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7巻
7-1
しおりを挟む1 天空島上陸
天空島を囲む暴風はすごくて、飛空艇ウラノスをもってしても本当にギリギリだった。
ウラノスに乗船しているのは、僕タクミ、エルフのソフィア、人族のマリア、狐人族のレーヴァ、兎人族のマーニ、僕と同郷出身のアカネ、その従者の猫人族のルルちゃん。普段は亜空間にいるアラクネのカエデも乗っている。
僕達メンバーの他には有翼人族がおり、族長のバルカンさん、女の子のベールクト、あとなぜかミノムシことバート君まで乗船していた。
ようやく風の結界を抜ける。
そこに広がっていたのは、まさにファンタジーな光景だった。
高度3000メートルの上空、雲海の中に浮かぶようにその島はあった。
――天空島。
島には、小高い山々があるのが見えた。あれがバルカンさんが言っていた有翼人族達が暮らしている場所だろうか。
湖も見える。不思議な事に、空高くに浮いているというのに、清らかな水が湧き続けているらしい。
湖から流れ出た川が天空島の外へ落ち、滝を形成している。滝の水は雲となり、そうした光景が天空島をより一層幻想的に見せていた。
僕は目の前の光景に呆然としながら、ソフィアに向かって言う。
「森が建物を侵食しているから分かりづらいけど、古代遺跡の残滓は遺っているね」
「ダンジョンは、森に呑まれた古代遺跡の中にあるのでしょうか」
巨大な森の中に、古びた建物の残骸が見えた。
暴走したダンジョンの影響なのか、魔境とまではいかないけれど、あちこちに魔物の気配を感じる。
「でもあの湖の水は、どこから来てるんだろう?」
「ああ、あの湖ですか。あれは、古代文明時代の湧水の魔導具が未だに機能していると言われています」
僕の疑問に答えてくれたのはバルカンさんだ。
それからバルカンさんは、祖先から伝えられているという話を教えてくれた。
天空島では古代文明時代の魔導具がたくさん機能していて、島を浮遊させているダンジョンコアや湧水の他にも色々あるらしい。
その一つがさっきウラノスが潜り抜けた、島を覆う特殊な結界。
あの結界は高度3000メートルに吹く強い風を防ぎ、雷さえ通さないという強力なものである一方、空気の流れを止めるわけではないらしい。島に被害を及ぼすものだけを防ぐようだ。
しかし、バルカンさん達が天空島から避難したあと、結界は暴走状態に陥ってしまった。
本来なら結界が張られていても人や魔物は通れるのだが、今の状態では島に残った者達は逃げ出せていないだろうとの事。
またこの島は、上空にあるにもかかわらず過ごしやすい季節が巡っているらしい。
魔導具によって島内の気候を地上と変わらぬ状態にしているため、地上の動植物でも問題なく生きられるのだとか。
もっとも、それが今も正常に機能しているかは分からないけど……
ともかくそんなわけで、バルカンさん達と離ればなれになった同胞の探索を第一に考えないといけない。
「儂らの集落は山の中腹にあります。同胞達は今も森から離れた山に洞窟を掘って暮らしていると思われますじゃ」
有翼人族がこの島に住み始めた頃からすでに、天空島中心部の古代遺跡は森に呑まれていたそうだ。
ダンジョンの魔素は、当時からわずかに漏れ出していたんだろう。森には野生動物に紛れて魔物が生息していたため、有翼人族は比較的安全な山に集落を作ったらしい。
「私達が森を住処としていたならもっと被害は大きかったでしょうな」
たださえ危険な森に、それまでダンジョンに留まっていた強力な魔物まで闊歩するようになり――有翼人族は種族としての生き残りを賭け、集落を二つに分けたという。
バルカンさんは当時の事を思い出してか、遠い目をしながら言う。
「どちらかが生き残れば、儂ら有翼人族の血は残せますから」
「大変だったんですね」
「……それはもう。天空島に残った同胞達も楽ではなかったでしょうが、儂らも大変でした。長く飛ぶ事が出来ない儂らが、翼の力だけで地上を目指したのですから」
上空3000メートルからの脱出が簡単なわけがない。わずかな荷物しか持ち出せなかっただろうし、その後の孤島での生活も楽ではなかっただろう。
実際、僕が有翼人族と出会った時、彼らの生活は限界そうだった。
かといって天空島に戻るというのはさらなる危険を伴う。それでもバルカンさん達は今回迷わずそうする事を選んだ。
それは、魔大陸でのパワーレベリングで有翼人族の戦士達が強く育った事、また僕達のサポートによるところが大きかったんだと思う。
バルカンさんが大袈裟に頭を下げてくる。
「イルマ殿が有翼人族の若者達に武具を渡し、魔大陸の魔境で訓練を施してくださったおかげで、随分と逞しくなりました。イルマ殿には感謝しかありません」
「ハハハッ、気にしないでください。僕は天空島に来てみたかっただけですから」
実際、純粋に空に浮かぶ島を見たかっただけだし、有翼人族の若者を鍛えたのは、魔大陸でシドニアのダンジョン探索を手伝ってもらうため。あまり感謝されるのも居心地が悪い。
まあぶっちゃけ、日本人だった頃に好きだったアニメで観たような、空飛ぶ島というザ・ファンタジーにテンションが上がってしまったのだ。
僕以外のメンバーも、僕と同じような感じだと思う。アカネなんて「滅びの言葉を言ったら飛んでっちゃうのかな?」とか某超有名アニメ映画の話をしていたし……名作は世代を超えるね。
僕はウラノスを操縦しつつ、バルカンさんに言う。
「じゃあ、山の麓に降りられそうな場所を探しますね」
「お願いします。確か、もう少し北側に着陸出来そうな場所があったと思うのですが……」
バルカンさんの記憶は二百年以上前のものだ。そんなバルカンさんの自信なさげな指示に従いつつ、僕はウラノスの高度を落として山の麓を探索した。
しばらくして、ギリギリ降りられそうな山肌を見つける。
「皆さん、着陸するので椅子に座ってください」
みんなにシートベルトを装着してもらい、着陸態勢に入る。僕の操縦でウラノスが垂直に降下し、ゆっくりと地面に向かっていく。
2 再会
無事着陸したウラノスからタラップが降ろされ、僕らは天空島への最初の一歩を踏み出した。
広がる森を見たソフィアが指摘する。
「タクミ様、森の植生が独特なようですね」
「へぇー、僕には見分けがつかないや。さすがエルフだね」
僕は植物にそれほど詳しくない。普段使う薬草なら少し分かるくらい。
役立ちそうな植物がありそうだがら、鑑定しながら採取してもよさそうかな。でもエルフのソフィアの方が見つけるのが断然早いので、あとでソフィアに教えてもらおう。
森の反対側にある山を見ると、その中腹に洞窟が確認出来た。僕は気配察知とあわせて探知の魔法を使う。
「……バルカンさん達の同胞かどうかは分からないけど……いるね」
「はい、二百人くらいですね。バルカン殿の集落の人数とほぼ同じです」
僕とソフィアが山の方を眺めて話していると、バルカンさんが興奮して聞いてくる。
「この距離で分かるのですか!?」
「たぶん、バルカンさん達の時と同じように、向こうから接触してくると思いますよ」
そう言ってみたものの、あっちはかなり警戒しているみたいで、なかなか動こうとしなかった。まあ、いきなり空から飛行物体が現れたのだから警戒するのは分かる。
でも、降りてきた人達の中にバルカンさん達有翼人族が交じっているんだし、そこまで怯えなくてもよいと思うんだけどな。
バルカンさん曰く、魔物が増えた森の側で暮しているので慎重になっているのだろうと。
色々作業をしながら一時間くらい待っていると、彼らは空を飛んでやって来た。堂々と飛んできているので、バルカンさん達がいるのに気づいたのかな。
二十人ほどの有翼人族の戦士達を引き連れて現れたのは、バルカンさんくらいの年齢の男性だった。
彼は僕達から少し離れた場所に降り立ち、弓と槍で少し警戒しながら近づいてくる。そして掠れた声でバルカンさんに話しかけた。
「……お、お前は……バルカンか」
「兄さん……生きていたんだな。再び生きて会えるなんて……」
バルカンさんも男性も、同じように震えていた。
「バルカン!」
「バルザック兄さん!」
バルカンさんと「バルザック」と呼ばれた男性はともに駆け寄ると、ガシッと抱き合った。
どうやら天空島に残った有翼人族の長らしきこの男性は、バルカンさんのお兄さんだったらしい。二人は長い間、涙と鼻水を流して抱き合っていた。
「マスター、おじちゃん同士が抱き合って気持ち悪いね」
「しっ! それを言っちゃダメだよ、カエデ。バルカンさんは、二度と会えないと思っていたお兄さんと再会出来て嬉しいんだから」
「ふ~ん、そうなの? カエデよく分かんないや」
カエデは感動すべき光景なのに引いていたけど、まあ仕方ないかな。
そこへ――
「「おい、オヤジ! あっ?」」
再会を喜び合うバルカンさん達に向かって同時に同じ台詞を言い、同時に驚く者がいた。
一人は、バート君。
もう一人は天空島側の有翼人族で、バート君くらいの年齢の青年。なんかバート君に似ている気がする。気のせいだろうか?
「「なんだお前!」」
再び同時に声を上げ、バート君とバート君によく似た青年が睨み合う。
それを見ていたルルちゃんがアカネに話しかける。
「アカネ様、バカが増えたニャ」
「ルル、近づいたらダメよ。バカが感染るから」
「ほぉわっ、大変ニャ! ルルは絶対近づかないニャ!」
「いやバカは感染らないからね。あとルルちゃん、そろそろ普通の話し方をした方がよくないかな」
そういえば、いつの間にかルルちゃんは語尾に「ニャ」を付け出していた。昔はもっと従者らしい喋り方だったのに。
僕の指摘に、アカネが勢いよく反論する。
「何言ってるのよ、バカは感染るのよ。朱に交われば赤くなるって言うでしょ。それと、ルルの話し方はこれでいいのよ。可愛いでしょう」
ルルちゃんもウンウンと頷いている。まあ、本人がよいなら問題ないのか。
そろそろ話を進めたいので、バート君達もアカネもひとまず放っておいて、バルカンさんに話しかける。
「あの……バルカンさん」
「おっ、おお、申し訳ないイルマ殿。兄さん、こちらのイルマ殿のおかげで儂らはここまで帰ってこられたのです」
バルカンさんが僕の事をバルザックさんに紹介してくれる。バルザックさんは涙を流しながら僕の手を取った。
「おおっ! これは申し訳ない。儂はバルカンの兄のバルザックと申します」
「タクミ・イルマです。バルカンさんとは偶然、縁を持ちまして、天空島へ帰る手助けをする事になりました」
「ここで立ち話もなんです。儂らの住処に招待しますぞ」
「そうだな。バルザック兄さんに協力してもらいたい事もあるし、落ち着ける場所でゆっくり話そうか」
感激するバルザックさんを、バルカンさんと二人で落ち着かせてから、ひとまずバルザックさん達の洞窟へ案内してもらう事になった。
「少しの距離ですから、儂らが抱えて行きましょうか」
「いえ、大丈夫ですよ」
バルザックさんの申し出を断ると、僕はウラノスをアイテムボックスに収納して、空を飛ぶバルザックさん達のあとを追う。
あとで聞いた話なんだけど、山の麓から洞窟のある中腹へぴょんぴょんと山肌を駆け上がる僕達を見て、バルザックさんはバルカンさんにこう尋ねたらしい。
「……バルカン、外の世界の人間は皆、翼がなくともあのような動きが出来るのか?」
「いや、イルマ殿達は特殊な例だと思うぞ」
唖然とする有翼人族達に気づかずに、僕らはバッタのように山を駆け登って、人間離れした身体能力を見せてしまったかもしれない。
外の世界を知らない有翼人族達には刺激が強かったかな?
◇
山の中腹にある洞窟の中に足を踏み入れる。
そこは長い年月をかけて掘り進められ、今も続けられているようだった。ノミの跡がそこここに残っている。
「中は広いんですね」
洞窟は中に行くほど広くなり、奥の方はちょっとしたホールのようになっていた。バルカンさんが感心したように言う。
「随分と広げたのだな」
「ああ、身を守るためにも、一箇所に固まって生活する必要があったのだ」
バルカンさんが暮らしていた頃から、この住処も大きく変わったのだろう。バルカンさんは周囲を見回している。
広場には集落の住民が集められていた。皆、僕達の事を不安そうに見つめている。
子供も少ないながらチラホラと見受けられた。
戦士の質は、僕が鍛える前の孤島の有翼人族と比べて幾分マシな程度だった。ただ、どの人も栄養状態はあまりよくない。
バルカンさんを覚えている人も多くいた。彼らの喜びの再会をひとしきり見届けたあと、バルザックさんと今後について話し合う事になった。
バルザックさんが再び頭を下げてくる。
「改めて感謝します、イルマ殿。生きてバルカンに会える日が来るとは思っていませんでした」
「いえ、僕達も色々とお手伝いしてもらいましたから」
「それでもです。あなたのおかげで親孝行が出来ます」
バルザックさんは、両親にバルカンさんとバート君を会わせられると喜んでいた。
バルカンさんがここを脱出した際は、多くの女子供を一緒に連れ出したという。その一方で、体力的に厳しかったお年寄りは天空島に残したらしい。
この二百年の間に、そうしたお年寄りの多くは寿命で亡くなり、生まれる子供も少ないため集落の人口は減少傾向にあるようだった。
これは、バルカンさん達孤島の有翼人族も抱えていた問題なのだけど……
「ダンジョンの魔物が現れるようになったせいで、森での狩りが難しくなったのです。もともと弓ぐらいしか戦う術を持たない儂らには、この森の魔物は荷が勝ちすぎていました」
バルザックさんは溢れる魔物をなんとかすべく、その原因であろうダンジョンコアの制御室へ行こうとしたそうだ。だが、強力な魔物に阻まれ、近づく事さえ出来なかった。そうして手を拱いているうちに結界が暴走し始める。
それが五十年ほど前。
バルザックさんが辛そうに言う。
「集落の人数が少なくなり、維持していくのも限界を感じていたのです」
「バルザック兄さんもか……このタイミングでイルマ殿と出会えた事は女神様の思し召し、儂らにとって僥倖であったな」
バルカンさんはそう言うと、少しだけ笑みを見せた。
「確かにな。まあそれはさておき、バルカン。まずは、父さんと母さんに挨拶してほしい」
バルザックさんがそう言うと、バルカンさんとバルザックさんよりも少しだけ年配の夫婦が出てきた。有翼人族の年齢は見た目じゃまったく分からないけど、たぶんご両親なんだと思う。
バルカンさんが頭を下げる。
「父さん、母さん、お久しぶりです。お元気そうでよかった」
「「バルカンっ!」」
三人は抱き締め合って、再会を喜んでいた。
「バルカンも歳を取ったな」
「父さん、二百年ぶりなんですよ。儂だって年寄りになります」
バルカンさんのお父さんは、バルカンさんとバルザックさんにそっくりだった。見た目の年齢にそれほど差があるように見えない。兄弟といっても通用しそうだ。
バルカンさんのお父さんがバーザードさん。お母さんの名前がベートリスさん。バルカンさんの氏族では男は「バ」が名前に付くのだそうだ。女性は「ベ」なのかな。
「バルカン、私達の孫を連れてきてるのでしょう?」
「はい、母さん。バートならあちらに……」
ベートリスさんに問われたバルカンさんが視線を向けた先では――バート君が同じ年頃の青年と口喧嘩していた。
あいつはさっきもバート君と言い争っていた子だ。
バルザックさん、バルカンさんが争う二人に向かって声を荒らげる。
「バルト! 何をしている!」
「バート! お祖父様とお祖母様に挨拶せんか!」
すると、バルザックさんとバルカンさんが顔を見合わせ、それぞれ尋ねる。
「うん? あれはバルカンの息子か?」
「じゃあ、あの子は兄さんの子供?」
喧嘩していたのがお互いの子だと知って戸惑う二人に向かって、ベートリスさんとバーザードさんが呆れながら口にする。
「おやおや、そっくりだね」
「ふむ、デキの悪い感じがそっくりじゃ」
「「……申し訳ございません」」
バルカンさんとバルザックさんは声を揃えて謝ると頭を下げた。
バルザックさんの息子さんは、バルト君というようだ。年齢は偶然にもバート君と同じ歳との事。
従兄弟同士だから似ていたんだね。バルカンさんとバルザックさんには申し訳ないけど、残念なところもよく似ていた。
そんなふうに会話していると、マーニが提案してくる。
「旦那様、皆様に食料を提供してはどうでしょう」
「そうだね。マジックバッグや僕のアイテムボックスにある食料を出そうか」
少々人数は多いけど、僕のアイテムボックスの中には大量の食材がストックされている。
中に入れておけば時間経過しないという機能に気が大きくなってしまい、自重せずに貯め込んでしまった結果だ。
ここには二百人以上いるんだけど、食料が不足する心配はないと思う。
まあ、解体が済んでいない魔物が大量にあるので、解体から始めないとダメなんだけどね。
僕はバルザックさんに食料の提供を申し出る。
「そんな、よろしいのですか?」
「はい、もともとそのつもりでしたから」
「じゃあ、私達もお手伝いしようかね」
ベートリスさんが有翼人族の女衆に号令をかけ、マーニやマリアも一緒になって料理の準備をし始めた。
みんなの栄養状態を考えると、すぐにでも栄養を摂ってもらいたかったんだよね。
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