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第62話 ムーラン・ルージュ IN 大阪
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アキ・七瀬・優奈・萌・涼香・圭・汐音・穂波・カトリーナ・渡・八郎・二郎、テルマエ学園のおなじみの面々と引率の葵が関西空港に降り立った。
ターミナルビルには【ナニワ空中温泉】のロゴが入った送迎バスが待機しており、アキ達を乗せるとスカイゲートブリッジRを渡り、一路大阪市内を目指す。
海辺の風景から山並みを過ぎると眼下に大阪平野が広がり大阪の街並みが目に入り、目的地である【ナニワ空中温泉】へと到着した。
メインゲートへと滑り込んだバスが停車し、バスのドアが開く。
「タイムスリップしたみたいだなぁ・・・」
渡が感嘆の声を上げる。
「まさに戦国時代みたいっす」
胸を躍らせキョロキョロと見回す二郎。
「そやろ~、そやろ~」
有頂天になった八郎が皆を先導している。
しばらく街並みを見ながら歩くと、【ナニワ空中温泉】の入り口が見えてくる。
ドドドンッ! ドドドンッ!!
大きな太鼓の音が鳴り響き、昔で言う浪速の商人の様相を呈した従業員達が満面の笑みで出迎えている。
「ようこそっ!【ナニワ空中温泉】へっ! 大塩様御一行、ご案内~っ!」
「おうっ、世話になるでぇっ!」
さすが八郎、地元の大阪ではいつもより鼻息も荒い。
ここは安土桃山時代の城下町が再現されているだけでなく、煌びやかさも群を抜いている。
アキ達も散策気分でアチコチを見て回る。
再現された千利休の黄金の茶室、狩野永徳の屏風絵(レプリカ)は特に目を引いている。
また、安土桃山城を築城した織田信長を始め妹のお市の方や、浅井三姉妹(茶々・初・江)の肖像画や銅像も多数展示されていた。
「・・、誰?」
その時、アキの頭の中に直接、誰かの声が響いたーー
遥か遠い昔に聞いたような・・・、懐かしさ?それとも、追憶? そんな感覚に包まれたアキは銅像の前に立ち止まると黙ってその銅像を見続ける。
その瞳は目の前にある銅像を通り越して、遥か時空の先を見ているような・・・
「・・・? アキちゃん?」
アキの異変を感じ取った圭の声に渡も振り向く。
「アキ・・・? どうした?」
渡と圭の声など聞こえていないかのように無表情のままスタスタと歩き出すアキ。
「渡も圭ちゃんも心配あらへんって。アキちゃん、【ナニワ空中温泉】にびっくりしただけやって」
八郎は特に気に留める様子も無い。
「普通の温泉とはレベチなスケールですからね~。師匠っ!」
二郎も自分がはしゃぐ事しか考えられないようだ。
その頃、弁天町駅に一人の女性が降り立っていた。
長い黒髪に上下黒のパンタロンスーツ、そしてサングラス・・・
不動院晶である。
「何やら、地霊が騒いでいるようだが・・・」
晶の目が駅前に立つ【ナニワ空中温泉】へと向けられる。
「あそこ・・・か」
晶の足がそちらへと向いた。
その頃、DoDoTVの中継車も【ナニワ空中温泉】へと到着していた。
マイクを持った三波が先導し、すずのカメラがそれを追う。
岩田は周囲の撮影に取り掛かっていた。
「DoDoTVをご覧の皆様。【新・温泉を訪ねて・・・、ぶらり】の時間がやって参りましたぁ。さて、今回お届けするのはぁっ!」
すずのカメラがバックし、三波の後ろにそびえる建物を広く映し出す。
「何と、OPENしたばかりの【ナニワ空中温泉】ですっ!突撃リポーター濱崎三波、行って参りまーすっ!」
三波の顔をアップにし、走り出す三波を追いかけるすず。
安土桃山城は現存していない。
だが、どこまでも派手好きだった織田信長を意識して赤・青・黄色の三原色をモチーフにした5階建の城がそびえている。
「平日だってのに客が多いな・・・」
三橋が何げなく、歓迎板に目をやるとーー
(大塩・・・、御一行って・・・。おいおい、テルマエ学園かよ・・・)
驚くと同時に三橋の頭にふと妙案が浮かんだ。
(お忍び旅行ってか? これは・・・、いけるぞっ!)
ニヤリとほくそ笑む三橋だった。
チェックインを終えたアキ達は明日の予定を相談する為に、葵の部屋へと集まっていた。
「せっかく、大阪まで来た事だし、敵情視察が目的とは言え皆にもリフレッシュして貰いたい!そこでだっ! ツアコン大塩っ! お勧めのスポットを皆に説明しろっ!」
「はいはーい」
八郎は待ってましたとばかりに走り出た。
いつの間に用意したのか、二郎はたくさんのフリップを抱えている。
八郎は大阪の見どころスポットを次々と紹介していく。
【WMJ】・ワールドムービーズジャパン 映画をコンセプトにしたテーマパーク
【海洋館】・世界最大級の水槽を持つ水族館
【天玉寺動物園】・深夜ZOOで人気を博している動物園
【TWO天閣】・二つ並んだ広告塔・展望台が大人気
【南の島美術館】・近代美術品の展示でリニューアルしたばかりの美術館
【大阪城】・豊臣秀吉築城の城、国内最大であり桜の名所でもある
二郎が掲げたフリップで見どころを次々と説明していく八郎。
「わいのお勧めは、【WMJ】のハニー・タッパーエリアやなぁ。それか、【海洋館】でジンベェザメの大きさに感動っちゅうのもあるし・・・。そうや、【TWO天閣】のバリケンさんは幸運の神様なんやでぇ」
「【TWO天閣】、オモシロソーネ」
カトリーナが最初に声を上げる。
「いやいや、大阪なんだからここは【WMJ】でしょ」
優奈はガイドマップを片手に提案する
。
「あたしは、【海洋館】かな。ねぇ、アキはやっぱ【天玉寺動物園】?」
七瀬が横に居るアキに問いかける。
「・・・」
「えっ、何っ?」
アキの呟きを聞き取ろうと七瀬が改めて聞いた。
「・・・【大阪城】」
アキはうつ向いたままそう言った。
「へっ!? 【大阪城】やて?」
てっきり一番人気は【WMJ】と決めつけていた八郎は目を見開き驚いている。
「大阪に来て、何もお城に行かなくても・・・」
二郎でさえも渋面になっている。
「わたしはアキちゃんが行きたい所ならどこでもいいよ」
涼香はいつの間にか、アキの真横へと移動してちゃっかり腕を組んでいる。
「どうしても・・・っ!」
それまで俯いたままだったアキが顔を上げた。
「【大阪城】に行きたい・・・。いや、行かなきゃいけないのっ!」
顔を上げたアキの目は虚ろな目を空に向けている。
「アキっ! どうしたんだ!? お前、おかしいぞっ?」
アキの尋常で無い様子を心配した渡が肩に手を掛けて揺さぶる。
「温水っ? どうしたんだ?」
葵も何が起きているのか理解できずにいる。
「大阪城・・・、大阪城に・・・」
(何かおかしい・・・。いや、おかし過ぎるっ!)
只ならぬ事態と感じ取った圭がアキへと駆け寄る。
「アキちゃんっ! しっかりしてっ! こっちを見なさいっ!」
圭は両手でアキの顔を自分へと向け、両頬を軽く叩く。
「えっ・・・!」
圭に頬を叩かれ、アキの瞳に普段の色が戻った。
「あれ・・・? あたし・・・。今まで何してたの・・・」
皆の視線が自分へと集まっている事に気付き、きょとんとするアキ。
「いつものアキちゃんに戻ったみたいね・・・」
圭がアキの顔を離した。
(さっきのって一体・・・)
圭も何やら気持ちが落ち着いていないのを自分でも感じ始めていた。
(嫌な予感っていうのかな・・・)
圭は自分以外にも違和感を皆が感じている事に気付いていたのだろうか。
(これは・・・。どうする・・・、橘ゆかりに報告する? だが・・・)
葵も今起きていた事をどう扱えば良いのか分からなかった。
(行ってみれば、はっきりするか・・・)
葵は意を決して言った。
「皆っ! 温水がそこまで言うなら・・・。どうだろうか、【大阪城】へ行ってみようじゃないか!」
葵の言葉に誰もがこくりと頷いた。
(リーダーとしても重圧か・・・、それとも別の何かが・・・)
今はアキが普段と変わらない事に安心し、明日に何も起きない事をただ願う葵だった。
ターミナルビルには【ナニワ空中温泉】のロゴが入った送迎バスが待機しており、アキ達を乗せるとスカイゲートブリッジRを渡り、一路大阪市内を目指す。
海辺の風景から山並みを過ぎると眼下に大阪平野が広がり大阪の街並みが目に入り、目的地である【ナニワ空中温泉】へと到着した。
メインゲートへと滑り込んだバスが停車し、バスのドアが開く。
「タイムスリップしたみたいだなぁ・・・」
渡が感嘆の声を上げる。
「まさに戦国時代みたいっす」
胸を躍らせキョロキョロと見回す二郎。
「そやろ~、そやろ~」
有頂天になった八郎が皆を先導している。
しばらく街並みを見ながら歩くと、【ナニワ空中温泉】の入り口が見えてくる。
ドドドンッ! ドドドンッ!!
大きな太鼓の音が鳴り響き、昔で言う浪速の商人の様相を呈した従業員達が満面の笑みで出迎えている。
「ようこそっ!【ナニワ空中温泉】へっ! 大塩様御一行、ご案内~っ!」
「おうっ、世話になるでぇっ!」
さすが八郎、地元の大阪ではいつもより鼻息も荒い。
ここは安土桃山時代の城下町が再現されているだけでなく、煌びやかさも群を抜いている。
アキ達も散策気分でアチコチを見て回る。
再現された千利休の黄金の茶室、狩野永徳の屏風絵(レプリカ)は特に目を引いている。
また、安土桃山城を築城した織田信長を始め妹のお市の方や、浅井三姉妹(茶々・初・江)の肖像画や銅像も多数展示されていた。
「・・、誰?」
その時、アキの頭の中に直接、誰かの声が響いたーー
遥か遠い昔に聞いたような・・・、懐かしさ?それとも、追憶? そんな感覚に包まれたアキは銅像の前に立ち止まると黙ってその銅像を見続ける。
その瞳は目の前にある銅像を通り越して、遥か時空の先を見ているような・・・
「・・・? アキちゃん?」
アキの異変を感じ取った圭の声に渡も振り向く。
「アキ・・・? どうした?」
渡と圭の声など聞こえていないかのように無表情のままスタスタと歩き出すアキ。
「渡も圭ちゃんも心配あらへんって。アキちゃん、【ナニワ空中温泉】にびっくりしただけやって」
八郎は特に気に留める様子も無い。
「普通の温泉とはレベチなスケールですからね~。師匠っ!」
二郎も自分がはしゃぐ事しか考えられないようだ。
その頃、弁天町駅に一人の女性が降り立っていた。
長い黒髪に上下黒のパンタロンスーツ、そしてサングラス・・・
不動院晶である。
「何やら、地霊が騒いでいるようだが・・・」
晶の目が駅前に立つ【ナニワ空中温泉】へと向けられる。
「あそこ・・・か」
晶の足がそちらへと向いた。
その頃、DoDoTVの中継車も【ナニワ空中温泉】へと到着していた。
マイクを持った三波が先導し、すずのカメラがそれを追う。
岩田は周囲の撮影に取り掛かっていた。
「DoDoTVをご覧の皆様。【新・温泉を訪ねて・・・、ぶらり】の時間がやって参りましたぁ。さて、今回お届けするのはぁっ!」
すずのカメラがバックし、三波の後ろにそびえる建物を広く映し出す。
「何と、OPENしたばかりの【ナニワ空中温泉】ですっ!突撃リポーター濱崎三波、行って参りまーすっ!」
三波の顔をアップにし、走り出す三波を追いかけるすず。
安土桃山城は現存していない。
だが、どこまでも派手好きだった織田信長を意識して赤・青・黄色の三原色をモチーフにした5階建の城がそびえている。
「平日だってのに客が多いな・・・」
三橋が何げなく、歓迎板に目をやるとーー
(大塩・・・、御一行って・・・。おいおい、テルマエ学園かよ・・・)
驚くと同時に三橋の頭にふと妙案が浮かんだ。
(お忍び旅行ってか? これは・・・、いけるぞっ!)
ニヤリとほくそ笑む三橋だった。
チェックインを終えたアキ達は明日の予定を相談する為に、葵の部屋へと集まっていた。
「せっかく、大阪まで来た事だし、敵情視察が目的とは言え皆にもリフレッシュして貰いたい!そこでだっ! ツアコン大塩っ! お勧めのスポットを皆に説明しろっ!」
「はいはーい」
八郎は待ってましたとばかりに走り出た。
いつの間に用意したのか、二郎はたくさんのフリップを抱えている。
八郎は大阪の見どころスポットを次々と紹介していく。
【WMJ】・ワールドムービーズジャパン 映画をコンセプトにしたテーマパーク
【海洋館】・世界最大級の水槽を持つ水族館
【天玉寺動物園】・深夜ZOOで人気を博している動物園
【TWO天閣】・二つ並んだ広告塔・展望台が大人気
【南の島美術館】・近代美術品の展示でリニューアルしたばかりの美術館
【大阪城】・豊臣秀吉築城の城、国内最大であり桜の名所でもある
二郎が掲げたフリップで見どころを次々と説明していく八郎。
「わいのお勧めは、【WMJ】のハニー・タッパーエリアやなぁ。それか、【海洋館】でジンベェザメの大きさに感動っちゅうのもあるし・・・。そうや、【TWO天閣】のバリケンさんは幸運の神様なんやでぇ」
「【TWO天閣】、オモシロソーネ」
カトリーナが最初に声を上げる。
「いやいや、大阪なんだからここは【WMJ】でしょ」
優奈はガイドマップを片手に提案する
。
「あたしは、【海洋館】かな。ねぇ、アキはやっぱ【天玉寺動物園】?」
七瀬が横に居るアキに問いかける。
「・・・」
「えっ、何っ?」
アキの呟きを聞き取ろうと七瀬が改めて聞いた。
「・・・【大阪城】」
アキはうつ向いたままそう言った。
「へっ!? 【大阪城】やて?」
てっきり一番人気は【WMJ】と決めつけていた八郎は目を見開き驚いている。
「大阪に来て、何もお城に行かなくても・・・」
二郎でさえも渋面になっている。
「わたしはアキちゃんが行きたい所ならどこでもいいよ」
涼香はいつの間にか、アキの真横へと移動してちゃっかり腕を組んでいる。
「どうしても・・・っ!」
それまで俯いたままだったアキが顔を上げた。
「【大阪城】に行きたい・・・。いや、行かなきゃいけないのっ!」
顔を上げたアキの目は虚ろな目を空に向けている。
「アキっ! どうしたんだ!? お前、おかしいぞっ?」
アキの尋常で無い様子を心配した渡が肩に手を掛けて揺さぶる。
「温水っ? どうしたんだ?」
葵も何が起きているのか理解できずにいる。
「大阪城・・・、大阪城に・・・」
(何かおかしい・・・。いや、おかし過ぎるっ!)
只ならぬ事態と感じ取った圭がアキへと駆け寄る。
「アキちゃんっ! しっかりしてっ! こっちを見なさいっ!」
圭は両手でアキの顔を自分へと向け、両頬を軽く叩く。
「えっ・・・!」
圭に頬を叩かれ、アキの瞳に普段の色が戻った。
「あれ・・・? あたし・・・。今まで何してたの・・・」
皆の視線が自分へと集まっている事に気付き、きょとんとするアキ。
「いつものアキちゃんに戻ったみたいね・・・」
圭がアキの顔を離した。
(さっきのって一体・・・)
圭も何やら気持ちが落ち着いていないのを自分でも感じ始めていた。
(嫌な予感っていうのかな・・・)
圭は自分以外にも違和感を皆が感じている事に気付いていたのだろうか。
(これは・・・。どうする・・・、橘ゆかりに報告する? だが・・・)
葵も今起きていた事をどう扱えば良いのか分からなかった。
(行ってみれば、はっきりするか・・・)
葵は意を決して言った。
「皆っ! 温水がそこまで言うなら・・・。どうだろうか、【大阪城】へ行ってみようじゃないか!」
葵の言葉に誰もがこくりと頷いた。
(リーダーとしても重圧か・・・、それとも別の何かが・・・)
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