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幸せになりましょう
幸せになりましょう
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女王になると決断したまでは良かったけど? いや、良かったのかな? とにかく忙しいっ!
衣装合わせやら自国の重鎮貴族の顔と名前を覚えるのとか、文官とか大臣の任命とか、とにかく書類にサインとかサインとか。
忙しいって言ってんだろうがっ! なんで諸国のトップが親書を送ってくんだよっ! 返事を書かないとダメだろうがっ。
キイーッと頭から煙をモクモクと出しては机に向かい、たまにレイモン氏の笑顔付き毒にやられて魂を飛ばし、夜中にフラフラになってベッドへダイブする毎日です。
問題は山積みだし、でもレイモン氏とアルベールに詰みこみ教育をされているヴィクトル兄様とシャルル様とベルナール様の顔色も真っ青でよくないし、商業ギルドの代表オレールさんは日参してはヤバイ情報を垂れ流しにしてくるし。
「ふうううううっ」
王の執務室の立派な机の上に突っ伏す八歳の少女。
「大丈夫ですか?」
ちっとも心配していない声色のセヴランになんか応えてやんない。
今日は、珍しく執務室にシャルル様とセヴラン、ルネとリオネルしかいない。
執務室の窓には、厚く重いカーテンが日中にも関わらずピチッと閉まっている。
ついでに、外の音が入ってこないようにアルベールが防音の魔法をかけていったのも知っている。
それは・・・昼の鐘とともに行われる処刑の日だから。
私の目に触れることのないようにと配慮したのが、いつにも勝る書類の山の処理だ。
ザンマルタン侯爵と第三妃ベアトリス、第一王女エロイーズが処刑され、既に死んだ第二王子ユベールの首が晒される。
その他にも、亜人奴隷売買に関わった貴族や商人たちの罪が明らかにされ、犯罪奴隷として鉱山などに送られていく。
正式に国王の退位と次期王として第四王女の私が玉座に即くことも、民たちに、諸国に知らされる。
なら、私が先頭に立たないとダメなのに、周りの大人は大反対。
こうして、王の執務室に軟禁されているのじゃ。
もう少ししたら、私はトゥーロン王国初代女王として即位する。
この国ってば、王女に王位継承権は生じなかったんだけど、王法を変えました。
病気療養する予定の国王陛下にあれとこれとと大量に玉璽を押させたわよ、ワハハハ。
戴冠式用の王冠は歴代のモノだけど、子供の私ではすっぽりと顔まで覆っちゃうから、式典用の小さい王冠も作ってもらいました。
・・・国庫の中身は減らしたくないのにぃと愚痴ったら、ベアトリス妃が貯め込んだ宝石を再利用することで予算も最小限で済ませることもできたし。
私は、シルヴィー一世としてこの国に君臨しますけど、ヴィクトル兄様と相談して国名は変わらず「トゥーロン王国」のままにした。
変えることで新しい国をアピールすることもできたけど、愚かしい国としての戒めにそのままにするのよ。
でも、王族の名前は少し変えようって決めて、シルヴィー・プリエ・トゥーロンとヴィクトル・プリエ・トゥーロンと改名することにした。
「一度にはできませんよ。ゆっくりとやりましょう。きっと民たちにも時間が必要なのだから」
アルベールに諭されて、こういう国にしたい! という変革はもう少し時間をかけることにした。
そうよね、こんな子供の王様を信頼するのも無理な話だし、王都に近い人たちは亜人差別を撤廃してもすぐには意識が変わることはできない。
少しずつ、一歩ずつ、でも確実に変えていかなければ!
その前の、最後の膿を出すのが、今日この日の処刑なのだろう。
・・・ちょっと、前世日本人にはキツイですけど・・・、私の代わりに立ち会っているヴィクトル兄様やアルベール、リュシアンだってメンタルにダメージを受けているはず。
むくっと起き上がってバッチーンと両手で両頬を叩く。
「な、なんですか? 急に」
セヴランがギョッとした顔でこちらを見るけど、これは気合を入れたのよ。
「さあ、次の書類を持ってきて! サクサク片付けるわよー」
そうしたら、新作おやつでお茶にしようねー。
ルネとリオネルが満面笑顔で「はい!」と返事した。
「緊張していますか?」
レイモン氏が半笑いで私に声をかける。
「大丈夫ですか? 転ばないでくださいよ」
アルベールが私の右手を取ってエスコートをしてくれる。
私は今、式典用の王冠を頭にチョコンと乗せ、縁に白い毛皮があしらわれた赤いマントをズルズルと引きずり、白い絹のドレスを来て踵の高い靴で静々と赤い絨緞の上を歩いている。
左右にレイモン氏とアルベール。
後ろにヴィクトル兄様と護衛騎士のリュシアンとシャルル様とベルナール様。
その後ろにセヴランとルネとリオネル、モルガン様。
目指すは、城の広場を一望できるバルコニーに通ずる窓だ。
「ううっ・・・。誰もいなかったらどうしようぅぅぅっ」
朝、神官のおじいちゃんに祝福を受け、王冠を被せてもらった。
正式な戴冠式は一年後だが、今日この日、トゥーロン王国の民へ女王シルヴィー一世のお披露目である。
しかし、国民に人気のなかったトゥーロン王国なのに、あんな悪事に手を染めていた国の王など見向きもしないのでは?
お披露目には誰も来ていないのでは?
ポツーンとバルコニーに佇む自分の姿を想像すると、胃が・・・胃がキリキリするよぅ。
「ほら、開けるぞ」
リュシアンが大股で私たちの横を通り過ぎて、窓を大きく左右に開けてしまう。
ビュルルルルルと風の音だけが私の耳に入る。
しまったあぁぁぁっ! 無人の広場か?
アルベールにエスコートされるまま足を進めると、そこには。
「わあああっ!」
広場を埋め尽くす人、人、人。
ほとんどが人族だが、ちらほらと亜人も参加しているし、衛兵姿の亜人もいる。
「ほら、お嬢。お立ち台だぞ」
プッと笑いながら、バルコニーに据えられた台に私の体を持ち上げて立たせてくれる。
しょうがないじゃない! 背が低いんだから。
バルコニーから見下ろす広場には、様々な人が新しい王を見定めに来ていた。
不安そうな顔や興奮し紅潮した顔、そして悲しそうに歪められた顔と憎々し気に睨んでいる顔。
私はその一つ一つを見つめて、深く息を吸いゆっくりと吐きだした。
謝るべきか、それとも威厳のある態度で厳かに語り掛けるべきか。
いいえ。
私は私であるべきよね!
後ろを振り向けば、心配そうな顔や力強く頷く顔、慈愛に満ちた微笑み。
私は広場に向けてニッコリと笑ってみせた。
レイモン氏が魔法で拡張した声で「シルヴィー一世女王である!」と宣言。
パチパチと疎らな拍手と小さな歓声が、ここまで届く。
いいのだ、今はそれだけで。
すべては、ここからなのだから。
私は高々と右手の拳を上げて、私の気持ちを大きな声で叫んだ。
「みんなー、一緒に、幸せになりましょーう!!」
私たちは、そのために生まれてきたんだもの!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
本編はここで完結となります。
皆様、ここまでありがとうございました。
エピローグがまだありますので、お付き合いくださると嬉しいです!
衣装合わせやら自国の重鎮貴族の顔と名前を覚えるのとか、文官とか大臣の任命とか、とにかく書類にサインとかサインとか。
忙しいって言ってんだろうがっ! なんで諸国のトップが親書を送ってくんだよっ! 返事を書かないとダメだろうがっ。
キイーッと頭から煙をモクモクと出しては机に向かい、たまにレイモン氏の笑顔付き毒にやられて魂を飛ばし、夜中にフラフラになってベッドへダイブする毎日です。
問題は山積みだし、でもレイモン氏とアルベールに詰みこみ教育をされているヴィクトル兄様とシャルル様とベルナール様の顔色も真っ青でよくないし、商業ギルドの代表オレールさんは日参してはヤバイ情報を垂れ流しにしてくるし。
「ふうううううっ」
王の執務室の立派な机の上に突っ伏す八歳の少女。
「大丈夫ですか?」
ちっとも心配していない声色のセヴランになんか応えてやんない。
今日は、珍しく執務室にシャルル様とセヴラン、ルネとリオネルしかいない。
執務室の窓には、厚く重いカーテンが日中にも関わらずピチッと閉まっている。
ついでに、外の音が入ってこないようにアルベールが防音の魔法をかけていったのも知っている。
それは・・・昼の鐘とともに行われる処刑の日だから。
私の目に触れることのないようにと配慮したのが、いつにも勝る書類の山の処理だ。
ザンマルタン侯爵と第三妃ベアトリス、第一王女エロイーズが処刑され、既に死んだ第二王子ユベールの首が晒される。
その他にも、亜人奴隷売買に関わった貴族や商人たちの罪が明らかにされ、犯罪奴隷として鉱山などに送られていく。
正式に国王の退位と次期王として第四王女の私が玉座に即くことも、民たちに、諸国に知らされる。
なら、私が先頭に立たないとダメなのに、周りの大人は大反対。
こうして、王の執務室に軟禁されているのじゃ。
もう少ししたら、私はトゥーロン王国初代女王として即位する。
この国ってば、王女に王位継承権は生じなかったんだけど、王法を変えました。
病気療養する予定の国王陛下にあれとこれとと大量に玉璽を押させたわよ、ワハハハ。
戴冠式用の王冠は歴代のモノだけど、子供の私ではすっぽりと顔まで覆っちゃうから、式典用の小さい王冠も作ってもらいました。
・・・国庫の中身は減らしたくないのにぃと愚痴ったら、ベアトリス妃が貯め込んだ宝石を再利用することで予算も最小限で済ませることもできたし。
私は、シルヴィー一世としてこの国に君臨しますけど、ヴィクトル兄様と相談して国名は変わらず「トゥーロン王国」のままにした。
変えることで新しい国をアピールすることもできたけど、愚かしい国としての戒めにそのままにするのよ。
でも、王族の名前は少し変えようって決めて、シルヴィー・プリエ・トゥーロンとヴィクトル・プリエ・トゥーロンと改名することにした。
「一度にはできませんよ。ゆっくりとやりましょう。きっと民たちにも時間が必要なのだから」
アルベールに諭されて、こういう国にしたい! という変革はもう少し時間をかけることにした。
そうよね、こんな子供の王様を信頼するのも無理な話だし、王都に近い人たちは亜人差別を撤廃してもすぐには意識が変わることはできない。
少しずつ、一歩ずつ、でも確実に変えていかなければ!
その前の、最後の膿を出すのが、今日この日の処刑なのだろう。
・・・ちょっと、前世日本人にはキツイですけど・・・、私の代わりに立ち会っているヴィクトル兄様やアルベール、リュシアンだってメンタルにダメージを受けているはず。
むくっと起き上がってバッチーンと両手で両頬を叩く。
「な、なんですか? 急に」
セヴランがギョッとした顔でこちらを見るけど、これは気合を入れたのよ。
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そうしたら、新作おやつでお茶にしようねー。
ルネとリオネルが満面笑顔で「はい!」と返事した。
「緊張していますか?」
レイモン氏が半笑いで私に声をかける。
「大丈夫ですか? 転ばないでくださいよ」
アルベールが私の右手を取ってエスコートをしてくれる。
私は今、式典用の王冠を頭にチョコンと乗せ、縁に白い毛皮があしらわれた赤いマントをズルズルと引きずり、白い絹のドレスを来て踵の高い靴で静々と赤い絨緞の上を歩いている。
左右にレイモン氏とアルベール。
後ろにヴィクトル兄様と護衛騎士のリュシアンとシャルル様とベルナール様。
その後ろにセヴランとルネとリオネル、モルガン様。
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広場を埋め尽くす人、人、人。
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「ほら、お嬢。お立ち台だぞ」
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謝るべきか、それとも威厳のある態度で厳かに語り掛けるべきか。
いいえ。
私は私であるべきよね!
後ろを振り向けば、心配そうな顔や力強く頷く顔、慈愛に満ちた微笑み。
私は広場に向けてニッコリと笑ってみせた。
レイモン氏が魔法で拡張した声で「シルヴィー一世女王である!」と宣言。
パチパチと疎らな拍手と小さな歓声が、ここまで届く。
いいのだ、今はそれだけで。
すべては、ここからなのだから。
私は高々と右手の拳を上げて、私の気持ちを大きな声で叫んだ。
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私たちは、そのために生まれてきたんだもの!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
本編はここで完結となります。
皆様、ここまでありがとうございました。
エピローグがまだありますので、お付き合いくださると嬉しいです!
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