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AAA

2話 🥧「お帰りはアッチから」

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🚬「ま・・・・
 バカの読み手に
 何の期待もしてねぇし
 どうでもいいけどな・・・。」

 そう、言ってしまえば
稚拙な小説を読んでる奴達なんて、どうでもいい・・・
それに、そんな奴達に向けて
自分の趣旨を曲げて幼稚な感動小説を書いてる
俺自身に・・・死んでしまえと本気で思う。

🚬「さて・・・
 気分最悪なんで、帰るわ。」

🥧「はいはい、さっさと出て行ってね
 アーちゃんも、お帰りはアッチからね。」

 まぁ、客ではない俺は
店の正面から出れないので
化ヶ物は、裏口に行く俺を指さして
AAAに俺について行けと指示を出してやがる
だが、俺は、ペッタン娘にかかわる気はない!


☕「ねぇ、あんた
 お金もってんのよね?
 それを、私に差し出しなさい!」

🚬「・・・。」

 なぜ? 俺の後ろを付いてくる?
そして、なぜ? 金を出せと・・・
俺が物書きだと知って、金をせびる気か?

☕「ゆ・・・指一本くらいなら
 私の手に触れることを許してあげるわよ
 だから、とりあえず100万だしなさい!!」

🚬「さっきから聞いてれば
 てめぇ何様だ!!
 100万貰っても
 てぇめのAAAのペッタン胸なんて触りたかねぇよ!!!
 だいたい、100万も何に使う気だよ
 でもな、覚えておけ
 【パピオン】じゃぁ
 100万あっても、1時間も遊べねぇえぞ!!」

☕「なんで、私が、キャバクラに行かなきゃならないのよ!
 とりあえずの、ホテル代よ
 王都から、こっちに来るまでに全部使っちゃったのよ
 もう・・・1000Ⓖも無いの・・・よ・・・。」

🚬「とりあえず?
 ホテル代?
 はぁ?
 高級娼館にでも泊まる気か!!!
 俺も連れていけ!!!!
 オッパイ揉みたいんじゃぁぁぁ」

☕「やめてよ!!!
 そんな大声で、恥ずかしくないの!!!
 それに、なんで私が、娼館に行かなきゃならないの!!」

🚬「何を、今更
 そうか、そうですかい
 恥ずかしいのですか
 なら・・・
 おっぱい、大好きだぁぁぁーーーー
 おっぱーーーーーーいい、触らせろーーーー
 おぱーーーーーーいぃぃぃ、揉ませろーーーーー
 おっぱいは、最高だぁぁっぁぁぁあああああああああ」


 ふ・・・
人の多いい、夕方の大通りで叫んでやったさ!
俺に恥なんてない!!
そう、そんな物・・・・もう、在りはしない・・・。

 って、AAA!
真っ赤になった顔を両手で隠しながら
後ろから無言で俺の足を蹴るな!!
だれも、てめぇの顔になんて興味はねーーーよ!

 それに、見てみろ
周りの目は、いつもと変わりはしない
まぁ、いっつも叫んでいれば
冷ややかなものだ。

 っと、静かになったAAAは無視して
あそこに帰る前に
例の奴を取りに、BBAの所に寄らないと・・・
んで、いつまで付いてくる気だ、このAAA?

 しばし無言だったAAAが
やっと平常心を取り戻して
周りをキョロキョロ見渡してる
ふ、田舎から出てきた、お上りサンかよ。

☕「あんた、もしかして嫌われ者なの?
 あっちこっちから、睨まれてるわよ?
 何をやらかしたの?
 あ!
 襲ったのね・・・
 胸を揉みたいからって・・・
 女性を襲ったのね・・・
 犯罪者だったの・・・。」

 俺から、少しづつ離れていくAAA
まぁ、俺は関わりたくないので、そのままどっか行け!
だが、まぁ、恥も無ければ
おねーちゃん襲って、おっぱい揉んで
捕まって死刑にでもされれば、気は楽なんだけど・・・。

🚬「まだ、誰も襲ってねーーーよ!
 だいたい考えてもみろ
 あの化ヶ物が、俺を好きだと
 あっちこっちで言いふらしてんだ
 あそこの客や
 他の男どもが
 俺を目の敵にするのは
 目に見えて分かんだろ!
  それに、おねーちゃん達も
 あの化ヶ物が怖くて
 俺と仲良くしてくれねぇぇえええ
 くそがぁぁぁぁ
 誰か
 でっかいおっぱい揉ませろよ!!!!
 俺は、おっぱいが大好きなだぁぁぁっぁああよぉぉっぉおぉおお!!!」

 よし、AAAの奴
かなり俺から離れていった
もう、俺に関わってこないだろう・・・・とか思ったら
離れた場所から、大きな声で

☕「なら、ローズ姉様と付き合って
 胸揉ましてもらえば?」

 っぷ!
俺を睨んでいた男どもの視線がAAAに向きやがった
あんな化ヶ物でも
この城塞都市では絶対の存在なんだ
それと付き合えとか、軽々しく口にすると、てめぇ殺されるぞ。

 そして、AAAてめぇは肝心な事を理解してねぇ。

🚬「だから、何度も言ってんだろ
 アレは女じゃねぇんだよ!
 化ヶ物なんだよ!
 何が嬉しくて、アノ変態の愛玩具にならなきゃならねーーんだよ!!」

 何処からか飛んできた石を軽くよける
まぁ、何時もの事なんで、気にはしないが
忠告を込めて、周りの男どもを一瞥する!

☕「え?・・・
 すごく嫌われてるみたいね
 よく、今まで生きてこれたわね。」

🚬「ふん
 俺に危害を加えたら
 化ヶ物の息がかかった商店やギルドも敵に回る
 そもそも、パピオンを含め娼館も全て出禁になるしな
 俺を殺そうものなら
 地獄を味わった上に
 この城塞都市で生きて行けないからな
 それほどまでに、あの化ヶ物は力を持ってんだ
 アレに逆らう事が出来んのは
 俺くらいなもんよ!!
 はっはっはははは!!!」

 言って見たものの
誰も笑ってないんで
「ッチ!」っと、舌打ちして
目的地に足を向ける
そして、どっかいけAAA!!

 俺が向かった先は
大通りの端にある、古着屋だ

🚬「BBA居るか?」

B「誰が、ババァだ!!
 ピッチピチの50代だわさ!」

🚬「ハァ?
 ハリの亡くなった、オッパイなんて
 全部BBAだろ
 胸筋鍛えてから吠えやがれBBA!!」

B「そんな事言っていいかい?
 コレ燃やしちまうよ。」

 BBAの奴、ある袋を取り出し
燃やすとか・・・・

🚬「ちょ・・・
 それ、頼んでいたやつじゃん
 ソレ今日、必要なんだぞBBA!!
 そうかいそうかい、そっちがその気なら
 店ごと焼いてやるぞ!!」

 睨み合うが
先に折れたのはBBA
ふっ・・・勝った!

B「ふん!
 まぁ、いいやさ
 そんなので良いなら、いつでも作ってやるさ。」

🚬「あん?
 BBAボケてんじゃねぇよ
 俺やBBAには、どうでもよくても
 【コレ】を宝物だって、大事にしてる奴らが居るんだ
 そんな物って言葉で片づけるんじゃねぇよ!!」

B「そうだったね・・・
 婆が悪かったよ・・
 で、ソレは誰のだい?」

🚬「あぁ
 L91のだ。」

B「・・・聞いた婆が悪かったよ・・・。」

 なんで残念そうな顔をしやがる!!
まるで、俺が馬鹿みたいじゃねぇか!
まぁいいや
AAAも居なくなった事だし
さっさと、アレを回収して帰るか。
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