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醜いアヒルの子はお人形
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「こんばんは、在原様」
「こんばんは、夕さん。美雪ちゃん」
美雪の祖母が次に挨拶したのは美雪と春菜が通っていた学園の経営者一族、在原氏だった。美雪の父親より少し歳下である彼は厳つい髭を生やしているが、人柄はいたって温厚。どちらかと言えば、その温厚な性格で侮られない為に髭を生やしているような人物だ。
そして、美雪のことを気にかけてくれている人物でもある。それは家業が教育に関わっているせいか、それ以外のものであるのか、美雪にはわからない。
「こんばんは、在原様」
美雪の返事に在原は目を細める。
「美雪ちゃん。『在原のおじさん』で良いといつも言っているのに、他人行儀じゃないか」
在原にそう言われて、幼かった美雪は素直に従ってしまったことがある。
その後は大変だった。ようやく家に帰ったところで、美雪は頬を叩かれ、「二度と勝手に返事をするんじゃない!」と祖母に怒鳴られた。
幼心に美雪は祖母に従わなければいけないと言うことを思い知った。
「でも・・・」
美雪がチラリと横目で祖母を窺うと案の定、険しい表情をしている。
挨拶くらいだと受け流せと言うことらしい。
初めて呼ばれて以降、頑なに『在原様』と呼ぶ美雪に在原は懲りずに『おじさん』と呼ばせようとしている。それが一つのお遊びなのかどうか、美雪にはわからない。
ただ、在原がいつも気にかけてくれているのはわかる。
そして、祖母が在原の姿を見かければ必ず自分から挨拶をするのも知っている。
在原は美雪の通っていた政財界人の子弟が通う学園の経営者一族と言うことから、様々な分野に人脈を持っている。学園の在校生や卒業生、その保護者との繋がりから、在原の下には情報が集まりやすく、社交界の中で排除できない影響力がある。
家の規模や歴史から見れば祖母が気にかけない相手かもしれないが、無碍にはできない相手だと言うことだ。
「美雪ちゃんは小さな頃からお人形さんみたいで、普通の子みたいに騒がしくないから特別に『在原のおじさん』って呼んでいいからね」
美雪は確かに幼い頃から祖母の付き人をさせられていたがそれは例外中の例外だ。
個人的なパーティーでもない限り、子どもを社交的なパーティーに連れてくるのは常識がないとされている。美雪のような例外を除いて、中学生以下の子どもは社交パーティーに出させてもらうことができない。
祖母は幼い美雪を連れ歩くことではじめこそ顰蹙を買っていたが、美雪があまりにも大人しい為にそれは容認されるようになった。逆に、美雪の真似をさせようとした子どもが騒ぎを起こした時や、美雪のように大人しくできない若者を躾ける時に引き合いに出される始末だ。
「いえ、あの、その・・・」
同じことを顔を合わせるたびに言われても、在原のペースに乗せられて美雪は毎回うまく答えられない。
在原だけはいつもそうだ。その理由は在原に悪意がないからかもしれないが、そろそろ返事しづらいことだと気付いて、言わないで欲しい。
「まだ呼んでくれないか。それより、『お義父さん』と呼んでくれるほうが早いかもしれないな」
「お、『お義父さん』?」
思いもよらない新手の切り口に、美雪は思わずオウム返しをしてしまう。
『おじさん』から『お義父さん』への格違いの変更に、美雪の頭は付いていかない。
「ほら、呼んでくれた」
混乱して目を白黒させている美雪の様子に在原はご満悦のようだ。満面の笑みが美雪には恨めしい。
「?!」
美雪は慌てて口を手で抑える。
祖母の様子を窺うと、ギロリと睨まれる。
また失態をしてしまったらしい。
美雪の気持ちは沈んだ。
在原は好人物なのだが、付き人兼秘書と言う美雪の立場を考えない言動の人物でもある。
折角、美雪が祖母のお眼鏡に叶った言動を心掛けていても、毎回のように在原との会話で祖母の気に障る結果が引き出される。
避けられない人物でなければ、祖母が美雪に嫌がらせで在原に話しかけているのかと美雪は思うくらいだ。
「美雪ちゃんは私に息子がいることは知っているね。社交界に出す前に婚約だけはさせておきたくてねえ。息子が発案したモデル校の第一期卒業生がなかなか出来が良くて、あちこちで話題になっているんだ。社交界デビューしたばかりの息子に変に群がられても困るから、美雪ちゃんと婚約させておきたかったんだけど、駄目かな?」
美雪が知っていることと言えば、在原の息子・一二三はまだ中学に上がったばかりだと言うこと。
つまり、学校を設立する準備もあったことから、一二三がその学校を発案したのは小学生になるかならないかという年齢だ。そんな年齢の息子の案を実現化してしまう在原はすごい親馬鹿なのかもしれない。
「息子さんと言うと、一二三くんが?」
これ以上、失言をさせないように祖母が代わりに対応するのを美雪は見ているしかない。これはいつもの流れだ。
「ええ。美雪ちゃんともう少し歳が近かったら、今頃は一二三の婚約者にできたのに」
「一二三くんはまだ中学生だから仕方ありませんよ。美雪とは歳が離れすぎています」
「大人になってしまえば十歳ぐらいの差なんか関係ないじゃないですか」
「それに未だに親が婚約を整えるなんて時代遅れですよ」
仮の婚約も含めて婚約者がいる人物は美雪が学園に通っている時にもいた。
時代にあっていないと祖母は言うが、祖母の言う親の整えていない婚約の相手も、学園に通っているか、こういった社交パーティーに出席していることが前提条件になってくる。
「そうは言えないのが我々、でしょう?」
「確かにね」
暗黙のルールと言うものがわからない人間に引っ掻き回されるのを許せるほど寛大な人間は社交界にはいない。
社交界には社交界の、明文化されていないルールがあり、それを破ることは眉を顰められる行為で、気付かないうちに社交界から締め出されてしまうのだ。締め出されてしまっても、自分たちで好きなように人脈を広げていくこともできる。
しかし、暗黙のルールと言うものはどこにでも生まれる。
ルールを破ったが為に完璧に追い出される機会を狙われるか、自分たちのルールに合わない新参者を今度は締め出すほうに回って追い出される機会を与えるか、このどちらかしかない。
と、なると同じルールで生きている家同士で婚姻を結ぶのが普通だ。
既に用意された相手の中から選ぶ恋愛結婚は親が決めた相手と大差ない。
「こんばんは、夕さん。美雪ちゃん」
美雪の祖母が次に挨拶したのは美雪と春菜が通っていた学園の経営者一族、在原氏だった。美雪の父親より少し歳下である彼は厳つい髭を生やしているが、人柄はいたって温厚。どちらかと言えば、その温厚な性格で侮られない為に髭を生やしているような人物だ。
そして、美雪のことを気にかけてくれている人物でもある。それは家業が教育に関わっているせいか、それ以外のものであるのか、美雪にはわからない。
「こんばんは、在原様」
美雪の返事に在原は目を細める。
「美雪ちゃん。『在原のおじさん』で良いといつも言っているのに、他人行儀じゃないか」
在原にそう言われて、幼かった美雪は素直に従ってしまったことがある。
その後は大変だった。ようやく家に帰ったところで、美雪は頬を叩かれ、「二度と勝手に返事をするんじゃない!」と祖母に怒鳴られた。
幼心に美雪は祖母に従わなければいけないと言うことを思い知った。
「でも・・・」
美雪がチラリと横目で祖母を窺うと案の定、険しい表情をしている。
挨拶くらいだと受け流せと言うことらしい。
初めて呼ばれて以降、頑なに『在原様』と呼ぶ美雪に在原は懲りずに『おじさん』と呼ばせようとしている。それが一つのお遊びなのかどうか、美雪にはわからない。
ただ、在原がいつも気にかけてくれているのはわかる。
そして、祖母が在原の姿を見かければ必ず自分から挨拶をするのも知っている。
在原は美雪の通っていた政財界人の子弟が通う学園の経営者一族と言うことから、様々な分野に人脈を持っている。学園の在校生や卒業生、その保護者との繋がりから、在原の下には情報が集まりやすく、社交界の中で排除できない影響力がある。
家の規模や歴史から見れば祖母が気にかけない相手かもしれないが、無碍にはできない相手だと言うことだ。
「美雪ちゃんは小さな頃からお人形さんみたいで、普通の子みたいに騒がしくないから特別に『在原のおじさん』って呼んでいいからね」
美雪は確かに幼い頃から祖母の付き人をさせられていたがそれは例外中の例外だ。
個人的なパーティーでもない限り、子どもを社交的なパーティーに連れてくるのは常識がないとされている。美雪のような例外を除いて、中学生以下の子どもは社交パーティーに出させてもらうことができない。
祖母は幼い美雪を連れ歩くことではじめこそ顰蹙を買っていたが、美雪があまりにも大人しい為にそれは容認されるようになった。逆に、美雪の真似をさせようとした子どもが騒ぎを起こした時や、美雪のように大人しくできない若者を躾ける時に引き合いに出される始末だ。
「いえ、あの、その・・・」
同じことを顔を合わせるたびに言われても、在原のペースに乗せられて美雪は毎回うまく答えられない。
在原だけはいつもそうだ。その理由は在原に悪意がないからかもしれないが、そろそろ返事しづらいことだと気付いて、言わないで欲しい。
「まだ呼んでくれないか。それより、『お義父さん』と呼んでくれるほうが早いかもしれないな」
「お、『お義父さん』?」
思いもよらない新手の切り口に、美雪は思わずオウム返しをしてしまう。
『おじさん』から『お義父さん』への格違いの変更に、美雪の頭は付いていかない。
「ほら、呼んでくれた」
混乱して目を白黒させている美雪の様子に在原はご満悦のようだ。満面の笑みが美雪には恨めしい。
「?!」
美雪は慌てて口を手で抑える。
祖母の様子を窺うと、ギロリと睨まれる。
また失態をしてしまったらしい。
美雪の気持ちは沈んだ。
在原は好人物なのだが、付き人兼秘書と言う美雪の立場を考えない言動の人物でもある。
折角、美雪が祖母のお眼鏡に叶った言動を心掛けていても、毎回のように在原との会話で祖母の気に障る結果が引き出される。
避けられない人物でなければ、祖母が美雪に嫌がらせで在原に話しかけているのかと美雪は思うくらいだ。
「美雪ちゃんは私に息子がいることは知っているね。社交界に出す前に婚約だけはさせておきたくてねえ。息子が発案したモデル校の第一期卒業生がなかなか出来が良くて、あちこちで話題になっているんだ。社交界デビューしたばかりの息子に変に群がられても困るから、美雪ちゃんと婚約させておきたかったんだけど、駄目かな?」
美雪が知っていることと言えば、在原の息子・一二三はまだ中学に上がったばかりだと言うこと。
つまり、学校を設立する準備もあったことから、一二三がその学校を発案したのは小学生になるかならないかという年齢だ。そんな年齢の息子の案を実現化してしまう在原はすごい親馬鹿なのかもしれない。
「息子さんと言うと、一二三くんが?」
これ以上、失言をさせないように祖母が代わりに対応するのを美雪は見ているしかない。これはいつもの流れだ。
「ええ。美雪ちゃんともう少し歳が近かったら、今頃は一二三の婚約者にできたのに」
「一二三くんはまだ中学生だから仕方ありませんよ。美雪とは歳が離れすぎています」
「大人になってしまえば十歳ぐらいの差なんか関係ないじゃないですか」
「それに未だに親が婚約を整えるなんて時代遅れですよ」
仮の婚約も含めて婚約者がいる人物は美雪が学園に通っている時にもいた。
時代にあっていないと祖母は言うが、祖母の言う親の整えていない婚約の相手も、学園に通っているか、こういった社交パーティーに出席していることが前提条件になってくる。
「そうは言えないのが我々、でしょう?」
「確かにね」
暗黙のルールと言うものがわからない人間に引っ掻き回されるのを許せるほど寛大な人間は社交界にはいない。
社交界には社交界の、明文化されていないルールがあり、それを破ることは眉を顰められる行為で、気付かないうちに社交界から締め出されてしまうのだ。締め出されてしまっても、自分たちで好きなように人脈を広げていくこともできる。
しかし、暗黙のルールと言うものはどこにでも生まれる。
ルールを破ったが為に完璧に追い出される機会を狙われるか、自分たちのルールに合わない新参者を今度は締め出すほうに回って追い出される機会を与えるか、このどちらかしかない。
と、なると同じルールで生きている家同士で婚姻を結ぶのが普通だ。
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