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第一章 運命の悪戯
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やってしまった、と思った。
意識を無くして、白い肌がさらに白くなっているようなルギを見て。
あちこちに、自分の残した印。
うなじには、噛み跡。
本能のままに、貪った跡しかない。
これは、気絶させても仕方ない。
最初は、ゆっくり愛していたと思う。その記憶は有る。
が、その後が、おぼろげになってしまう。
ガッツリと、貪った記憶だけ鮮明だ。
「ルギ」
呼んではみるも、返事が無いことは承知している。
湯を借りて来なければ。ルギの身体を、綺麗にして。
後は、シーツも変えなければいけないな。このままでは、ルギに安眠させられない。
領主殿に怒られる覚悟を持って、部屋を一度出ることにする。
片時も離れたくは無いが。
準備不足な自分が悪い。本能のままに、貪った自分が悪い。
だが、心の奥底は、反省の色など無く、歓喜に震えているだけなのだ。
ルギの綺麗な銀糸の髪を梳いて、ようやっと起き上がる。
コンコンコン
軽いノックがされた。
夕食後のいや、途中だったか。あの副団長が突然に屋敷に来てから、数時間。私もルギも、この部屋にこもったままだった。
屋敷の持ち主である領主殿か、使用人か。
しかし、だ。この部屋の中の匂いは、誤魔化せないので。さて、どうしたものか。
さきほどは、自分が部屋を出て、どうにかしようと思っていたので。相手から来られてしまうと、困るものだ。
「ユイス様、リカルデです。中の状態はわかっていますので、起きていられましたら、開けて頂けないでしょうか?」
扉の向こうから、声がかかる。
魔術を使って、こちらに届く様にしているな。リカルデとは、たしか執事の名前だったか。
なるほど。彼もアルファだ。
ならば、と私は扉を開けに向かった。
「ルギ様の発情期が近いことは、知っていましたがね。数時間もこもられるとは……ユイス様、ルギ様は初めてでいらしたことを、あなたならお気付きになったでしょう。あぁ、そんなに睨まれずとも、私はルギ様に近付きませんよ。ただ、隣の部屋のベッドを使える様にして来ましたので。ルギ様の身体の清浄と、衣服を着せて頂くのは、ユイス様にお任せいたします。服はお出しさせて頂きますよ。そこの戸棚までは入らせて頂きます。そうですね、清浄と服を着せるのに、二十分も有れば充分ですよね?それ以上は待ちませんよ。入らせて頂きますから。さぁ、これがルギ様の服です。では、一旦私は下がりますね」
言いたいことを言い、てきぱきと動き、彼はまた扉の外へと出て行った。
途中小言めいたことを言われた気がしたが。いや、気のせいではないな。確実に小言を言っていた。
もしかしたら、何度かこの部屋に来ていたかもしれない。
彼はルギをどうやら相当可愛がっていた様だ。
彼を今後怒らせない様に気を付けよう。
領主殿を祖父殿だとすれば、あの執事は父親殿と思うしかない。
いや、こんなことを考えている場合では無かった。
時間を区切られたことを思い出し、私はサッとルギに清浄魔術をかける。本当は、湯を借りて、身体を綺麗にした方がサッパリすることを知っている。だが、あの執事はとりあえずで清浄魔術を使えと言ったんだろう。
隣にベッドを用意したと言っていたか。そこに湯を用意していても、あの執事なら驚きはしない。
裸体を見ていると、欲望がまた頭をもたげそうで。
とくに綺麗になっているルギの身体は、駄目だ。私にとって、毒でしかない。
早く服を着せてしまおう。
ぐったりとしているルギに、また罪悪感を感じる。
そうだ、自分の欲望など、抑え込まねば。さっき執事に小言を言われたばかりだろう。
自分を戒めるのに、こんなにも労力を使うとは。
運命の相手というのは、これほどまでに自分の理性を崩してくるのかと。
恋焦がれて、ずっと欲しいと思っていた相手だ。というのは、ただの言い訳にしかならないな。
「アルファの本能は、私も理解しています。私自身何度も後悔しましたから。ですがね、ユイス様。これ以上はいけませんよ。しばらくは、反省して、ルギ様の世話のみにしてください」
二十分経ったからだろう。二十分経ったら入りますと、宣言されていたと思い出す。
執事がいつの間にか、ベッド脇に居た。
ルギに清浄魔術をかけるついでに、ベッドも清浄したが。
この部屋の匂いまでは綺麗に出来ない。その匂いにか、さきほどはしかめなかった顔を、盛大にしかめている執事。
「リカルデと言ったか。すまない。本能のままに暴走した」
ルギを抱き上げ、彼に声をかける。
「そうでしょうね。でなければ、これほどにアルファの匂いとオメガの匂いが濃い空間は無いでしょう。私の番にこの部屋には入らない様、言わなければならないほどですよ。仕方ないので、私が掃除いたしますが。あぁ、部屋は出てすぐ右です。そこではなされない様に。ルギ様の部屋に戻れる様になりましたら、またお知らせに行きます。で、す、が。ルギ様の部屋に戻れたら、して良いということでも有りませんからね」
釘を刺す執事に、私は苦笑するしかなかった。
ルギを抱きかかえ、執事に言われた部屋へと入る。
予想したとおり、そこにはちゃんと湯と布が用意されていた。
「ルギ、君は本当に愛されている存在だな。だが、君を愛しているというのは、私が一番だ。誰にも負けぬ」
ついついそんなことを呟いて。
「俺も、ユイスじゃなきゃ、嫌だから」
不意に聞こえた声に、驚いてルギを見る。
いつの間に目が覚めたのか。
パチパチと瞬きをしているのは、部屋が変わっているからか。明るい部屋だから、カーテンを閉めておけば良かったと今更思う。
かすれている声は、数刻前のことを、思い出させる。
リカルデは出来た執事だ。しっかりと水差しにコップも用意されている。
もしかしたら、用意したのはリカルデの番である可能性も有るが。
「ルギ、まず水を飲もう」
自分の罪悪感が増してくる、ルギの声。
だがそれ以上に、さらにルギが欲しいと思ってしまう声でも有る。
ルギの上体を起こして、私にもたれさせ、水差しからコップに移した冷たい水をルギに飲ませる。
ルギは力が入らないのか、私にされるがままだ。私にもたれかかって、私が少し傾けるコップから水をゆっくりと飲む。
コップ一杯を飲んで、ほうっと息を吐いたルギ。
「すまない。無理をさせた」
さらに水がいるか?と聞きつつ、ルギに謝る。
「水はもう要らない。大丈夫。え、なんでユイスが謝るんだ?俺だって……えと、その……ユイスが欲しいって言ったのは、俺なんだけど」
恥ずかしかったのか、目が泳いでいる。
それでも、そうキッパリと言えるルギには、本当に私はかなわないと思う。
「あぁ、私は本当に、もうルギを手放せない。こんなに愛おしい存在を、手放せと言われたら、私は自害するしかない」
「ちょ、え、何でそんなことになるんだ?!飛躍し過ぎだろ?誰もそんなこと言ってない」
慌てたルギは、本当に可愛いと思う。
たしかにそう言われてはいないし、言われたとしても私はその言葉に従う気もないのだが。
「それくらいルギを愛している、という意味だ」
「お、俺も、その……ユイスのこと、好きだ」
私の言葉に、返してもらえるという嬉しさ。
抱き締める腕に、力がこもっても、仕方ないだろう?
「ゴホン。失礼します。ルギ様、起きられた様で何よりです。ですが、無理はなさらぬ様にお願い致します。特にユイス様に関して。部屋の清掃が済みましたので、ご報告に。普段使われない部屋より、本来の部屋の方が、ルギ様は休まれるでしょう」
いきなり現れたリカルデに、ルギが面白いほど驚いて身体を跳ねさせた。
無理をさせたのは、今回リカルデの方だろうと、睨み付ける。身体を動かすのも辛そうなのに、何をしてくれる、と。
「ルギ様のその状態は、ユイス様のせいでしょう。では、私はこれで」
それだけ言って、リカルデは出て行った。
「ユイス、部屋、戻りたい」
ルギの願いは、どんなことだろうと叶える。
部屋を移りたいなど、簡単な願いだ。
「ね、ユイス。ずっと傍に居て」
抱き上げた私の耳元に、小さく囁いたルギ。
あぁ、私をどれほど溺れさせれば、ルギは気が済むのだろう。
「嫌だと言っても、離れてはやらない。ルギは私のモノだ。そして私はルギのモノだ」
ルギに対抗するように、ルギの耳元に囁き返してやる。
幸せだと思えるのは、ルギの笑顔がすぐ近くに有るからだろう。
これからも、私はこのルギの笑顔を守る。そう誓った。
意識を無くして、白い肌がさらに白くなっているようなルギを見て。
あちこちに、自分の残した印。
うなじには、噛み跡。
本能のままに、貪った跡しかない。
これは、気絶させても仕方ない。
最初は、ゆっくり愛していたと思う。その記憶は有る。
が、その後が、おぼろげになってしまう。
ガッツリと、貪った記憶だけ鮮明だ。
「ルギ」
呼んではみるも、返事が無いことは承知している。
湯を借りて来なければ。ルギの身体を、綺麗にして。
後は、シーツも変えなければいけないな。このままでは、ルギに安眠させられない。
領主殿に怒られる覚悟を持って、部屋を一度出ることにする。
片時も離れたくは無いが。
準備不足な自分が悪い。本能のままに、貪った自分が悪い。
だが、心の奥底は、反省の色など無く、歓喜に震えているだけなのだ。
ルギの綺麗な銀糸の髪を梳いて、ようやっと起き上がる。
コンコンコン
軽いノックがされた。
夕食後のいや、途中だったか。あの副団長が突然に屋敷に来てから、数時間。私もルギも、この部屋にこもったままだった。
屋敷の持ち主である領主殿か、使用人か。
しかし、だ。この部屋の中の匂いは、誤魔化せないので。さて、どうしたものか。
さきほどは、自分が部屋を出て、どうにかしようと思っていたので。相手から来られてしまうと、困るものだ。
「ユイス様、リカルデです。中の状態はわかっていますので、起きていられましたら、開けて頂けないでしょうか?」
扉の向こうから、声がかかる。
魔術を使って、こちらに届く様にしているな。リカルデとは、たしか執事の名前だったか。
なるほど。彼もアルファだ。
ならば、と私は扉を開けに向かった。
「ルギ様の発情期が近いことは、知っていましたがね。数時間もこもられるとは……ユイス様、ルギ様は初めてでいらしたことを、あなたならお気付きになったでしょう。あぁ、そんなに睨まれずとも、私はルギ様に近付きませんよ。ただ、隣の部屋のベッドを使える様にして来ましたので。ルギ様の身体の清浄と、衣服を着せて頂くのは、ユイス様にお任せいたします。服はお出しさせて頂きますよ。そこの戸棚までは入らせて頂きます。そうですね、清浄と服を着せるのに、二十分も有れば充分ですよね?それ以上は待ちませんよ。入らせて頂きますから。さぁ、これがルギ様の服です。では、一旦私は下がりますね」
言いたいことを言い、てきぱきと動き、彼はまた扉の外へと出て行った。
途中小言めいたことを言われた気がしたが。いや、気のせいではないな。確実に小言を言っていた。
もしかしたら、何度かこの部屋に来ていたかもしれない。
彼はルギをどうやら相当可愛がっていた様だ。
彼を今後怒らせない様に気を付けよう。
領主殿を祖父殿だとすれば、あの執事は父親殿と思うしかない。
いや、こんなことを考えている場合では無かった。
時間を区切られたことを思い出し、私はサッとルギに清浄魔術をかける。本当は、湯を借りて、身体を綺麗にした方がサッパリすることを知っている。だが、あの執事はとりあえずで清浄魔術を使えと言ったんだろう。
隣にベッドを用意したと言っていたか。そこに湯を用意していても、あの執事なら驚きはしない。
裸体を見ていると、欲望がまた頭をもたげそうで。
とくに綺麗になっているルギの身体は、駄目だ。私にとって、毒でしかない。
早く服を着せてしまおう。
ぐったりとしているルギに、また罪悪感を感じる。
そうだ、自分の欲望など、抑え込まねば。さっき執事に小言を言われたばかりだろう。
自分を戒めるのに、こんなにも労力を使うとは。
運命の相手というのは、これほどまでに自分の理性を崩してくるのかと。
恋焦がれて、ずっと欲しいと思っていた相手だ。というのは、ただの言い訳にしかならないな。
「アルファの本能は、私も理解しています。私自身何度も後悔しましたから。ですがね、ユイス様。これ以上はいけませんよ。しばらくは、反省して、ルギ様の世話のみにしてください」
二十分経ったからだろう。二十分経ったら入りますと、宣言されていたと思い出す。
執事がいつの間にか、ベッド脇に居た。
ルギに清浄魔術をかけるついでに、ベッドも清浄したが。
この部屋の匂いまでは綺麗に出来ない。その匂いにか、さきほどはしかめなかった顔を、盛大にしかめている執事。
「リカルデと言ったか。すまない。本能のままに暴走した」
ルギを抱き上げ、彼に声をかける。
「そうでしょうね。でなければ、これほどにアルファの匂いとオメガの匂いが濃い空間は無いでしょう。私の番にこの部屋には入らない様、言わなければならないほどですよ。仕方ないので、私が掃除いたしますが。あぁ、部屋は出てすぐ右です。そこではなされない様に。ルギ様の部屋に戻れる様になりましたら、またお知らせに行きます。で、す、が。ルギ様の部屋に戻れたら、して良いということでも有りませんからね」
釘を刺す執事に、私は苦笑するしかなかった。
ルギを抱きかかえ、執事に言われた部屋へと入る。
予想したとおり、そこにはちゃんと湯と布が用意されていた。
「ルギ、君は本当に愛されている存在だな。だが、君を愛しているというのは、私が一番だ。誰にも負けぬ」
ついついそんなことを呟いて。
「俺も、ユイスじゃなきゃ、嫌だから」
不意に聞こえた声に、驚いてルギを見る。
いつの間に目が覚めたのか。
パチパチと瞬きをしているのは、部屋が変わっているからか。明るい部屋だから、カーテンを閉めておけば良かったと今更思う。
かすれている声は、数刻前のことを、思い出させる。
リカルデは出来た執事だ。しっかりと水差しにコップも用意されている。
もしかしたら、用意したのはリカルデの番である可能性も有るが。
「ルギ、まず水を飲もう」
自分の罪悪感が増してくる、ルギの声。
だがそれ以上に、さらにルギが欲しいと思ってしまう声でも有る。
ルギの上体を起こして、私にもたれさせ、水差しからコップに移した冷たい水をルギに飲ませる。
ルギは力が入らないのか、私にされるがままだ。私にもたれかかって、私が少し傾けるコップから水をゆっくりと飲む。
コップ一杯を飲んで、ほうっと息を吐いたルギ。
「すまない。無理をさせた」
さらに水がいるか?と聞きつつ、ルギに謝る。
「水はもう要らない。大丈夫。え、なんでユイスが謝るんだ?俺だって……えと、その……ユイスが欲しいって言ったのは、俺なんだけど」
恥ずかしかったのか、目が泳いでいる。
それでも、そうキッパリと言えるルギには、本当に私はかなわないと思う。
「あぁ、私は本当に、もうルギを手放せない。こんなに愛おしい存在を、手放せと言われたら、私は自害するしかない」
「ちょ、え、何でそんなことになるんだ?!飛躍し過ぎだろ?誰もそんなこと言ってない」
慌てたルギは、本当に可愛いと思う。
たしかにそう言われてはいないし、言われたとしても私はその言葉に従う気もないのだが。
「それくらいルギを愛している、という意味だ」
「お、俺も、その……ユイスのこと、好きだ」
私の言葉に、返してもらえるという嬉しさ。
抱き締める腕に、力がこもっても、仕方ないだろう?
「ゴホン。失礼します。ルギ様、起きられた様で何よりです。ですが、無理はなさらぬ様にお願い致します。特にユイス様に関して。部屋の清掃が済みましたので、ご報告に。普段使われない部屋より、本来の部屋の方が、ルギ様は休まれるでしょう」
いきなり現れたリカルデに、ルギが面白いほど驚いて身体を跳ねさせた。
無理をさせたのは、今回リカルデの方だろうと、睨み付ける。身体を動かすのも辛そうなのに、何をしてくれる、と。
「ルギ様のその状態は、ユイス様のせいでしょう。では、私はこれで」
それだけ言って、リカルデは出て行った。
「ユイス、部屋、戻りたい」
ルギの願いは、どんなことだろうと叶える。
部屋を移りたいなど、簡単な願いだ。
「ね、ユイス。ずっと傍に居て」
抱き上げた私の耳元に、小さく囁いたルギ。
あぁ、私をどれほど溺れさせれば、ルギは気が済むのだろう。
「嫌だと言っても、離れてはやらない。ルギは私のモノだ。そして私はルギのモノだ」
ルギに対抗するように、ルギの耳元に囁き返してやる。
幸せだと思えるのは、ルギの笑顔がすぐ近くに有るからだろう。
これからも、私はこのルギの笑顔を守る。そう誓った。
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