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5巻
5-1
しおりを挟む一話 ポーラもペットが欲しい件
最弱の魔物であるゴーストから、この世界最強の存在である不死王へと成り上がった俺――シグムンド。
深淵の森やそれに隣接する草原地帯といった、強者しか立ち入れない伝説の地に築いた拠点で、農業したりモノ作りしたり、ちょっかいかけてくる連中をプチッと潰したりと、仲間の眷属たちと一緒に気ままにスローライフを楽しむ日々を送っている。
◇
先日俺の作った城塞都市を襲ってきた、テロリストとも呼べないネズミは残らず捕獲した。
俺なら跡形も残さず処理するのも簡単だが、魔王国も襲われたので、勝手に処分するのもなぁ。
そう思って、なら魔王国の第二王子であるダーヴィッド君に処理を任せてしまえと、襲ってきた奴ら全員を、まとめて引き渡した。
ちなみに、全員死なない程度に回復させておいた。
なんで死にかけ状態になってたかというと、孤児のポーラちゃんが手加減せずにボコボコにしたからだ。
まあ、俺としては、ネズミどもが死のうが一ミリも気にしないんだが。
でも流石にポーラちゃんたち孤児院の子供たちに残酷な経験をさせるのはマズイとの判断で、死なない程度に回復させたんだ。
そのネズミたちは現在、ダーヴィッド君が指揮を執って、素性とか、いろいろな裏取り作業をしているところだ。
まあ、どうせ大した情報はないだろう。所詮はその程度の組織だ。
ただ、それだけに正体がよく分からず、面倒な奴らだとも言えるが。
こうして全部を魔王国に丸投げし、俺に仕えるメイドのリーファを連れて、城塞都市の中をブラブラと歩いていると、こちらに近付く小さな足音が聞こえてきた。
「お兄ちゃーん!」
そう言って俺の足にしがみついたのは、孤児のポーラちゃんだった。
俺が草原地帯に築いたこの城塞都市では、ポーラちゃんのような孤児たちの保護をしているんだ。
「おお、ポーラちゃんか。どうしたんだ?」
「ポーラたちどうだった? 悪い奴ら、エイッてしたんだよ!」
「ああ、すごかったよ。でも逃げれるなら、逃げることを優先するんだよ」
頭を撫でて褒めてあげながらも、一応そう言っておく。
相手がどれだけ強かろうが関係ない俺、リーファ、それに執事のセブールとは違い、ポーラちゃんたち孤児院の子供の強さは絶対じゃないからな。
「うん! 逃げる時は逃げるね。司祭様やアーシア先生、メルティー先生も、そう言ってた!」
「そう。ロダンさん、アーシアさん、メルティーさんの言う通りだ。ポーラちゃんたちも強くなったけど、まだまだ子供だからな」
ちなみにロダンさん、アーシアさん、メルティーさんたちは、この城塞都市にある教会で働いている、孤児院の運営スタッフでもある。
しかし、ここの孤児院の子供たちは素直だな。強くなったからと驕ることもない。
この素直さは、ロダンさんたちの育て方のお陰だろうな。
そう思いながら下を見たら、ポーラちゃんが俺の足にしがみつきながらモジモジして、何か言いたそうにしている。
リーファがポーラちゃんの様子に気付き、しゃがんで聞く。
「どうしたの、ポーラちゃん」
「……あのね。ポーラも、ミルちゃんとララちゃんみたいな猫さんが欲しいの」
返ってきたのはそんな答えだった。
ちなみにポーラの言う猫さんとは、ミルとララの従魔であるシロとクロのことだ。
ポーラちゃんの友達であるミル、ララはエルフの姉妹で、母親のルノーラさんと一緒に、俺が保護している。
シロとクロは、もともとはただの猫だったが、今はグレートアサシンキャットというBランクの魔物に進化している。闇属性と風属性の魔法を使い、影に潜んで移動するスキルも持つ。
シロとクロは本当はまだ子供だが、サイズを変えて虎よりも大きくなれるので、ミルとララの騎獣としても活躍している。
ポーラちゃんは、孤児院の子供の中でも特にミルとララと仲がいい。よくシロやクロにも乗せてもらってるので、従魔が羨ましくなったのかな。
「そうか、猫か。悪くないな」
俺が呟くと、リーファとポーラちゃんが続く。
「犬でもいいかもしれないですね」
「ワンちゃん?」
孤児院の番猫か、番犬か……とにかく、俺が眷属にした従魔を子供たちのペットにするのはいい案だと感じた。
(流石の俺でも、四六時中この城塞都市を見守るのは無理だ。それを考えると、ポーラちゃんたちに従魔をつけるのはよさそうだな)
(はい。ご主人様の眷属にして鍛えてから子供たちにあげれば、万が一にも危険なことはないでしょう)
そう念話でリーファと話し、子供が喜びそうな従魔を用意することに決めた。
「よし、ならポーラちゃん。よさそうな猫と犬を探してくるよ」
「ほんと? やったー!」
ポーラちゃんが、ぴょんぴょんと跳びはねて喜ぶ。
お、そんなに喜ぶなら、ちょっと張りきっちゃおうかな。
ポーラちゃんには、次に来る時までに探すからと約束し、俺とリーファは転移をし、孤児院から深淵の森の拠点へと移動した。
さて、従魔だが、どうするかな。
シロとクロのように、普通の獣を従魔にするところからスタートするのか。それとも猫系、犬系の魔物を選ぶのか。
普通の獣である犬や猫から育てると、高い確率で新種の魔物に進化する。その面白さはあるが、どんな魔物になるのかはギャンブルになってしまう。
まあ、とはいえ、ある程度高いランクまで育てたら護衛としての強さは同じだけどな。
犬と猫、どっちがいいかな。
深淵の森では、猫系の魔物をたまに見る。まあ、猫といっても、豹や虎の魔物だけどな。けど、流石にポーラみたいな女の子に、豹や虎はどうなんだ?
なら、犬の方がいいか。
「リーファ、森に犬系の魔物はいたかな?」
「そうですね、あまり見映えのよくないのはいたと思いますが……」
「……いたな。ハイエナみたいなのが」
そうだった。深淵の森にいるのは、ハイエナを醜くして、体に対しての頭の割合を大きくしたような、ペットには向かないやつだ。
流石にそれは可愛くないので、セブールと相談して別のを探そう。
物知りのセブールなら、何かいい案があるだろう。
拠点の屋敷に戻った俺は、セブールに、ポーラちゃんがペットを欲しがっていることを話した。
「左様ですか。ポーラ嬢は、ミル嬢、ララ嬢と仲がいいですから、シロとクロを見て羨ましいと思うのも仕方ないですな」
「そうなんだよ。でも、森の魔物でちょうどいいのって、いないだろ?」
「確かに、森の魔物は適当ではありませんな。城塞都市に訪れる人間がパニックになりそうです」
「……なるだろうな」
それもそうだよな。恐怖の象徴だった先代魔王ですら、外縁部にしか足を踏み入れられなかったのが深淵の森だ。そこに生息する魔物は、俺やセブールたちが弱いと感じるものでも、外の人間にすれば、出会ったら死ぬと考えられている。
「それで、従魔について相談なんだが、セブールなら適当な魔物を知っているんじゃないか?」
「……そうですな」
セブールが顎に手を当て、考え込む。
「シロやクロのように、普通の猫と犬から育てる案もいいかもしれませんな」
「深淵の森には、狼系の魔物や猫科の魔物が多いのを知っているが、そいつらはシロやクロみたいにサイズの調整はできないだろう?」
「シロとクロは、旦那様の眷属で、なおかつミル嬢とララ嬢が、常に共にあることを望んだ結果ですからな」
この世界の魔物で、シロやクロのように体を小さく変化させられる魔物は少ない。野生の魔物は、わざわざ小さくなって弱体化する意味がないからだ。
「野生の魔物でも、生まれて間もない個体を眷属にすれば魔物の本能は薄まるでしょうから、シロやクロのようにサイズを変える存在とするのは可能でしょう」
セブールにそう言われるが、それはちょっとな。
「でもそれだと、探すのが面倒そうだな」
「はい。探す手間はありますね」
俺の探知能力なら可能だろうけど、面倒なのは変わらない。
「そういえば、この世界にペット用の犬や猫を売っている場所はないのか?」
「多くはありませんがございます」
「あるんだ」
なんと、この世界にもペットショップがあるらしい。
「西方諸国連合の貴族や豪商などの裕福な者たちは、犬や猫を飼う者が多いのです。魔王国では、そういった者は多くありませんが」
「まあ、生きるので精一杯の農民は、ペットじゃなく家畜を飼うよな」
「はい。猟師が狩りの助けになる猟犬を飼うことはありますが、ペットではないですな」
そうなのか。この世界の過酷さを忘れてたな。
「とにかく、一度ペットショップを見に行ってみるか。セブール、頼める?」
「では伝手のある店に話を通しておきましょう。タイミングよく仔犬や仔猫がいればいいのですが」
「まあ、それは行ってからのお楽しみかな」
こうして早速やってきたのは、ペットを扱う商会のある街。深淵の森の西側を遮る山脈に近い、辺境の街だ。
(なぁ、セブール。ここって……)
(はい。オイフェス王国の辺境、冒険者の街とも呼ばれるボトックですな)
(イヤイヤイヤ、ボルクスさんのいる街じゃないか)
ちなみにボルクスさんというのは、冒険者として出稼ぎをしているミルとララの父親だ。
俺がこそこそとセブールと念話で会話しているのには理由がある。今日は、俺、セブール、リーファの三人だけじゃないんだ。
「わぁー! 人がいっぱいだね!」
「いろんな種族の人がいるよ!」
「でもポーラたちのお家の方がキレイだよ」
「みんな手を離さないでね」
「ほら、ミルもララもはしゃがないの」
ミル、ララ、ポーラちゃん、アーシアさん、ルーミアさんも一緒なんだ。
実際に従魔契約するのは、ポーラちゃん、アーシアさんの予定だ。だから、本人が選んだ方がいいと思ったんだ。
契約する本人の感覚は従魔契約には大事だ。相性が悪すぎると、最悪契約に失敗する場合もあるらしい。
しかしそんなことより、ボルクスさんに出くわしたらマズイな。ボルクスさんがハーレムパーティーを作ってるのがバレちゃうぞ。
まあ、女性たちはあくまでパーティーメンバーで、男女の仲じゃないみたいだが、父親が女ばかりのパーティーの一員だと、ミルとララに知られたくないだろう。少なくとも、俺が父親なら嫌だ。
(ちょうどボルクス殿たちのパーティーは、依頼で街を離れているみたいですが、日帰りの依頼なら鉢合わせする可能性もございますな)
(ヤタ! ヤタ!)
セブールに言われ、俺は慌てて鴉の魔物、ヤタを呼んで偵察に行ってもらった。
こんなところでボルクスさんとエンカウントしたら困る。
「お兄ちゃん! ペットはどこ?」
我慢できなくなったポーラちゃんに催促された。
「あ、ああ。商店に行こうか。セブール、案内頼む」
「畏まりました。こちらでございます」
うーん、何もないといいんだがなぁ。
しばらく歩き、目的のペットショップに着く。
セブールの紹介だけあり、しっかりとした店構えだった。
「これはこれはセブール様。お久しぶりでございます」
「こちらこそご無沙汰ですな。ポルト殿」
俺たちを出迎えたのは、この商会の主人だった。ポルトという名前らしいな。
背は低めで恰幅がよく、チョビ髭が顔に柔らかな印象を与えている。
「こちらが今私が仕えているシグムンド様です」
「おお、それはそれは……私はポルトと申します」
「ああ、シグムンドだ。今日はすまないな」
セブールに紹介され、ポルトさんと俺で挨拶を交わす。
その後、改めて見まわすと店は広く、内装も豪華で品がいい。流石お金持ち相手の商売だけあるな。
ミルやララ、ポーラちゃんも珍しいのか、キョロキョロと落ち着かない。
「どうぞ、案内いたします」
「ああ、頼む。仔犬と仔猫が欲しくてさ」
ポルトの先導で、まず仔猫がいる部屋に向かう。
その部屋は、前世のペットショップと非常に似た作りになっていて、この世界では高価なガラスが使われ、ショーケースの仔猫の様子がよく見えるようになっている。
「「「うわぁー! 猫ちゃんだー!」」」
ミル、ララ、ポーラちゃんが興奮して駆けだし、ガラスに張りついて仔猫を夢中で見ている。
孤児院や教会を守るなら、自由で気まぐれな気質の猫よりも、犬系がいいと思う。だから犬はアーシアさんに従魔契約してもらおう。
「アーシアさん。犬はアーシアさんと契約してもらうつもりなのですが、猫を選び終えた後で、相性のよさそうな子がいるか見てもらえますか?」
「は、はい。任せてください!」
俺がそう言うと、アーシアさんも嬉しそうにしていた。
俺も猫のショーケースを見てまわる。
今ここにいるペットは、十匹ほど。貴族や裕福な商人が顧客だからか、どの子も最低限の躾はしてあるらしい。
「わぁ! この子、可愛い!」
「ほんとだね!」
「茶色い毛だね」
ポーラちゃんがガラスに張りついたまま声を上げる。ミルとララも、白い毛のシロ、黒い毛のクロとはまた違った毛色の猫を見て楽しそうだ。
三人が見ているのは、仔猫が集められたショーケースにいる、淡い茶色の毛色の仔猫。姿はサイベリアンに近い。女の子みたいだ。
「お兄ちゃん! ポーラ、この子がいい!」
そうポーラちゃんがおねだりしてくる。
「じゃあ、この子にしようか」
「ヤッタァー!」
「よかったね、ポーラちゃん!」
跳びはねるポーラちゃんに、ミルも嬉しそうだ。
俺がセブールに目配せすると、セブールが店主に一匹目はあの子に決めたと告げ、飼う時の注意事項を説明してもらった。
「では、次は仔犬の部屋へ案内いたします」
次に案内された仔犬の部屋は、仔猫の部屋よりも広く、多くの仔犬が陳列されていた。
この世界では、基本的に動物の外飼いはありえないらしい。お金持ち以外が犬猫を飼うことがないため、専用の建物の中で飼育し、室内で飼われることがほとんどみたいだ。
そうなると小型犬が多いのかと思うが、そうでもなく、中型犬や大型犬の仔犬もいる。
「アーシアさんの好みで決めてください」
「はい。頑張ります」
張りきって一頭一頭、慎重に見ていくアーシアさん。時々店主に仔犬の性格まで聞いて検討している。
まあ仔犬の性格も、普通なら選ぶ時に重要になるが、今回ばかりはあまり気にしなくてもいい。
性格のいい仔犬に越したことはないが、俺が眷属にして、パワーレベリングでレベルを上げ、何度か進化させればとても賢くなるからな。
その上で、ポーラちゃんとアーシアさんが従魔契約すれば何も問題ない。
それに孤児院なら教会の人たちや子供たちによって、愛情たっぷりに育てられるだろうから、すくすくといい子に育ってくれるだろう。
そして、数十分後。
アーシアさんが選んだのは、少し毛が長めの仔犬。毛色はグレー。
ショーケースにかけてあった親の姿絵を見るに、姿はアイリッシュ・ウルフハウンドに似てる気がする。どう見ても大型犬だ。
アーシアさんが抱いて撫でてる仔犬を見ても、その足の太さが「大きくなるゼェ!」と主張してるかのようだ。
成犬の大きさをポルトさんに聞くと、俺が知るアイリッシュ・ウルフハウンドよりもひと回り大きいみたいだ。
前世基準で言えばめちゃデカイんだが、この世界には狼系の魔物はもっとデカイのがいるし、俺の眷属で熊系の魔物である、グレートタイラントアシュラベアのアスラはアフリカ象よりもデカイ。
なら犬の大きさがこんなでも、この世界の人は驚かないんだろうな。しかも、飼うのがお金持ちだから、広い敷地の豪邸であれば気にしないというところか。
さて、支払いを済ませて帰るか。とにかく、ボルクスさんと鉢合わせしないようにしないとな。
◇
一方その頃、ボルクスたちはというと、ボトックの街のトップパーティーである彼らは、近場の森の中で、フォレストウルフの討伐という依頼をこなしていた。
ラッキーなことに、早々にフォレストウルフに遭遇して討伐し、拠点としているボトックの街へと戻る。
ボトックの街に着いた瞬間、ボルクスの視界に黒い大型の鴉が飛び込んできた。
ボルクスの心臓がドキリととび跳ねる。
というのも、それがシグムンドの従魔で、たびたびボルクスも世話になっているヤタだと分かったからだ。
人間とも流暢に会話する知能を持つ、高位の魔物のヤタ。
ヤタは、隠密系の能力が優秀なので、ヤタが隠密をやめて存在を把握できるようにしてくれないと、ボルクスには見つけることもできない。
そのヤタがボルクスに姿を見せたということは、彼に何か用があるということだ。
ボルクスはパーティーメンバーのうち、人族で神官のセレナに頼む。
「セレナ、ギルドへの報告を頼んでもいいかな?」
「えっ? 急にどうしたんです?」
「ちょっと用事を思い出したんだ」
「そうなんですね、それは構いませんけど」
セレナは慌てたようなボルクスの様子に、首を傾げながらも了承する。
「ボルクスさん、打ち上げは?」
「そうだよ。打ち上げには来るんだよね」
人族の魔法使いのマールと獣人族の軽戦士ミルケが言う。二人が述べているのは、討伐依頼をこなした後の打ち上げのことだ。
「あ、ああ、いつもの店だな。用が終わったら行くよ」
ボルクスは手を振って、パーティーメンバーのセレナたちと別れた。そしてヤタと合流しようと、大通りを外れる。
早足に路地裏に向かったボルクスに、物陰から声が掛けられる。
「ボルクスの旦那。こっちだ。こっち」
ボルクスが足を止めると、物陰から黒い大型の鴉、ヤタが現れる。
「ヤタ。何か緊急の用事なのか?」
「用事というか忠告だな」
「忠告……」
ヤタの言葉を聞き、ボルクスに緊張が走る。
「ああ、ちょうど今、うちのマスターがこの街に来ているんだ」
「へぇ、シグムンド殿が? ボトックは冒険者の街だぞ。シグムンド殿には縁がなさそうなんだが……」
ボルクスは、ヤタの話に首を傾げる。
ボトックの街は小さくはないが、辺境だ。
最近は、商売が盛んになってきた草原地帯と魔王国を繋ぐ交易ルート上にあるため、景気がいい。だが変わった特産品は特になく、観光できるような場所もない。
応援ありがとうございます!
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