説明ができない。
理由なんて簡単なことだ。自分の家業の、陰陽師としての仕事のせい。
だか、秀にはその陰陽師の仕事を、祐也には打ち明けられない。
同じ力を持っている親でさえ、自分を嫌った。もし、この力が祐也に知られたら、きっと気味が悪いと言われる、と。
祐也を失いたくないから、だからこそ、話せないでいる。大切な存在を失いたくないのだ。
失いたくないという思いは、臆病にさせる。
「秀?講義終わったよ?」
祐也に言われてハッとする。講義の内容を一切聞いていなかったし、一切ノートを取っていない。
しまった、とは思うものの、今は祐也が話しかけてくれたことに、ホッとしてしまっている秀。
ほら、行くよ?と祐也が歩き出すのに、慌てて荷物をまとめて後を追う秀。
「祐也、どこ行くんだ?」
前は、この二限目の空き時間は食堂で過ごした。
でも、祐也の足は食堂とは別の方向へと向いていて、秀は疑問を口にする。
「んー、人の少ない、またはいない場所」
そう言いながら、祐也は迷いなく足を運んでいる。
この方角には、秀も覚えがあった。
あの、裏庭だ。
まだ学校に入りたての自分たちが唯一知っている、人のいない場所。
祐也の目的はわからないが、秀には祐也と別行動をするという考えがない。
講義で別行動はあっても、他の時間は祐也と過ごす時間だと、秀は勝手に考えている。
だから、普通に祐也について歩いているが、もしかして、自分もいない方が良いのか?と秀は思う。
「秀も一緒に行くんだよ」
祐也が秀の心を見透かしたように、言葉を発してきた。
「二人でいたいから、そこに行くんだよ」
そう言って、秀の腕を掴む祐也。まるで離さないと言っているかのような、そんな仕草。
「わかった」
秀は祐也の手を振りほどかない。
出会ってから今まで、一度も振り払ったことのない手。
改めて不思議だな、と秀は祐也の手を見る。暖かい体温を持った手。でも、振り払う気なんか起きないし、どちらかと言えば、ずっと繋いでいて欲しいとまで思ってしまう祐也の手。
ベンチに座ってから、祐也は秀の腕を掴むのをやめてしまった。
どこか寂しい、と一瞬思った秀の手を、今度は祐也が普通に繋いだ。
「秀が話したくないことを、無理に聞こうとか思ってないから。ただ、心配なだけ」
繋がれた手から、暖かさが滲む。
秀は祐也を見て、それから足先を見るように俯いた。
言えないのは、俺が臆病なだけで。こんな風に祐也に、心配をかけてしまうことになるなんて、秀は思ってもいなかったのだ。
「今だけでも、少し休めたら、休みなよ。俺しかいないから」
そう言って、祐也は秀の頭を撫でる。
秀は、祐也は不機嫌ではなかったのか、と思いながらも、されるがままでいた。
祐也と二人だけでいられることは、たしかに気が休まるのだ。まるで、霊安寺にいる時のように。
「祐也は、不機嫌なんだと思ってた」
秀は疑問を口にする。祐也に、秀はとにかく何でも話すようにしなければ、と思っていた。
自分は話すことにさえ、慣れていないから。何かを思ったのなら口にする。
祐也のことであれば特に。祐也は拙い自分の言葉を、真剣にしっかりと聞いてくれるから。
「うん?ちょっとだけ、ね。ただ、そんな不安そうな秀見てたら、俺の不機嫌なんてどうでも良いなって。ただでさえ疲れてそうなのに、俺が秀を疲れさせてどうするんだ、って思ったら、さ」
自分のことを最優先に考えてくれる、祐也の言葉。秀はどう返して良いのか、わからなくなる。
曖昧な、ことしか言えない。祐也を、安心させたいけど、俺がまだ臆病だから。どうしても、家業のことが言えない秀。
「困らせたいわけじゃないって。話せる時が来たら、きっと話してくれるって。俺は秀のこと信じてるから」
些細な変化なのに、祐也は秀の変化を絶対に見落とさない。
「話せる時が来たら、ちゃんと話す」
今の秀にはそれで精一杯だった。
秀の精一杯をわかったのか、祐也は何も言わず、その時間ずっと隣に寄り添っていてくれた。
祐也の隣にいるだけで、こんなに落ち着くんだ。だから、この場所を失くしたくない。秀はそう思いながら、裕也に甘えている自分を、どこかで非難している自分がいるのにも気付いていた。
言わないで一緒にいられるなんて、そんなことは、きっと無い。いつか、俺は、祐也に気味が悪いと言われる時が、来るかもしれない。
だけど、そんな時が来るまで、この優しい時間を手離したくない……。
※
「これで、ラスト!」
もう何体目になるのかは、数えてはいない。
秀が放った光は、邪気にぶつかって、邪気を霧散させた。
一瞬後には、月明かりだけの静かな夜に戻った。
邪気の塊はもうそこにはいなくなっていた。場の正常化まで済ませて、秀はやっと一息ついた。
「三時……」
何度見返しても、携帯のデジタル時計が示す時間は、変わらないのだけれど。
これではまた、寝不足で学校へ行くことになるな、と秀はため息をついた。
どうしても、さっさと怪しい場所を失くして、時間を作りたいが為に、無理をしている自覚はある。
この場所で、今日は三か所目だ。だが、無くならないのだ。怪しい場所が。
次から次へと湧いてくるし、事務所には依頼も入るし。
事務所の依頼は、正が請け負うこともある。が、やはり自分が一番動ける身であることをわかっているから、秀自身が俺が動く、と長兄に言ってしまう。
長兄に、無理をさせたくないのだ。けど、長兄も、自分に無理をさせたくないのか、事務所に依頼が入っても、今は教えてくれやしない。
だから、秀が毎夜行っているのは、怪しい場所潰し。怪しい場があるなら、そこを早めに潰しておかないと、邪気の塊が湧いて出る。どんなことになるかわかったものではないから、早めに動くにこしたことはないのだ。
数時間後には、学校へ行かなくてはならない。
だが、ここしばらくの寝不足と、今日もずっと走りづめ、力を解放し続けたことにより、しばらく動けなさそうだと、秀は壁を背にして空を見上げる。
ここのところ、いつも以上に邪気が湧いているように感じる。
けれど、それの根源は、まだわからないままなのだ。
どうするか。どうするのが一番良いのか。虱潰しというか、もはやトカゲの尻尾切りの気分だ。
正には、こんな時間だからメールで報告した。あの長兄が、この時間起きていても驚かないけれど。でも、寝ている可能性の方が高いから。
多分、自分が部屋に戻って少しの休みを取って、学校へ行く前に事務所に寄れば会えるのだろうけど。
学校に行かなければいけない時間ギリギリまで、休んでいたい気分だから。ここの所、長兄と顔を会わせるのは、学校から帰ってからばかりだ。
気休め程度にしかならないが、事前に用意していた呪符を握りしめて、力を少しだけ体に戻す。
あぁ、そういえば、こういった呪符の使い方をするのは、自分だけだなと、ボンヤリ秀は考える。
他人を治癒する力は、兄にもあるが、自分をこうやって癒すというのは、秀だけができることだった。
俺だけ、か。
そこに何となく、自分を忌み嫌った親の理由が、あるような気がしたけれど。今のボンヤリした頭では、考えはまとまらない。
昨日、傍にいてくれた、祐也との優しい時間。
あの時間を失くしたくない。自分がしている今の仕事を、祐也に話すのは、やっぱり怖い。
あんな風に、邪気が見えて、邪気を祓えて、場の正常化までして。
すべてのことを、一人でやってのけるのは、兄弟の中でも、従兄弟も含めても、仲間内でも、俺だけ。
俺だけ、だな。
何度考えても、そう結論が出る。
気味の悪い子
母親の、あの声が聞こえた気がして、秀は頭を振って家へと走り出した。
走ればまた体力を消耗してしまうが、今はもう何も考えたくなかったのだ。
0
お気に入りに追加
69
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる