139 / 226
運命の鐘を鳴らしましょう
戦力が揃ったようでした
しおりを挟む
私はアルベールの弟の子供であるらしいが、中身は異世界産のアラサー女子である。
そして、前世の記憶がバッチリあるけど、シルヴィーとして生きていた7歳までの記憶はぼんやりとしている。
感情の起伏が薄いのがハイエルフの特徴らしいけど、生まれる前に引き離されて死んでしまった父親であるアルベールの弟さんの顔も名前も知らない、薄情な娘である。
そして、アルベールはエルフ族としては生粋の里育ちでありながら異質な存在で、親や一族への恋慕なんて欠片も持ち合わせてなく、里を飛び出し気ままに冒険者稼業に勤しんでいた変わり者。
その変わり者のエルフが唯一家族としての愛情を持ったのが、たった一人の弟だった。
エルフ族自体出生率が低く、ほとんどのエルフは一人っ子らしいが、アルベールの両親はアルベールに期待を裏切られてもう一人子供をもうけていた。
その弟をアルベールは「ブラコン」スキルが芽生えるほどに愛して愛して愛しまくっていたのに・・・アルベールは弟を守ることができず、見知らぬ国で亡くしてしまった。
ある日突然に。
その弟の忘れ形見が私だなんてさぞ複雑な気持ちだろうと思ったが、肉親で生まれた時から側にいたのなら、なおさら真摯な態度を心がけようと「異世界からの転生者」であることを打ち明けていた。
だから・・・アルベールはとっくに私に対しての認識を改めていると思っていたの。
弟の子供というよりは、仲間というか、生意気な小娘というか?
まさかそんなに・・・家族として思ってくれていたとは・・・。
私はちょっと背伸びして、アルベールの綺麗な金髪を撫でた。
頭をナデナデしていると、アルベールの緑眼はようやく私をちゃんと見てくれたようだった。
私越しに誰かを見るのでなく、超絶美少女のヴィーを、ちゃんと見た。
「・・・ヴィー」
「大丈夫よ。私は死なないわ!危なくなったらすぐに逃げるし。それに・・・今はアルベールが側にいてくれるんでしょう?」
ナデナデ。
ナデナデ・・・こいつの金髪、サラサラのツヤツヤだな・・・羨ましい。
ふうーっと深く息をひとつ吐くと、アルベールは自嘲気に笑いながら私の体をそっと抱きしめた。
「ええ。守りますよ。絶対に・・・守り切ります。今度こそ・・・」
ギュッと強く抱きしめた後、体を離してバチコンとウィンクを戴きました。
「頼んだわよ!」
ペチンとアルベールの額を手で叩いて、気合を入れてやりました。
抱きしめられたときに呟いたのは・・・アルベールの弟、私のお父さんの名前だったのだろうか?
よし!ビーストをサッサと拘束して、アルベールからお父さんの話をちゃんと聞こーぉうっと。
私は自分の両頬もパチンと叩いて気合を入れた。
「じゃあ、行くわよ!」
隠れていた建物の間から颯爽と登場すると、いつのまにかビーストはすぐ近くにまで侵攻していたのだ!
王都ギルドを飛び出したのはいいが、ビーストが出没したのはどこだ?
俺は焦りながら左右を見回す。
「あっちだな」
なんとなく冒険者たちが向かっている方向と、ふくよかな体型をしたいかにも金持ちみたいな奴等が移動している逆の方向を見て、冒険者たちと同じ方向へ走り出す。
「ちっ」
こんなことなら、カヌレに騎乗してくればよかった。
気性の荒い魔獣馬にビビる町の奴らと、貴族の「良い魔獣馬だな。もらってやるぞ?」というカツアゲ行為がウザくて王都ギルドへの移動に乗ってこなかったことを後悔する。
右手に流れる川に沿いながら、西側の富裕層が棲む屋敷が立ち並ぶ区域へと急ぐ。
頼む!アルベール、お嬢を守ってくれよ。
そう祈りながら・・・あ、でもお嬢のことだから、自分から危ない目に頭を突っ込んでいそうだよなぁ・・・。
ちょっと別な意味で不安に駆られた俺は走るスピードをさらに上げた。
王都ギルドを利用する冒険者は高ランク冒険者が多いが、どちらかというとプライドの高そうな潰しの効かない奴等が多い。
今、ビーストが出没したとの一報を聞いて、その現場に向かっている奴らは自分の功名ばかり考えていて、人命救助とか考えてないんだろうなぁとうんざりする。
冒険者時代に、そういう嫌な奴等と合同依頼を幾度か受けたことがあるが、連携が取れなさ過ぎて大変だった思い出しかない。
火力の強い高ランク冒険者だが、俺が俺がという意識が強すぎて、下手をすると他の奴等が仕留めそうな獲物を奪い取ったり、攻撃の邪魔をしたりする。
俺は並走している冒険者たちの面を眺める。
うん・・・期待しないでおこう。
最悪、アルベールの爺とカミーユさんとで攻撃して、お嬢に支援魔法をかけてもらおう。
そんなことを考えながら走っていたら、徐々に人々が泣き叫ぶ喧噪というには切羽詰まった生への執着の波動が強くなってきた。
一気に通りを駆け抜けると広い道に出る。
俺から見て正面にビーストが、右手には、お嬢とアルベール。
そして、左手には・・・クリストフか?
「リュシアン!剣を抜け!来るぞ」
アルベールの叫びに無意識で大剣を抜き自分の目線の高さで掲げると、ビーストの太っい熊の黒い手から伸びた爪とガキンとぶつかり合う。
おいおい、なんで片方で2本の腕が生えてんだよ!爪も倍あるじゃねぇかっよ、と。
大剣を大きく振り払い、お返しとばかりに斬りかかる。
「あ、リュシ・・・」
お嬢が何か言う前に、奴の頭頂部にめり込むはずの剣の刃が、何かの盾に弾かれた。
「?」
「ダメよ!そいつってば物理攻撃も魔法攻撃も魔法障壁で効かないの!」
・・・お嬢・・・それ、早く言ってくれよ。
俺は反動で少し体をよろめかせたが、すぐに体勢を直してアルベールたちのいる方へ移動し合流する。
「攻撃が効かないってどうすんだよ?」
「・・・どうしようか?」
へにょんと眉を下げてお嬢が困惑している。
アルベールも頭を振ってお手上げ状態だ。
しかも、アルベールの指差す方向へ目をやれば、さっき気づいたクリストフの後ろに・・・。
「ありゃ、ベルナールじゃねぇか。タイミング悪ぃな」
トゥーロン王国リシュリュー辺境伯領地で会ったベルナールが、好奇心満載な表情でビーストを見ていた。
そして、前世の記憶がバッチリあるけど、シルヴィーとして生きていた7歳までの記憶はぼんやりとしている。
感情の起伏が薄いのがハイエルフの特徴らしいけど、生まれる前に引き離されて死んでしまった父親であるアルベールの弟さんの顔も名前も知らない、薄情な娘である。
そして、アルベールはエルフ族としては生粋の里育ちでありながら異質な存在で、親や一族への恋慕なんて欠片も持ち合わせてなく、里を飛び出し気ままに冒険者稼業に勤しんでいた変わり者。
その変わり者のエルフが唯一家族としての愛情を持ったのが、たった一人の弟だった。
エルフ族自体出生率が低く、ほとんどのエルフは一人っ子らしいが、アルベールの両親はアルベールに期待を裏切られてもう一人子供をもうけていた。
その弟をアルベールは「ブラコン」スキルが芽生えるほどに愛して愛して愛しまくっていたのに・・・アルベールは弟を守ることができず、見知らぬ国で亡くしてしまった。
ある日突然に。
その弟の忘れ形見が私だなんてさぞ複雑な気持ちだろうと思ったが、肉親で生まれた時から側にいたのなら、なおさら真摯な態度を心がけようと「異世界からの転生者」であることを打ち明けていた。
だから・・・アルベールはとっくに私に対しての認識を改めていると思っていたの。
弟の子供というよりは、仲間というか、生意気な小娘というか?
まさかそんなに・・・家族として思ってくれていたとは・・・。
私はちょっと背伸びして、アルベールの綺麗な金髪を撫でた。
頭をナデナデしていると、アルベールの緑眼はようやく私をちゃんと見てくれたようだった。
私越しに誰かを見るのでなく、超絶美少女のヴィーを、ちゃんと見た。
「・・・ヴィー」
「大丈夫よ。私は死なないわ!危なくなったらすぐに逃げるし。それに・・・今はアルベールが側にいてくれるんでしょう?」
ナデナデ。
ナデナデ・・・こいつの金髪、サラサラのツヤツヤだな・・・羨ましい。
ふうーっと深く息をひとつ吐くと、アルベールは自嘲気に笑いながら私の体をそっと抱きしめた。
「ええ。守りますよ。絶対に・・・守り切ります。今度こそ・・・」
ギュッと強く抱きしめた後、体を離してバチコンとウィンクを戴きました。
「頼んだわよ!」
ペチンとアルベールの額を手で叩いて、気合を入れてやりました。
抱きしめられたときに呟いたのは・・・アルベールの弟、私のお父さんの名前だったのだろうか?
よし!ビーストをサッサと拘束して、アルベールからお父さんの話をちゃんと聞こーぉうっと。
私は自分の両頬もパチンと叩いて気合を入れた。
「じゃあ、行くわよ!」
隠れていた建物の間から颯爽と登場すると、いつのまにかビーストはすぐ近くにまで侵攻していたのだ!
王都ギルドを飛び出したのはいいが、ビーストが出没したのはどこだ?
俺は焦りながら左右を見回す。
「あっちだな」
なんとなく冒険者たちが向かっている方向と、ふくよかな体型をしたいかにも金持ちみたいな奴等が移動している逆の方向を見て、冒険者たちと同じ方向へ走り出す。
「ちっ」
こんなことなら、カヌレに騎乗してくればよかった。
気性の荒い魔獣馬にビビる町の奴らと、貴族の「良い魔獣馬だな。もらってやるぞ?」というカツアゲ行為がウザくて王都ギルドへの移動に乗ってこなかったことを後悔する。
右手に流れる川に沿いながら、西側の富裕層が棲む屋敷が立ち並ぶ区域へと急ぐ。
頼む!アルベール、お嬢を守ってくれよ。
そう祈りながら・・・あ、でもお嬢のことだから、自分から危ない目に頭を突っ込んでいそうだよなぁ・・・。
ちょっと別な意味で不安に駆られた俺は走るスピードをさらに上げた。
王都ギルドを利用する冒険者は高ランク冒険者が多いが、どちらかというとプライドの高そうな潰しの効かない奴等が多い。
今、ビーストが出没したとの一報を聞いて、その現場に向かっている奴らは自分の功名ばかり考えていて、人命救助とか考えてないんだろうなぁとうんざりする。
冒険者時代に、そういう嫌な奴等と合同依頼を幾度か受けたことがあるが、連携が取れなさ過ぎて大変だった思い出しかない。
火力の強い高ランク冒険者だが、俺が俺がという意識が強すぎて、下手をすると他の奴等が仕留めそうな獲物を奪い取ったり、攻撃の邪魔をしたりする。
俺は並走している冒険者たちの面を眺める。
うん・・・期待しないでおこう。
最悪、アルベールの爺とカミーユさんとで攻撃して、お嬢に支援魔法をかけてもらおう。
そんなことを考えながら走っていたら、徐々に人々が泣き叫ぶ喧噪というには切羽詰まった生への執着の波動が強くなってきた。
一気に通りを駆け抜けると広い道に出る。
俺から見て正面にビーストが、右手には、お嬢とアルベール。
そして、左手には・・・クリストフか?
「リュシアン!剣を抜け!来るぞ」
アルベールの叫びに無意識で大剣を抜き自分の目線の高さで掲げると、ビーストの太っい熊の黒い手から伸びた爪とガキンとぶつかり合う。
おいおい、なんで片方で2本の腕が生えてんだよ!爪も倍あるじゃねぇかっよ、と。
大剣を大きく振り払い、お返しとばかりに斬りかかる。
「あ、リュシ・・・」
お嬢が何か言う前に、奴の頭頂部にめり込むはずの剣の刃が、何かの盾に弾かれた。
「?」
「ダメよ!そいつってば物理攻撃も魔法攻撃も魔法障壁で効かないの!」
・・・お嬢・・・それ、早く言ってくれよ。
俺は反動で少し体をよろめかせたが、すぐに体勢を直してアルベールたちのいる方へ移動し合流する。
「攻撃が効かないってどうすんだよ?」
「・・・どうしようか?」
へにょんと眉を下げてお嬢が困惑している。
アルベールも頭を振ってお手上げ状態だ。
しかも、アルベールの指差す方向へ目をやれば、さっき気づいたクリストフの後ろに・・・。
「ありゃ、ベルナールじゃねぇか。タイミング悪ぃな」
トゥーロン王国リシュリュー辺境伯領地で会ったベルナールが、好奇心満載な表情でビーストを見ていた。
165
お気に入りに追加
8,106
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
幼女に転生したらイケメン冒険者パーティーに保護&溺愛されています
ひなた
ファンタジー
死んだと思ったら
目の前に神様がいて、
剣と魔法のファンタジー異世界に転生することに!
魔法のチート能力をもらったものの、
いざ転生したら10歳の幼女だし、草原にぼっちだし、いきなり魔物でるし、
魔力はあって魔法適正もあるのに肝心の使い方はわからないし で転生早々大ピンチ!
そんなピンチを救ってくれたのは
イケメン冒険者3人組。
その3人に保護されつつパーティーメンバーとして冒険者登録することに!
日々の疲労の癒しとしてイケメン3人に可愛いがられる毎日が、始まりました。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
天才になるはずだった幼女は最強パパに溺愛される
雪野ゆきの
ファンタジー
記憶を失った少女は森に倒れていたところをを拾われ、特殊部隊の隊長ブレイクの娘になった。
スペックは高いけどポンコツ気味の幼女と、娘を溺愛するチートパパの話。
※誤字報告、感想などありがとうございます!
書籍はレジーナブックス様より2021年12月1日に発売されました!
電子書籍も出ました。
文庫版が2024年7月5日に発売されました!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。