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夜会から動く?
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ミリアが手紙を受け取ったのは
夜会から2日後の朝だった
朝食中にきた皇后からお茶の誘い
「んーどうしましょ」
目の前の母に聞く
「行きなさい、いくらあなたでも
リナちゃんの誘いは断るのは駄目よ」
母と皇后は親友だ
お互いに名前で呼び合う仲
ゆえ皇后とのお茶会は断れない
「わかりました、行きます」
憂鬱な気分で着替えをして
王宮に向かう
お昼からノンビリする予定だったのに
王宮に着くと
皇后の女官によって
案内されたのは皇太子宮
「何かの間違いでは?」
「いえ、間違ってません」
「わたくしは皇后とのお茶会に」
「はい、その前に皇后陛下から
皇太子宮へ案内するように言われましたから」
「失礼します」
女官と話していると一人の男性が来た
「アーネスト卿、ミリア様をお願いいたします」
「えっ行かないわよ!」
「ミリア様、失礼は分かっておりますが
ついてきていただけませんか
お願いいたします」
男性に頭を下げられれば
ミリアとて無下には出来ない
「…わかりました、但し女官たちも付いてきてくれますか?」
「はい」
夜会から2日後の朝だった
朝食中にきた皇后からお茶の誘い
「んーどうしましょ」
目の前の母に聞く
「行きなさい、いくらあなたでも
リナちゃんの誘いは断るのは駄目よ」
母と皇后は親友だ
お互いに名前で呼び合う仲
ゆえ皇后とのお茶会は断れない
「わかりました、行きます」
憂鬱な気分で着替えをして
王宮に向かう
お昼からノンビリする予定だったのに
王宮に着くと
皇后の女官によって
案内されたのは皇太子宮
「何かの間違いでは?」
「いえ、間違ってません」
「わたくしは皇后とのお茶会に」
「はい、その前に皇后陛下から
皇太子宮へ案内するように言われましたから」
「失礼します」
女官と話していると一人の男性が来た
「アーネスト卿、ミリア様をお願いいたします」
「えっ行かないわよ!」
「ミリア様、失礼は分かっておりますが
ついてきていただけませんか
お願いいたします」
男性に頭を下げられれば
ミリアとて無下には出来ない
「…わかりました、但し女官たちも付いてきてくれますか?」
「はい」
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