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中等部・合宿編
8話 真性●●●・・・。
しおりを挟むリルは、先ほどの紫音の裸体を思い出し
リ「あぁ、数日見ない間にご立派になられまして
私は、とても感動しております
ティアに録画映像をコピーしてもらうよう
お願いもできましたし
今日は、なんて素晴らしい日でしょう」
手のひらの上で話していた、リルは
頬を紅色に染め体をくねらせながら、話をすすめる
雲行きがおかしい・・・・・
リ「ああ、もう肉体的には
中学2年生ですし、オ●ニーもしてるでしょうし
あぁ私が手伝いたい
ですが
口に含もうと顔を近づけたら顔を蹴られましたし・・・
あの完成された肉体をすみずみまで舐め回し
あ・・・あの時はつまみ出されましたね・・・
どうせなら、私の身体を使って、と・・・
無理やり押し倒したら、髪の毛を焼かれましたし・・・
もう、どうしましょう!!!
シオン様の感じられる様に
今すぐにでも肉体と肉体を重ね、1つになりたい!!
そして、●●●●とか、▲▲▲▲とか」
鈴「まっぁたぁっぁぁあああああああああああああ」
大声でリルの暴走を止める
鈴「リ・リ・リ・リルさん、リルさん
それ以上は、ダメです
さすがに紫音は変態ですが
それ以上は、勘弁おねがいします」
リルは、3人を見渡すと
冷静を取り戻したらしく
視線を斜めしたに落としながら
「え~・・・、申し訳ありません、すこし自分の欲望に負けました」
あれで、すこしなのか!!
紫音も変態だが
リルも変態と言うか
完全な真性痴女 (ビッチ)! ほんと・・・どんだけなのよ・・・
って・・・あ・・・。
ふと視線を二人に向けると
桜も優美ちゃんも、顔を真っ赤にして下をむいている
多分私も真っ赤でしょう・・・
2人共ごめんなさい
リ「脱線しましたね
私が鈴様に言いたいことは
『グッジョブ!!』と言うことです」
それは、素晴らしい、幸せそうな笑顔で言われてしまいました
返す言葉が浮かびませんよね・・・
もう、AI搭載デバイスと言っても信じてもらえないだろうな・・・
沈黙がながれる・・・・・・・・・・・
リルが暴走してから 1分ほどの沈黙が続くのだた。
鈴は意味不明な恥ずかしさがこみ上げており
どう対処していいか解らないし
優美は顔を真っ赤にしたまま、色々考えていた
そういう話には免疫が無いのか
混乱するし妄想がとまらないのだろう
小刻みに首を左右にふっている
桜は兄がいるので、多少は免疫があるのか
顔は多少赤いが、すでに平常運転である
膝を抱えて座って暇そうに体を左右に揺らしていた。
何とも言えない空気がながれる
1分が数十分にも感じる中
リルの言葉が沈黙をやぶる
「桜様、少しよろしいでしょか?」
桜「なぁにぃ~リルちゃ~ん?」
リ「先程から暇そうにお見受けしますが?」
桜「ん~~ひまだよねぇ~?やることないしぃ~」
リ「それでは、外にでて骨でも殴りますか?」
桜「いいの?」
優「まって、外出るって、結界はどうするつもり?」
びっくりした優美は、リルに向かって聞いてくる
リルは、すこし首を傾けてこたえる
リ「たぶん大丈夫だとおもいます」
優「なにが?大丈夫なの?」
うん、優美ちゃん、リルに遊ばれてる
そしてリルは、優美を無視して話を続けるのだった
リ「それでは桜様の、戦闘スタイルと
得意武器をおしえてもらえますか?」
桜「うんとねぇ~格闘?なぐる?ける?」
リ「それでは、これを、お使いください
試作品なので、後でお返しください」
リルは何もない空間から
指先の部分が切り取られたナックル付き手袋を取り出し
桜にわたすと、かるく説明をする。
そんなやり取りを、放心状態で見ている優美
人間びっくりしすぎると言葉もでないらしい。
桜は立ち上がり
両手の拳に付けたナックルを胸の前で軽く合わすと魔法陣が浮き出る
魔法刻印付き武器である
そして桜は優美が展開している
防御結界を打ち抜くのだった
直径2mほの穴が空き
その後ろにいたボーンウォーリヤーが数体吹き飛ぶ
優「え?!結界に穴?」
リ「桜様、監視デバイス13機すでに排除済でございます
多少暴れても支障はない物と思われますが
お気をつけて、いってらっしゃいませ。」
それを確認すると
桜は、その空いた穴から嬉しそうに外に飛びだしていった。
優「え?監視は、排除済?いつ?
というか、さっきの手袋どこから??」
横目で優美を確認する、リル
優美に気づかれないように、楽しそうに笑っている
完全に、リルに遊ばれていいますよ・・・。
それとは、相対しては、さすがの桜である
目の前の現実を、そのまま受け入れ
楽しいと思う事にすぐさま行動に移れる
天然の楽天家である。
優美は自信のあった、物理防御結界と魔法防御結界
それを破壊せずに、同時に穴を開けたと言う事や
知らない間に十数機あった監視デバイスが排除されていた事に、びっくりする
それ以上に何も無い空間から手袋が出てきた事に、自分の目を疑う
そんな事を気にする事もなく、リルは桜を送り出すそして
リ「では、結界を修復します」
優「え?」
リルは、左手を穴の方向へかざすと、結界が修復されていった。
優「どうやって?」
この十数分の間に、優美の中の常識と言うものは崩れていく
数時間前までは、中等部生徒会の課外合宿と言うことで
優しい先輩、同級生、後輩と楽しく過ごしていたと言うのに
その合宿は、優美のせいで、襲われた
どれだけ優美は落ち込んだだろう
それは言葉では表せれないほどであるだろう
それで仲の良い友達が死のうものなら
きっと精神がもたなかっただろう。
優美は、十士族の一つである、四条家の長女である
幼少の頃から多少なり世界の裏の顔を教え込まれている自負はあった
世の中に出してはならない魔法や秘密もしっている
優美の持ってる力も四条家の秘密でもある
それすら凌駕する出来事が起きているのだ
それは親友の、鈴が引き起こした事柄である
召喚魔法から始まり、裸の鈴の兄、AI搭載型デバイス【リル】
とくにこの、リルに関しては、優美の常識は何一つ通じない
優美は何一つ考えがまとまらない、ただ今できることは
結界魔法を維持し、鈴を守ることだけと心に刻む
あと10分程度で終わると言う、リルの言うことを信じて
左手をかざす魔法陣に力をこめる。
一連の流れを、後方から見ていた鈴も
ある意味でドキドキであった。
リルが出て来た事が、びっくりなのだ
本人は、AI搭載デバイスと言い放ったが
真っ赤な嘘である
本人いわく精霊とか妖精みたいなものだと言っていた
詳しい話は教えてくれないのだけれど
この世界には存在しない生き物であり
小説又は、ファンタジーの中に存在する生き物なのだから
言っても私には理解できないと思ってるのだろか?
私も少しは、ファンタジー系の、小説・ラノベも読む事も有るし
異世界に行ったことも有る事はリルも知ってる
だけど、リル程の万能なキャラクターは
主人公クラスの無敵キャラ位しか思い浮かばないし
そんな、リルが、あの変態紫音を、主と慕うのが未だに理解できないのである
リルの存在を知っているのは、私を入れても数人ほどだ
にしても自由奔放にやりすぎである。
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