翠碧色の虹

T.MONDEN

文字の大きさ
上 下
53 / 137

随筆十七:似てる!似てない?

しおりを挟む

心桜「つっちゃー! こんちわー!」
七夏「あ、ここちゃー☆ いらっしゃいです☆」
心桜「ねねっ! つっちゃー知ってる!? 今さ、めだかがちょっと人気みたいだよ!」
七夏「めだかさん? ・・・お笑い芸人さん?」
心桜「いや、そっちも人気だけど、そうじゃなくて、魚の方!!」
七夏「あ、歌にもあるめだかさん♪」
心桜「歌?」
七夏「はい☆ 『めだかの学校』って♪」
心桜「あー。学校の音楽の授業でも歌ったよね~」
七夏「はい♪」
心桜「め~だ~か~の学校は~♪」
心桜&七夏「川の~中~♪」
心桜&七夏「そ~っと覗いて見てごらん♪」
七夏「そ~っと覗いて・・・って、どしたの? ここちゃー?」
心桜「・・・・・」
七夏「???」
心桜「キャー覗きぃー!!!」
七夏「ひゃっ!」
心桜「・・・って、ならない?」
七夏「えっと・・・」
心桜「覗きは駄目だよね~」
七夏「その・・・」
心桜「やっぱ、ここは正々堂々と---」
笹夜「もっと駄目です!」
心桜「おわっ!!」
七夏「笹夜先輩! こんにちわです☆」
心桜「あーびっくりした。こんちわ! 笹夜先パイ!」
笹夜「はい♪ こんにちわ♪」
心桜「そ~っと覗くから駄目なんだよね~。なんか別の言い方で良いの無いかなー」
七夏「そーっと優しく・・・って、言うのはどうかな?」
心桜「それだ! さすが文芸部!」
笹夜「そ~っと眺めて見てごらん♪ はどうかしら?」
心桜「おぉー綺麗・・・だけど、何か片想いみたいだね~」
七夏「・・・・・」
心桜「ん? どしたの? つっちゃー?」
七夏「えっと・・・」
笹夜「心桜さんっ!」
心桜「わ、分かってるって! 笹夜先パイ!!」
笹夜「その『パイ』だけカタカナなのは、何か意味があるのかしら?」
心桜「なっ、なんでカタカナって分かんの!? 対ステルスレーダーか!?」
笹夜「なんか『パイ』だけ強調されてるような気がして・・・」
心桜「んー確かに『パイ』だけ強調されてるよね~」
笹夜「な、何かしら? こ、心桜さん!?」
心桜「視線の先には・・・って事で、いただきまーす!!」
笹夜「え!?」
七夏「笹夜先輩もどうぞです♪」
笹夜「まあ! アップルパイ!」

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

心桜「あたしさー、めだかに似てるって言われた事あるんだよねー」
七夏「え!? そうなの?」
笹夜「小柄で、素早く、元気なところ・・・かしら?」
心桜「さすが! 笹夜先パイッ!!」
笹夜「まだ、それ続けるのかしら?」
心桜「あはは! んでもさ、めだかに似てるって言われても、なんか微妙なんだよねー」
七夏「ここちゃーは、誰に似てると嬉しいのかな?」
心桜「あたしは誰に似てるかな? ここで、ご注意!!」
七夏「え!?」
心桜「これから先、今回の随筆内で異世界のキャラクターと同じ名前が登場しても、それは同姓同名って事で、私たちの世界とは直接関係無い事を、お断りしておきますっ!」
笹夜「心桜さん、手堅いですね♪」
七夏「えっと・・・どゆこと!?」
心桜「まあ、似てると思うキャラクターを自由に言えるように呪文を唱えたって事! だから、あたしに似ていると思うキャラクターを自由に言ってみてよ!」
七夏「はい☆ 『西住みほ』さん☆」
心桜「おっ! ガルパンのヒロインさんか! 確かに似ているかも! これはめだかより遥かに嬉しいね~」
笹夜「『平沢ゆい』さん♪ かしら?」
心桜「なるほど! けいおんのヒロインさんか! 似てるって言われると嬉しいね!」
七夏「くすっ☆」
心桜「笹夜先輩は『司波深雪』殿に似てます! 魔法科高校~の!」
笹夜「まあ! 光栄です♪」
心桜「本日、3月25日は、司波深雪殿のお誕生日だそうです! おめでとう!」
七夏&笹夜「お誕生日、おめでとうございます♪」
心桜「つっちゃーは? 笹夜先輩!」
七夏「笹夜先輩はアリスさん☆」
心桜「え!? アリスさん!?」
七夏「えっと『神様のメモ帳』のアリスさん☆」
笹夜「まあ♪ 嬉しいです♪」
心桜「長い黒髪、白い肌、確かに共通点は多いね! つっちゃーは・・・」
七夏「え!? 私?」
心桜「グレーから青系の長い髪の人か・・・」
七夏「髪で決まるの?」
心桜「髪の持つ印象は大きいからねっ! ・・・って居る?」
笹夜「えーっと・・・」
心桜「ちょっと検索かけてみようか! 灰髪ロング、青髪ロング・・・見つからないなぁ」
七夏「無理に探さなくても・・・」
心桜「きっと、似ている人が居るはず! これは原作者の妨害工作か!?」
笹夜「確かに、なかなか見つからないですね」
心桜「おかしいなぁ。こうなったら、オンラインゲームとかで、キャラクターを作ってみますかっ!」
笹夜「それですと、そのキャラクターさんが、七夏ちゃんに似ているという事になります」
心桜「あ、そっか! つっちゃーは誰かに似てるって言われた事ない?」
七夏「えっと、お母さんに似ているって言われます☆」
心桜「・・・・・あ、あはは・・・お母さん・・・凪咲さんね・・・」
笹夜「確かに、似ていますね♪」
心桜「そうなんだけど、それじゃ、今のところ、あたしたち以外分かんないよ!」
七夏「ひゃっ☆」
心桜「おーいっ! 原作者! 凪咲さんの絵も描けよー!」
七夏「???」
心桜「・・・っと、圧力をかけておく! ついでに、本編の続きも早くしろよー!」
笹夜「こ、心桜さんっ!」
心桜「でもさ。そろそろ、あたしたちだけではカバーしきれないよ。現状、時が止まってる事になってるからね」
七夏「私は、のんびりできて、いいなと思ってます☆」
笹夜「確かに楽しい一時は長く続く方が良いですね♪」
心桜「さ、笹夜先輩! ここは、バシッ! っと決めてくださるのかと思ったのにぃ~」
笹夜「す、すみません」
心桜「まあ、いいや。さて皆さん! つっちゃーが頑張る『翠碧色の虹』本編はこちら!」
心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_frma_a.htm」
心桜「でで、あたしたち『ココナッツ』宛てのお便りはこちら!」
心桜「http://nanatsuiro.my.coocan.jp/nnt_suiheki_novel.htm#QUESTIONNAIRE」
笹夜「心桜さん、しっかりとしていますね♪」
心桜「まあねっ! 定期宣伝も大切なんだよ!」
七夏「えっと、どうぞよろしくお願いいたします☆」
心桜「あたしが舵取りしないと、どうにも事が進まないからね」
七夏「ここちゃー☆ 頼りにしてます☆」
笹夜「七夏ちゃんと同じく♪」
心桜「(この二人、甘い物食べると、脳まで溶けるのか?)」

随筆十七 完

------------

随筆十七をお読みくださり、ありがとうございました!
本編の方も、どうぞよろしくお願い申しあげます!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

腐っている侍女

桃井すもも
恋愛
私は腐っております。 腐った侍女でございます。 腐った眼(まなこ)で、今日も麗しの殿下を盗み視るのです。 出来過ぎ上司の侍従が何やらちゃちゃを入れて来ますが、そんなの関係ありません。 短編なのに更に短めです。   内容腐り切っております。 お目汚し確実ですので、我こそは腐ってみたいと思われる猛者読者様、どうぞ心から腐ってお楽しみ下さい。 昭和のネタが入るのはご勘弁。 ❇相変わらずの100%妄想の産物です。 ❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた、妄想スイマーによる寝物語です。 疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。 ❇例の如く、鬼の誤字脱字を修復すべく激しい微修正が入ります。 「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さい。

【ガチ恋プリンセス】これがVtuberのおしごと~後輩はガチで陰キャでコミュ障。。。『ましのん』コンビでトップVtuberを目指します!

夕姫
ライト文芸
Vtuber事務所『Fmすたーらいぶ』の1期生として活動する、清楚担当Vtuber『姫宮ましろ』。そんな彼女にはある秘密がある。それは中の人が男ということ……。 そんな『姫宮ましろ』の中の人こと、主人公の神崎颯太は『Fmすたーらいぶ』のマネージャーである姉の神崎桃を助けるためにVtuberとして活動していた。 同じ事務所のライバーとはほとんど絡まない、連絡も必要最低限。そんな生活を2年続けていたある日。事務所の不手際で半年前にデビューした3期生のVtuber『双葉かのん』こと鈴町彩芽に正体が知られて…… この物語は正体を隠しながら『姫宮ましろ』として活動する主人公とガチで陰キャでコミュ障な後輩ちゃんのVtuberお仕事ラブコメディ ※2人の恋愛模様は中学生並みにゆっくりです。温かく見守ってください ※配信パートは在籍ライバーが織り成す感動あり、涙あり、笑いありw箱推しリスナーの気分で読んでください AIイラストで作ったFA(ファンアート) ⬇️ https://www.alphapolis.co.jp/novel/187178688/738771100 も不定期更新中。こちらも応援よろしくです

ワンポイント〜女子プロ野球選手・立花楓の記録〜

弥生倫
ライト文芸
【女子プロ野球選手、誕生。IFを描いた本格(?)野球小説!】 日本プロ野球に、女子選手の登録が認められた。 そして、いつしかプロ野球チームに女子選手が所属するのが当たり前となった時代。 彼女達の実際は、人気集めのアイドル、マスコット的な役割のみを求められるのが現状だった。 そんな中、超弱小球団・湘南ドルフィンズの新監督に就任したリッキー・ホワイトランが、ドラフト会議で女子選手に異例の上位指名を行う。 彼女の名は「立花楓・22歳」。 これは、プロ野球選手のアイデンティティを変えた、一人の女子の記録である。 ※本作品は他サイトとマルチ投稿しています。

レイとアイラの異世界雪山生活

霧ちゃん→霧聖羅
ファンタジー
高校二年の林間学校の最中に、バンガローへ続く道から落ちたアイラを助けようとしたレイは、不思議な声を聞く。 その上、目が覚めると暗闇の中!? しかも、外は極寒の地とか…… レイはこの、訳の分からない状況を生き抜くことが出来るのか? カクヨムさんに、別のペンネームで先行投稿しています。 追いつくまでは、朝7時・お昼12時・夜7時の3回更新します。

デブよ、さらば!

daisysacky
ライト文芸
30代、子持ち。パートタイマー空美。毎朝、体重計にのっては、タメ息。このところ、増加傾向のこの体! どうにかせねば! と、悪戦苦闘するも、そうは問屋が下ろさない。はてさて、彼女の運命やいかに!

悪役令嬢は修道院を目指しますーなのに、過剰な溺愛が止まりません

藤原遊
恋愛
『運命をやり直す悪役令嬢は、やがて愛されすぎる』 「君がどんな道を選ぼうとも、俺は君を信じ続ける。」 処刑された悪役令嬢――それがリリアナ・ヴァレンシュタインの最期だった。 しかし、神の気まぐれで人生をやり直すチャンスを得た彼女は、自らの罪を悔い、穏やかに生きる道を選ぶ。修道女として婚約を解消する未来を望んだはずが、彼女の変化を見た周囲は「何が彼女をそこまで追い詰めたのか」と深く誤解し、過保護と溺愛を隠さなくなっていく。 「俺が守る。君が守りたいものすべてを、俺も守る。」 そんな中、婚約者のルシアン殿下もまた彼女を見守り続ける。冷静沈着な王太子だった彼は、いつしか彼女のために剣を振るい、共に未来を築きたいと願うようになっていた。 やがてリリアナは、王国を揺るがす陰謀に巻き込まれながらも、それを乗り越える力を得る。そして最後に殿下から告げられた言葉――。 「リリアナ、俺と結婚してくれ。」 「わたくしでよろしければ、喜んでお受けします。」 繰り返される困難を経て、彼女が辿り着いたのは溺愛たっぷりのハッピーエンドだった。

◆青海くんを振り向かせたいっ〜水野泉の恋愛事情

青海
ライト文芸
好きで好きで仕方ないのに、わたしには彼のそばにいることしかできない…。

夜紅譚

黒蝶
ライト文芸
折原詩乃(おりはらしの)は、烏合学園大学部へと進学した。 殆どの仲間が知らない、ある秘密を抱えて。 時を同じくして、妹の穂乃(みの)が中等部へ入学してくる。 詩乃の後を継ぎ、監査部部長となった岡副陽向(おかぞえひなた)。 少し環境は変わったものの、影で陽向を支える木嶋桜良(きじまさくら)。 教師として見守ると同時に、仲間として詩乃の秘密を知る室星。 室星の近くで日々勉強を続ける流山瞬(ながやましゅん)。 妖たちから夜紅と呼ばれ、時には恐れられ時には慕われてきた詩乃が、共に戦ってきた仲間たちと新たな脅威に立ち向かう。 ※本作品は『夜紅の憲兵姫』の続篇です。 こちらからでも楽しめるよう書いていきますが、『夜紅の憲兵姫』を読んでからの方がより一層楽しんでいただけると思います。 ※詩乃視点の話が9割を越えると思いますが、時々別の登場人物の視点の話があります。

処理中です...