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指名依頼
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健康を取り戻し、体力も回復したイリアとコレットが、積極的に訓練と魔物狩りをするようになった。それに刺激されたエルやルキナもさらに頑張った結果、カイト達は戦闘力だけで言えば、ノトスの冒険者ギルドで断トツの実力を付けるに至った。
その日も魔物狩りの次いでに、冒険者ギルドの討伐依頼や採取依頼を受けて帰って来た。
ギルドに入ると、受付のアンさんが手招きしている。
「カイトさん、探してたんですよ。カイトさんに指名依頼が来ているんです」
「指名依頼?」
話が長くなりそうなので、討伐依頼の証明部位の納品と、採取依頼の納品をイリア達に任せ、エルと話を聞く事にした。
カイトはギルドの二階に通され、応接室でギルドマスターのレイナードと受付のアンさんから、指名依頼について話を聞いていた。
「どうして俺に指名依頼なんですか?俺まだDランクなんですけど」
「カイトさんは、深淵の森を探索する実力があるとの認識をギルドは持っています。ですから現在のランクは、あまり参考にならないとギルドではみています」
随分乱暴な論理だな。これは厄介ごとかな?
「それで、内容はどういった?」
「はい、サーメイヤ王国の南東に未開地があるのを御存知ですか?」
「まさか…………」
俺が知らないと言おうとすると、エルが驚いた顔をしている。エルは知ってるみたいだけど、なんだかややこしい話になりそうだ。
「ええ、まさかの毒蛇王の森を含むあの未開地です。私達も王都のギルド本部から、この依頼の話が来た時には驚きました」
アンさん的にも普通じゃない依頼なんだな。
「毒蛇王の森と言うのは、その名の通り毒蛇王が君臨する魔物の領域です。
毒蛇王は、タイラントトライヘッドバイパーというAランクでもSランクよりの巨大な三頭蛇です。
毒蛇王の森は、深淵の森に比べその広さは1/4程度ですが、強力な魔物が多く棲息しています」
「なんだか、厄介な依頼としか思えないんですけど」
「そう思うだろうの~」
今まで黙って座っていた、ギルドマスターのレイナードさんが、普通の依頼ではない事を認める。
「俺もおかしな依頼だと思うのじゃが、本部から言われちゃ何も言えんのじゃ。
それは多分王城からの依頼じゃろう。王城に目を付けられる事があった筈じゃ、お主何か心当たりはないか?
まぁ、それでこの依頼を受けて貰う為にカイトをBランクに上げるからの」
「えっ?」
いきなりレイナードさんが、ランクを二つも上げると言ってきた。
「毒蛇王の森は、Aランク推奨なんじゃよ。じゃから、最低でもBランクに上げる必要があるんじゃ」
あゝ、確かランクが一つ上までしか受けれないんだったか。
「ちなみに依頼の期限ってどうなってます?」
俺の中ではこの依頼を受けるつもりだけど、きっとエルは付いて来るだろう。そうなると少々準備がいるかもしれない。
「この依頼に期限はありません。十分準備をして下さい」
「分かりました。この依頼受けます」
「無理するんじゃないぞ」
ギルドで地図を貰い、一階で待っていたイリア達と合流すると家に帰った。
「と、いう事で指名依頼で遠出する事になったんだけど、少し留守にするけど大丈夫だよね」
家に帰って、リビングに集まり指名依頼の話を皆んなに説明する。
「私は一緒に行くわよ」
エルは当然のように一緒に行くと言う。
「ルキナはカイトおにいちゃんと何時も一緒なの!」
「私達親子は常にカイト様と供にあります」
ルキナとイリア親子が付いて来ると言う。
これは少しパワーレベリングをしないとダメかもしれない。
「私も回復魔法でお役に立てると思います」
コレットも行く気のようだ。回復魔法を使える人が増えるのはありがたいけど……。
「素材ですね。珍しい素材が呼んでるんですね!」
スーラはブレない。物造りの事しか考えていない。実力的にスーラはまだ早いと思うんだけどな。
「じゃあレイラさん、クリストフ君、フレデリックさんは王都かバンスに戻りますか?」
アンナさんがいるから、この家に居ても良いけど、俺もエルも居ない家に残るのは、さすがに変だと思ったから帰る様に言ってみる。
「そうね、未開地へ行く途中で王都へ寄って貰おうかしら」
レイラさんは、王都の屋敷へ戻るようだ。それが良いだろうね。
「奥様、それが宜しいかと思います」
フレデリックさんが賛成したので、それで話を終わろうとしたら……。
「あ、あの、僕も連れて行って下さい!」
クリストフ君が突然、とんでもない事言い出した。
「「「「えっ!」」」」
「ちょっと!クリストフ!あなた、何言ってるか分かっているの!」
レイラさんが慌てて、クリストフ君を思い留まらせようとするが、クリストフ君の決意は固そうだ。
「僕もカイトさんみたいに強くなりたいんです」
「クリストフ。あなた本気なのね」
「はい、姉上。アルフォンス兄上が辺境伯家を継いだ後、僕は領軍でバスターク辺境伯領を護りたいのです!」
「よく言ったわ!それでこそ私の弟よ!」
エルとクリストフ君が二人で盛り上がってるけど、俺はまだ連れて行くなんて言ってないのに。
仕方なくレイラさんの方を見ると、何故か目にハンカチを当てている。
「子供の成長って早いものね。こうして私のもとを旅立って行くのね」
あゝ、これダメな奴だ。
「レイラさん、良いんですか?」
「獅子は我が子を千尋の谷に突き落として、這い上がるのを待つと言うわ。これがそうなのね」
「いや、違うと思います」
「カイト君、クリストフをお願いね」
ダメだこれ、聞いちゃいない。
「じゃあアンナさん、家の事をお願いします」
「カイト様、なに寝ぼけた事言ってるんですか。私がお嬢様の側を離れる訳ないじゃないですか!」
「えっ?」あんたもか。
ギルドに出発が遅れるって言わなきゃダメかな。
結局、レイラさんとフレデリックさん以外の全員が参加する事になった。
クリストフ君用の装備と、俺以外の皆んなに保険が必要かもしれない。
「はぁ~、これ俺だけだったら、楽だっただろうな~」
諦めて皆んなが無事に帰ってこれるように準備するか……。
その日も魔物狩りの次いでに、冒険者ギルドの討伐依頼や採取依頼を受けて帰って来た。
ギルドに入ると、受付のアンさんが手招きしている。
「カイトさん、探してたんですよ。カイトさんに指名依頼が来ているんです」
「指名依頼?」
話が長くなりそうなので、討伐依頼の証明部位の納品と、採取依頼の納品をイリア達に任せ、エルと話を聞く事にした。
カイトはギルドの二階に通され、応接室でギルドマスターのレイナードと受付のアンさんから、指名依頼について話を聞いていた。
「どうして俺に指名依頼なんですか?俺まだDランクなんですけど」
「カイトさんは、深淵の森を探索する実力があるとの認識をギルドは持っています。ですから現在のランクは、あまり参考にならないとギルドではみています」
随分乱暴な論理だな。これは厄介ごとかな?
「それで、内容はどういった?」
「はい、サーメイヤ王国の南東に未開地があるのを御存知ですか?」
「まさか…………」
俺が知らないと言おうとすると、エルが驚いた顔をしている。エルは知ってるみたいだけど、なんだかややこしい話になりそうだ。
「ええ、まさかの毒蛇王の森を含むあの未開地です。私達も王都のギルド本部から、この依頼の話が来た時には驚きました」
アンさん的にも普通じゃない依頼なんだな。
「毒蛇王の森と言うのは、その名の通り毒蛇王が君臨する魔物の領域です。
毒蛇王は、タイラントトライヘッドバイパーというAランクでもSランクよりの巨大な三頭蛇です。
毒蛇王の森は、深淵の森に比べその広さは1/4程度ですが、強力な魔物が多く棲息しています」
「なんだか、厄介な依頼としか思えないんですけど」
「そう思うだろうの~」
今まで黙って座っていた、ギルドマスターのレイナードさんが、普通の依頼ではない事を認める。
「俺もおかしな依頼だと思うのじゃが、本部から言われちゃ何も言えんのじゃ。
それは多分王城からの依頼じゃろう。王城に目を付けられる事があった筈じゃ、お主何か心当たりはないか?
まぁ、それでこの依頼を受けて貰う為にカイトをBランクに上げるからの」
「えっ?」
いきなりレイナードさんが、ランクを二つも上げると言ってきた。
「毒蛇王の森は、Aランク推奨なんじゃよ。じゃから、最低でもBランクに上げる必要があるんじゃ」
あゝ、確かランクが一つ上までしか受けれないんだったか。
「ちなみに依頼の期限ってどうなってます?」
俺の中ではこの依頼を受けるつもりだけど、きっとエルは付いて来るだろう。そうなると少々準備がいるかもしれない。
「この依頼に期限はありません。十分準備をして下さい」
「分かりました。この依頼受けます」
「無理するんじゃないぞ」
ギルドで地図を貰い、一階で待っていたイリア達と合流すると家に帰った。
「と、いう事で指名依頼で遠出する事になったんだけど、少し留守にするけど大丈夫だよね」
家に帰って、リビングに集まり指名依頼の話を皆んなに説明する。
「私は一緒に行くわよ」
エルは当然のように一緒に行くと言う。
「ルキナはカイトおにいちゃんと何時も一緒なの!」
「私達親子は常にカイト様と供にあります」
ルキナとイリア親子が付いて来ると言う。
これは少しパワーレベリングをしないとダメかもしれない。
「私も回復魔法でお役に立てると思います」
コレットも行く気のようだ。回復魔法を使える人が増えるのはありがたいけど……。
「素材ですね。珍しい素材が呼んでるんですね!」
スーラはブレない。物造りの事しか考えていない。実力的にスーラはまだ早いと思うんだけどな。
「じゃあレイラさん、クリストフ君、フレデリックさんは王都かバンスに戻りますか?」
アンナさんがいるから、この家に居ても良いけど、俺もエルも居ない家に残るのは、さすがに変だと思ったから帰る様に言ってみる。
「そうね、未開地へ行く途中で王都へ寄って貰おうかしら」
レイラさんは、王都の屋敷へ戻るようだ。それが良いだろうね。
「奥様、それが宜しいかと思います」
フレデリックさんが賛成したので、それで話を終わろうとしたら……。
「あ、あの、僕も連れて行って下さい!」
クリストフ君が突然、とんでもない事言い出した。
「「「「えっ!」」」」
「ちょっと!クリストフ!あなた、何言ってるか分かっているの!」
レイラさんが慌てて、クリストフ君を思い留まらせようとするが、クリストフ君の決意は固そうだ。
「僕もカイトさんみたいに強くなりたいんです」
「クリストフ。あなた本気なのね」
「はい、姉上。アルフォンス兄上が辺境伯家を継いだ後、僕は領軍でバスターク辺境伯領を護りたいのです!」
「よく言ったわ!それでこそ私の弟よ!」
エルとクリストフ君が二人で盛り上がってるけど、俺はまだ連れて行くなんて言ってないのに。
仕方なくレイラさんの方を見ると、何故か目にハンカチを当てている。
「子供の成長って早いものね。こうして私のもとを旅立って行くのね」
あゝ、これダメな奴だ。
「レイラさん、良いんですか?」
「獅子は我が子を千尋の谷に突き落として、這い上がるのを待つと言うわ。これがそうなのね」
「いや、違うと思います」
「カイト君、クリストフをお願いね」
ダメだこれ、聞いちゃいない。
「じゃあアンナさん、家の事をお願いします」
「カイト様、なに寝ぼけた事言ってるんですか。私がお嬢様の側を離れる訳ないじゃないですか!」
「えっ?」あんたもか。
ギルドに出発が遅れるって言わなきゃダメかな。
結局、レイラさんとフレデリックさん以外の全員が参加する事になった。
クリストフ君用の装備と、俺以外の皆んなに保険が必要かもしれない。
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