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第1話「出会い?出逢い?邪神との邂逅 (カイコウ)」
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澪菜「…ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙…家事掃除洗濯面倒臭い…」
両親とは
『ちゃんと家事して、健康に気をつけて…エトセトラ』
という約束に、『任せて☆出来るよ私☆』と
見栄を張って晴れて一人暮らしを始めることが出来たわけですが……。
本棚には本とは全く関係のないプリント類が置かれ、リビングの机にはいつの日か自動販売機で買ったであろう天然水のペットボトルが二本ほど置きっぱなし…。しかも中身は余ってる始末…。
澪菜「スゥゥゥ⤴︎︎︎……なんか、私って女子だよね…?」
と自分の性別までもを疑うような部屋になってしまったのだ。このままでは自分の部屋が人の住む部屋かどうか疑うことになり兼ねないので…
澪菜「…買い物行かんと…部屋の掃除は…買い物行って、ご飯作って食べてお風呂入った後にでも…」
|´-`)チラッと気怠げにカーテンを開けて外を確認すると丁度いい暗さだった。夏でクソ暑いので、
夕方になるのを待って日が落ちかけてから買い物に行く日々を繰り返している。
あ、今更になったけど、軽く自己しょーかい!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
名前は【弥雲 澪菜((ヤクモ レイナ】
年齢はピッチピチの16歳!
高校2年生で絶賛一人暮らしデス。
詳しく言うと家から学校までが遠いので、両親にお願いして2LDKのマンションで暮らしてます。
なんで2LDKか、友達泊めたりするかなって…家賃の半分は私持ちでという話で了解を得た。
全ては金なのね…。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そそくさと服を着替える。とりあえずさっきまで着ていたパジャマ達は二人掛けソファに放り投げとく。
白い半袖のトレーナーを着て、下は灰色のジーンズを履いて髪はテキトーでポニーテールに。
澪菜「行ってきます」誰もいない室内に声をかけて、鍵を閉めてマンションのエレベーターまで歩く。
エレベーターに着くまでは自分の「行ってきます」の声が耳に残っていた……
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
澪菜「…ダア゙ア゙…暑い…」
額から落ちてくる汗をハンカチで拭いながら、籠に2つの買い物袋を乗せた相棒の自転車を漕いでマンションまで帰る。
ふと、目に留まった古本屋に自転車を停めた。
暇潰しにと、恋愛ラブコメ小説とかを買おうと思って入店した。そう、こう見えて私、漫画はあんまり読まないのです。
少し読んでみた時なんて…後ろのページから読んで、面白いネタバレ食らったまま読んでいたことがあった。それを知った家族は大爆笑、漫画なんてッ!という思いとともに封印した。
本屋の本棚を眺めながら歩いていると、目に留まった本があった。
澪菜「…デキル女…愛を鷲掴み…?」
本のタイトルを口にしたとき、他のお客さんが本屋に入店した音楽が鳴り響いた。
??「店主ー!今日もここに泊めてくれないかい?」
まさかの本屋で寝泊まり?…と不思議に思ってお客さんが居る所をチラッと盗み見る。
店主は顔を青くしていた。
店主「…もうお前を泊めるのは無理じゃ…この前だってあと一歩のところでこの店にブーイングが来る所だったのじゃぞ!」
澪菜「(。=`ω´=)ぇ?」
という目をしながら私は店主さんを見守っていた。
店に入ってきたお客さんは、なんというか、浮世離れしてるな…と思った。
お客さん(?)はザッと20代前半くらいの
若さで長めの綺麗な黒い髪、美麗な顔立ちで身長も高く、浅黒い肌に金色の双眸、金色の腕輪を着けていた。
ファッションセンスはとてつもなく良かった。
手に吸い付くように持っていた
【デキル女!愛を鷲掴み♡】を持って、レジに行こうとしていたが……
(無理だよな…あんな美形な人との会話の中に、そんな本持って割って入るなんて…。)
と、諦めの色。
??「え~、店主がダメなら僕は野宿だよ…。それにその時の惨事は態度の悪い2人組の客が100%悪い」
店主「お客様の態度に腹が立つのもわかるぞ!だが、お前さんはお客の顔面目掛けて飛び蹴りを喰らわせようとしとったろ…」
ヒートアップしていく物騒な会話、店主も店にブーイングが来る始末になるのに恐れているのか、顔をさらに青くして視線を彷徨わせた。
ふと、店主さんは本棚の影に隠れた私を見た。
店主「ッ!そ、そこのお嬢さんに頼めばいいだろう」
澪菜「ッはぁ…?」
黒髪美青年の視線が私を捉える前に本棚の影に私はバッと身を潜めた。
他人から注目を浴びるのは苦手だがここまで苦手だっただろうか。
手に汗握り、心臓の動悸がとてつもなくうるさく感じる、私の人生終わったかもしれないという気持ちにもなる。異常すぎる。
こんなに私は対人恐怖症だったか…?
というか、今思えば全てがおかしい。なんで私はこの本屋に入った?私はこんな本屋今まで見たことない。割と通学路でも毎日通ってる場所なのに。
辻褄の合わない思考回路で、頭がぐるぐる回って混乱する。吐き気のようなモノまで押し寄せて、目尻に涙が浮かぶ。ギュッと目を瞑る。
チョン…
澪菜「ッ…?」
??「大丈夫?すっごい眉間に皺寄ってたけど」
澪菜「…ッエッアッエッ…ナ、ナニモ…」
いつの間にか目の前には黒髪美青年が佇み、春菜の眉間を綺麗な人差し指で小突かれた。
握ってた手から【デキル女!愛を鷲掴み♡】の本が滑り落ちて床に落ちる、腰が抜けたように膝を地面に着く。
綺麗な黄金の瞳と『目が合ってしまった』ことに恐怖心がフツフツと募りだす。
こうして、理解が出来ない、形容した難い恐怖心、目の前の圧倒的な存在とー邂逅ーした瞬間だった。
【続く】
↓これより下は主人公ちゃんの容姿について!
腰まで伸ばした亜麻色の、
毛先だけゆるふわパーマをかけられた髪の毛。
身長は160cmでダイエット頑張ってたので
納得のいくスタイルを手に入れた!
体重?
知らないよ…聞いたら顔面かかと落としされるから
バストサイズ?…高く見積もって90はあるって。
母親が色白美人なおかげで美人枠です。
小説は今まで読む専だったので結構拙い文章です。
表現の仕方や話の展開などはお察しのクオリティで、不定期更新です。
あーこんな物語を書く人もいるんだなぁという温かい目で読んでくださると嬉しいです。
小説初心者で、長編ものですが、
【神と人間と_マガイモノ】
を宜しくお願いします!(*・ω・)*_ _)ペコリ
※pixiv、カクヨムにも同じ作品を投稿しております。
小説初心者なので、私が読んで影響を受けた他作品の方と似ている所もあるかもしれません…。
両親とは
『ちゃんと家事して、健康に気をつけて…エトセトラ』
という約束に、『任せて☆出来るよ私☆』と
見栄を張って晴れて一人暮らしを始めることが出来たわけですが……。
本棚には本とは全く関係のないプリント類が置かれ、リビングの机にはいつの日か自動販売機で買ったであろう天然水のペットボトルが二本ほど置きっぱなし…。しかも中身は余ってる始末…。
澪菜「スゥゥゥ⤴︎︎︎……なんか、私って女子だよね…?」
と自分の性別までもを疑うような部屋になってしまったのだ。このままでは自分の部屋が人の住む部屋かどうか疑うことになり兼ねないので…
澪菜「…買い物行かんと…部屋の掃除は…買い物行って、ご飯作って食べてお風呂入った後にでも…」
|´-`)チラッと気怠げにカーテンを開けて外を確認すると丁度いい暗さだった。夏でクソ暑いので、
夕方になるのを待って日が落ちかけてから買い物に行く日々を繰り返している。
あ、今更になったけど、軽く自己しょーかい!
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名前は【弥雲 澪菜((ヤクモ レイナ】
年齢はピッチピチの16歳!
高校2年生で絶賛一人暮らしデス。
詳しく言うと家から学校までが遠いので、両親にお願いして2LDKのマンションで暮らしてます。
なんで2LDKか、友達泊めたりするかなって…家賃の半分は私持ちでという話で了解を得た。
全ては金なのね…。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そそくさと服を着替える。とりあえずさっきまで着ていたパジャマ達は二人掛けソファに放り投げとく。
白い半袖のトレーナーを着て、下は灰色のジーンズを履いて髪はテキトーでポニーテールに。
澪菜「行ってきます」誰もいない室内に声をかけて、鍵を閉めてマンションのエレベーターまで歩く。
エレベーターに着くまでは自分の「行ってきます」の声が耳に残っていた……
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澪菜「…ダア゙ア゙…暑い…」
額から落ちてくる汗をハンカチで拭いながら、籠に2つの買い物袋を乗せた相棒の自転車を漕いでマンションまで帰る。
ふと、目に留まった古本屋に自転車を停めた。
暇潰しにと、恋愛ラブコメ小説とかを買おうと思って入店した。そう、こう見えて私、漫画はあんまり読まないのです。
少し読んでみた時なんて…後ろのページから読んで、面白いネタバレ食らったまま読んでいたことがあった。それを知った家族は大爆笑、漫画なんてッ!という思いとともに封印した。
本屋の本棚を眺めながら歩いていると、目に留まった本があった。
澪菜「…デキル女…愛を鷲掴み…?」
本のタイトルを口にしたとき、他のお客さんが本屋に入店した音楽が鳴り響いた。
??「店主ー!今日もここに泊めてくれないかい?」
まさかの本屋で寝泊まり?…と不思議に思ってお客さんが居る所をチラッと盗み見る。
店主は顔を青くしていた。
店主「…もうお前を泊めるのは無理じゃ…この前だってあと一歩のところでこの店にブーイングが来る所だったのじゃぞ!」
澪菜「(。=`ω´=)ぇ?」
という目をしながら私は店主さんを見守っていた。
店に入ってきたお客さんは、なんというか、浮世離れしてるな…と思った。
お客さん(?)はザッと20代前半くらいの
若さで長めの綺麗な黒い髪、美麗な顔立ちで身長も高く、浅黒い肌に金色の双眸、金色の腕輪を着けていた。
ファッションセンスはとてつもなく良かった。
手に吸い付くように持っていた
【デキル女!愛を鷲掴み♡】を持って、レジに行こうとしていたが……
(無理だよな…あんな美形な人との会話の中に、そんな本持って割って入るなんて…。)
と、諦めの色。
??「え~、店主がダメなら僕は野宿だよ…。それにその時の惨事は態度の悪い2人組の客が100%悪い」
店主「お客様の態度に腹が立つのもわかるぞ!だが、お前さんはお客の顔面目掛けて飛び蹴りを喰らわせようとしとったろ…」
ヒートアップしていく物騒な会話、店主も店にブーイングが来る始末になるのに恐れているのか、顔をさらに青くして視線を彷徨わせた。
ふと、店主さんは本棚の影に隠れた私を見た。
店主「ッ!そ、そこのお嬢さんに頼めばいいだろう」
澪菜「ッはぁ…?」
黒髪美青年の視線が私を捉える前に本棚の影に私はバッと身を潜めた。
他人から注目を浴びるのは苦手だがここまで苦手だっただろうか。
手に汗握り、心臓の動悸がとてつもなくうるさく感じる、私の人生終わったかもしれないという気持ちにもなる。異常すぎる。
こんなに私は対人恐怖症だったか…?
というか、今思えば全てがおかしい。なんで私はこの本屋に入った?私はこんな本屋今まで見たことない。割と通学路でも毎日通ってる場所なのに。
辻褄の合わない思考回路で、頭がぐるぐる回って混乱する。吐き気のようなモノまで押し寄せて、目尻に涙が浮かぶ。ギュッと目を瞑る。
チョン…
澪菜「ッ…?」
??「大丈夫?すっごい眉間に皺寄ってたけど」
澪菜「…ッエッアッエッ…ナ、ナニモ…」
いつの間にか目の前には黒髪美青年が佇み、春菜の眉間を綺麗な人差し指で小突かれた。
握ってた手から【デキル女!愛を鷲掴み♡】の本が滑り落ちて床に落ちる、腰が抜けたように膝を地面に着く。
綺麗な黄金の瞳と『目が合ってしまった』ことに恐怖心がフツフツと募りだす。
こうして、理解が出来ない、形容した難い恐怖心、目の前の圧倒的な存在とー邂逅ーした瞬間だった。
【続く】
↓これより下は主人公ちゃんの容姿について!
腰まで伸ばした亜麻色の、
毛先だけゆるふわパーマをかけられた髪の毛。
身長は160cmでダイエット頑張ってたので
納得のいくスタイルを手に入れた!
体重?
知らないよ…聞いたら顔面かかと落としされるから
バストサイズ?…高く見積もって90はあるって。
母親が色白美人なおかげで美人枠です。
小説は今まで読む専だったので結構拙い文章です。
表現の仕方や話の展開などはお察しのクオリティで、不定期更新です。
あーこんな物語を書く人もいるんだなぁという温かい目で読んでくださると嬉しいです。
小説初心者で、長編ものですが、
【神と人間と_マガイモノ】
を宜しくお願いします!(*・ω・)*_ _)ペコリ
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