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石を見つけましょう
素晴らしい武器を作ってもらいました
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「おう、嬢ちゃんとエルフも来たか」
ニコニコ顔のガストンさんが私を手招きしている。
なんだろう?と側に駆け寄ると、「お前さんの分じゃ」と革袋をひとつ手の平に乗せてくれた。
袋を開けてみると中には。
「キラータランチュラの魔眼の欠片とミスリルの板?」
真っ赤な魔眼の欠片がふたつと、ミスリルを長方形の前世の千円札ぐらいの大きさにした薄い板が10枚。
「それはな、魔道具の良い材料になるから、持っていけ」
「えー、でも、余った素材は武器の代金として、お渡しする約束でしたよね?」
武器の代金を払うと言っても、頑として受け取ってくれないガストンさんに、苦肉の策として素材で余った分は譲渡することにした。
ミスリルとかアダマンタイトとかは少量でもいい値段で取引しているし、それこそ「神の捨てた武器」は微量でも貴重な物だしね。
なのに、その余った物を私に渡しちゃったら・・・意味ないじゃーん!
ぷくうっと頬をふくらませて抗議すると、ガストンさんは呵々大笑して、まだミスリルもアダマンタイトもあるし、キラータランチュラの魔眼の欠片もあるとのこと。
「それにな、神の捨てた武器もあるから、大丈夫・・・というか貰い過ぎだわな」
お互いが良い取引ならいいんです!
でも、キラータランチュラの魔眼はリオネルがルネにプレゼントした物だから、貰っていいのかな?
「あの坊主、倒すときに魔眼に傷を付けてしもうてな。加工しようとしたらそこからパックリ割れちまったんじゃ。大きな欠片はルネに返しておいたから、気にすんな」
ガストンさんの説明に、ルネの様子を伺うと、こちらを見て大きく頷いた。
それなら遠慮なく。
「んで、エルフ。お前さんにはこれをやる」
バラバラと渡されたのは・・・矢じり?
「へえ。ミスリルにアダマンタイト、魔眼が混じっているのもありますね」
「おう。魔法付与し易いから使い勝手もよかろう。硬度も高いしな。もったいないから射たら戻ってくる仕様にしておけよ」
「ははは。わかりましたよ。ありがとうございます」
私の見たところ、幾つかは例の「神の捨てた武器」の素材が混じってますけど・・・。
「で、ルネは何を作ってもらったの?」
いや、さっきからずっーと首元を触ってるから、チョーカーを作ってもらったのは分かっているけどね。
「ヴィー様。この首飾りです!赤い石がキラキラしていて格好いいです!」
ふむ、黒い革ベルトに大きな魔眼がひとつ付いてるな。
ルネの後ろに回り込んで見てみると、留め金の所にも小さな魔眼があしらわれていた。
これなら戦闘になっても邪魔にはならないわね。
「あとで、魔法を付与してあげるね」
「はい!」
・・・リオネルがドヤッてるけど、無視しよう。
あれ?でもリオネルの武器って鉤爪が左手の分だけなの?
「ああ。坊主は自前の爪が一番いいらしいからな。ただ利き手が右だろ?バランスを揃えるために左手の鉤爪を作ったんだ。これで両手の威力がほぼ同じになるだろう」
「なるほど。あの鉤爪にも魔法付与しなきゃね!」
リオネルは、折角作ってくた鉤爪を忌々し気に見ているけども・・・大事にしなさいよ!
さて、あとのふたりの確認だけど、テンションが真逆すぎて、スルーしたいな・・・。
「・・・セヴラン?」
私の呼び声に、セヴランは伏していた顔をガバッて勢いよく上げた。
「聞いてくださいよーっ、ヴィーさん!この鞭・・・この鞭が・・・」
えぐっえぐっ泣いていて、よくわかんないわよっ。
クルッとガストンさんへ振り返って、説明プリーズ。
「あやつのは鞭だよ。普段はやや太い1本の鞭で、魔力を通すと3本に分かれる。バラバラに動かすのはコツがいるから、練習しとけ。そしてだな・・・こいつ特有の魔力を注ぐとさらに分かれて9本の鞭になる!」
「・・・セヴラン特有の魔力?」
なにそれ?そんなのあったけ?
「・・・妖術です。私のスキルにあった妖術ですよ」
「そうじゃ!そのよ・・・ようじゅ?それで鞭が最大9本に増えるが、実際は幻で実体はないんじゃ」
・・・はぁ?
あ、狐=化かす、妖術ってそういうこと?
んで、ミスリルの鞭は3本に分かれるけど、そこからさらに9本に増えるのは、増えた分は幻ってことね。
「ああ、妖術ってそういう使い方が。てっきり幻術の類かと思って、霧を発生させる魔法を叩き込んでしまいました」
あはははって爽やかに笑ってるけどアルベール、凄い恨めしそうにセヴランがこっち見てるわよっ。
しかしアルベールの神経はザイール並みに強く太かった。
「安心してください、セヴラン。新しい武器も新しい力も自在に使えるように、この私が教えてあげます。ええ、手取り足取りね」
あ、セヴランの糸目からぶわって涙が溢れ出した。
ええと、次、次。
「リュシアンの武器は・・・またバカデカイわねぇ・・・」
それって斬る用途の武器なの?どうみても打撃系の武器にしか見えない大きさなんだけど。
身幅が広くてリュシアンの体がすっぽりと隠れるし、長さも私の身長よりあるんだけど、そんな大きくて振り回せるの?
「そうだろう。でもすっげえ軽いんだ。今までの大剣の中で一番軽いんだよ。しかも・・・ガストンさんがこの鞘まで拵えてくれてな。お嬢、見てろよ」
リュシアンは掲げていた大剣をすっと下ろすと、鞘に剣先を当てた。
いやいや鞘は普通の長剣サイズなんだから、入るわけないじゃ・・・、入った、だと?
「え?なんで?」
「凄いだろう?魔法鞄と同じ能力らしいんだが、あの大剣がこのサイズになるんだ。これなら移動中も邪魔にならない」
あのデカさの大剣を持ってウロウロされたら邪魔だから、それはありがたいんだけど、ちょっと不思議。
「使い勝手はどうなんですか?」
「持った感じはいいな。実際に魔獣とやり合ってみないと分からんが。たぶん、実力以上の結果が出ると思う」
武器ひとつでそんなに変わるものなのかしら?
でもリュシアンの子供のようにはしゃぐ姿には、こっちも嬉しくなってしまう。
私はトコトコとガストンさんの所まで歩いて行って、深々と頭を下げた。
「ガストンさん。本当にありがとうございました」
「「「「ありがとうございました!」」」」
・・・リオネル以外はお礼を言ったわね。
「ふわはははは!いいんじゃ、いいんじゃよ。ワシらも楽しかったし遣り甲斐もあった仕事だった。何よりも嬢ちゃんたちに少しでも恩返しができたなら・・・それでいいんじゃよ」
普段は厳めしい顔をしているドワーフの皆さんが、満面の笑顔で私たちを見つめていた。
本当にありがとうございました!
私は再び頭を深く下げる。
勿論、リオネルの頭を手で掴んで一緒に深々と下げさせましたとも!
ニコニコ顔のガストンさんが私を手招きしている。
なんだろう?と側に駆け寄ると、「お前さんの分じゃ」と革袋をひとつ手の平に乗せてくれた。
袋を開けてみると中には。
「キラータランチュラの魔眼の欠片とミスリルの板?」
真っ赤な魔眼の欠片がふたつと、ミスリルを長方形の前世の千円札ぐらいの大きさにした薄い板が10枚。
「それはな、魔道具の良い材料になるから、持っていけ」
「えー、でも、余った素材は武器の代金として、お渡しする約束でしたよね?」
武器の代金を払うと言っても、頑として受け取ってくれないガストンさんに、苦肉の策として素材で余った分は譲渡することにした。
ミスリルとかアダマンタイトとかは少量でもいい値段で取引しているし、それこそ「神の捨てた武器」は微量でも貴重な物だしね。
なのに、その余った物を私に渡しちゃったら・・・意味ないじゃーん!
ぷくうっと頬をふくらませて抗議すると、ガストンさんは呵々大笑して、まだミスリルもアダマンタイトもあるし、キラータランチュラの魔眼の欠片もあるとのこと。
「それにな、神の捨てた武器もあるから、大丈夫・・・というか貰い過ぎだわな」
お互いが良い取引ならいいんです!
でも、キラータランチュラの魔眼はリオネルがルネにプレゼントした物だから、貰っていいのかな?
「あの坊主、倒すときに魔眼に傷を付けてしもうてな。加工しようとしたらそこからパックリ割れちまったんじゃ。大きな欠片はルネに返しておいたから、気にすんな」
ガストンさんの説明に、ルネの様子を伺うと、こちらを見て大きく頷いた。
それなら遠慮なく。
「んで、エルフ。お前さんにはこれをやる」
バラバラと渡されたのは・・・矢じり?
「へえ。ミスリルにアダマンタイト、魔眼が混じっているのもありますね」
「おう。魔法付与し易いから使い勝手もよかろう。硬度も高いしな。もったいないから射たら戻ってくる仕様にしておけよ」
「ははは。わかりましたよ。ありがとうございます」
私の見たところ、幾つかは例の「神の捨てた武器」の素材が混じってますけど・・・。
「で、ルネは何を作ってもらったの?」
いや、さっきからずっーと首元を触ってるから、チョーカーを作ってもらったのは分かっているけどね。
「ヴィー様。この首飾りです!赤い石がキラキラしていて格好いいです!」
ふむ、黒い革ベルトに大きな魔眼がひとつ付いてるな。
ルネの後ろに回り込んで見てみると、留め金の所にも小さな魔眼があしらわれていた。
これなら戦闘になっても邪魔にはならないわね。
「あとで、魔法を付与してあげるね」
「はい!」
・・・リオネルがドヤッてるけど、無視しよう。
あれ?でもリオネルの武器って鉤爪が左手の分だけなの?
「ああ。坊主は自前の爪が一番いいらしいからな。ただ利き手が右だろ?バランスを揃えるために左手の鉤爪を作ったんだ。これで両手の威力がほぼ同じになるだろう」
「なるほど。あの鉤爪にも魔法付与しなきゃね!」
リオネルは、折角作ってくた鉤爪を忌々し気に見ているけども・・・大事にしなさいよ!
さて、あとのふたりの確認だけど、テンションが真逆すぎて、スルーしたいな・・・。
「・・・セヴラン?」
私の呼び声に、セヴランは伏していた顔をガバッて勢いよく上げた。
「聞いてくださいよーっ、ヴィーさん!この鞭・・・この鞭が・・・」
えぐっえぐっ泣いていて、よくわかんないわよっ。
クルッとガストンさんへ振り返って、説明プリーズ。
「あやつのは鞭だよ。普段はやや太い1本の鞭で、魔力を通すと3本に分かれる。バラバラに動かすのはコツがいるから、練習しとけ。そしてだな・・・こいつ特有の魔力を注ぐとさらに分かれて9本の鞭になる!」
「・・・セヴラン特有の魔力?」
なにそれ?そんなのあったけ?
「・・・妖術です。私のスキルにあった妖術ですよ」
「そうじゃ!そのよ・・・ようじゅ?それで鞭が最大9本に増えるが、実際は幻で実体はないんじゃ」
・・・はぁ?
あ、狐=化かす、妖術ってそういうこと?
んで、ミスリルの鞭は3本に分かれるけど、そこからさらに9本に増えるのは、増えた分は幻ってことね。
「ああ、妖術ってそういう使い方が。てっきり幻術の類かと思って、霧を発生させる魔法を叩き込んでしまいました」
あはははって爽やかに笑ってるけどアルベール、凄い恨めしそうにセヴランがこっち見てるわよっ。
しかしアルベールの神経はザイール並みに強く太かった。
「安心してください、セヴラン。新しい武器も新しい力も自在に使えるように、この私が教えてあげます。ええ、手取り足取りね」
あ、セヴランの糸目からぶわって涙が溢れ出した。
ええと、次、次。
「リュシアンの武器は・・・またバカデカイわねぇ・・・」
それって斬る用途の武器なの?どうみても打撃系の武器にしか見えない大きさなんだけど。
身幅が広くてリュシアンの体がすっぽりと隠れるし、長さも私の身長よりあるんだけど、そんな大きくて振り回せるの?
「そうだろう。でもすっげえ軽いんだ。今までの大剣の中で一番軽いんだよ。しかも・・・ガストンさんがこの鞘まで拵えてくれてな。お嬢、見てろよ」
リュシアンは掲げていた大剣をすっと下ろすと、鞘に剣先を当てた。
いやいや鞘は普通の長剣サイズなんだから、入るわけないじゃ・・・、入った、だと?
「え?なんで?」
「凄いだろう?魔法鞄と同じ能力らしいんだが、あの大剣がこのサイズになるんだ。これなら移動中も邪魔にならない」
あのデカさの大剣を持ってウロウロされたら邪魔だから、それはありがたいんだけど、ちょっと不思議。
「使い勝手はどうなんですか?」
「持った感じはいいな。実際に魔獣とやり合ってみないと分からんが。たぶん、実力以上の結果が出ると思う」
武器ひとつでそんなに変わるものなのかしら?
でもリュシアンの子供のようにはしゃぐ姿には、こっちも嬉しくなってしまう。
私はトコトコとガストンさんの所まで歩いて行って、深々と頭を下げた。
「ガストンさん。本当にありがとうございました」
「「「「ありがとうございました!」」」」
・・・リオネル以外はお礼を言ったわね。
「ふわはははは!いいんじゃ、いいんじゃよ。ワシらも楽しかったし遣り甲斐もあった仕事だった。何よりも嬢ちゃんたちに少しでも恩返しができたなら・・・それでいいんじゃよ」
普段は厳めしい顔をしているドワーフの皆さんが、満面の笑顔で私たちを見つめていた。
本当にありがとうございました!
私は再び頭を深く下げる。
勿論、リオネルの頭を手で掴んで一緒に深々と下げさせましたとも!
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