90 / 226
石を見つけましょう
バラバラに過ごしました
しおりを挟む
・・・なんでだろう・・・。
私はなんであのとき、リオネルの後を付いて行こうと思ったのだろう・・・。
迷子や仲間とはぐれたときは、予め決めていた集合場所に向かうか、その場に留まって迎えを待つのが鉄則なのに・・・。
私は暗澹たる気持ちで、右手を大きく八の字を描くようにずっと動かしている。
今、私とリオネルは、みんなとはぐれた場所から歩き続け、広い場所に出た途端に魔獣に襲われたところだ。
ところで、何故虫型魔物も魔獣って呼ぶんでしょうね?
魔虫では・・・ダメなんでしょうか?
洞窟型ダンジョンでは、ほぼ虫型魔獣との戦闘は避けられないのですが、女子でもあるルネとヴィーさんはやっぱり虫が苦手っぽかったです。
ルネは顔を顰めていたし、ヴィーさんは分かり易く悲鳴を上げてました。
今のところ、蟻型と蝶型の魔獣としか戦ってませんが、この魔獣はどうでしょうかね?
私はうんざりした気持ちで、目の前にうじゃうじゃといる蜘蛛型魔獣を見やる。
ちなみリオネルは嬉々として、馬車ぐらいの大きさの相手と戦っている。
それがボス若しくは親だと思うのですが、それ以外にも子猫ぐらいの大きさを筆頭にうじゃうじゃと沸いて出て来ますよ、蜘蛛が。
剣で一匹ずつ倒すのでは気が遠くなる作業ですので、武器を鞭に変えてビシバシと叩き倒しています。
はぁーっ、リオネルに大人しく付いて行かなければよかった・・・。
戦い大好きリオネルなのだから、その向かう先には魔獣がいるはずだったんです・・・。
私が対峙している蜘蛛の体はそこまで固くないので一撃で数匹ずつ倒せますが、リオネルの相手は外殻が固く攻めあぐねて・・・、あ、楽しんでいるだけですね。
ちょっと、イラッときました。
「リオネル!遊んでないでこっちも助けてくださいよ!」
私の要請に、チラリと視線を投げるとサッと腕を一振り。
その動きだけで辺りの蜘蛛は吹き飛んでいく。
やればできるじゃないですか!
しかし、その後はボスと戦うのに夢中になって、こっちは無視です。
・・・無事に戻ったら、ヴィーさんに頼んでご飯は肉抜きのおやつ無しですからねーっ!
かなり下まで落ちてきたようだが、上を仰いでみてもゴツゴツした岩盤が広がっているだけで、落ちて来た穴などありもしない。
俺は右腕を見て、深く悔恨のため息をもらす。
その腕に抱えていたお嬢の体は、落下の途中に忽然と姿を消した。
まるで、お嬢だけ転移したかのように。
俺は頭をガシガシと強めに掻いて、気持ちを切り替える。
とりあえず、あいつらと合流して、お嬢を探しに行かないと。
俺は暗い道を勘を頼りに歩きだすが、ほとんど一本道で魔獣も出てきやしない。
なんだ、この場所は?
疑問に思いながら足を進め、行き止まりに当たってしまった。
「ん?扉」
行き止まりだと思った場所に、木造のシンプルな扉があった。
ノブに手をかけ、開いてみると・・・。
ちょっとした小部屋に8個の台が並んでいる。
台の高さは俺の胸ぐらいで、それぞれにひとつずつ、大きめな石が乗っているんだが?
「なんじゃ、こりゃ?」
宝飾屋じゃあるまいし、なんでこんな風に石を、鉱石を飾っているんだ?
一応、俺はトラップを警戒しながら、ひとつひとつを見て回ってみる。
「・・・わからん」
どうやら、お嬢が喜びそうな高値で売買できる鉱石、宝石?も混じっているが、俺としては心惹かれる物ではない。
こっちは紅玉で、あっちには翠玉もあるし、金剛石っぽいものもある。
銀色に輝くのは、もしかしたらミスリルとかオリハルコンみたいな、レアな鉱石かもしれない。
でも、俺は手に取ってみたいとは思えなかった。
「ここには、用はないな・・・」
来た道を戻って他の道へ行かなければ、と踵を返すと、バタンと音を立てて扉が閉まり、すうーっと周りの岩盤に扉は溶け込んで消えてしまう。
「へ?」
信じられない状況に驚いている俺の耳に、ドォン!という音と振動が飛び込んできた。
後ろを振り向くと・・・。
「マジかよ・・・」
いつの日かお嬢が作ったゴーレムとは似ても似つかない、見上げるほどに大きいゴーレムが戦闘態勢で立っていた。
大剣を抜いて構えるが・・・、狭い部屋で対峙するには不都合な相手に眉を上げる。
「くそっ、土のゴーレムならいいんだが・・・」
ゴーレムは動きが鈍い。
俺はダッと走り出し、相手が反応する前に腕に切りかかった。
ガキン!
「・・・ハハハ・・・」
折れた・・・。
大剣が元々ヒビが入っていた所から、ポッキリと・・・。
武器無しでこいつと戦うのかよ!
不利な状況に、タラリと汗が俺のこめかみを伝った。
敷物に座り、のんびりとお茶とお菓子を楽しんでいると、隣から身じろぎするのが察せられた。
どうしたのかと顔を向けると、ルネが居住まいを正して、私に頭を下げる。
「ルネを強くしてください。お願いします!」
「・・・ええ」
強くするのはいいですよ?
でも、貴方の戦い方は私向きではないんですよねぇ。
ルネは体術が得意で、魔法はいまいち。
私みたいなエルフは接近戦よりも、弓や魔法の中長距離戦を得意とします。
戦略みたいなものは教えられますけど、貴方とリオネルはまだ子供ですから、興奮すると戦略なんて二の次でしょう?
ふむ。
私は顎に手を添えて考える。
「どうして、強くなりたいのですか?」
「ヴィー様を守るためです!」
両手をぎゅっと握って力説する黒猫メイド。
私もね、自分の姪を守りたいって言ってくれる子は可愛いと思いますよ?
でもね・・・この子の場合はちょっと問題が・・・。
「ルネ、貴方はまだ守ってもらう側です。ヴィーは私たちが守るから、そんなに気負わなくてもいいのですよ?」
ポンと軽く彼女の肩を叩く。
私の言葉に、下唇を噛んで俯くルネ。
「でも・・・、でも・・・それじゃ、ルネは・・・ルネは・・・。守らなきゃ、守れなきゃ・・・弱いのはダメ・・・」
「別に、誰を守れなくても、弱くても、貴方を責めたり捨てたりしませんよ」
なるべく優しく聞こえるように声音に気を付けていたのに、ルネの体はビクンと大きく跳ねた。
涙をいっぱいに溜めた眼で、私の顔を怖々と見上げる。
「貴方が今まで居た場所は、そういう場所で、奴隷商の馬車の中でもリオネルを守ることで自分を守っていたのかもしれませんが、もういいのです」
フルフルと弱々しく頭を振る。
「ダメ・・・。院長様が言った。役に立てない子はいらないって・・・。ルネは・・・役立たずじゃないもん」
グスグスと鼻を鳴らして泣き出してしまった。
院長様というのは、亜人の子供たちを奴隷商に売っていた孤児院の院長でしょうね。
私はルネの黒髪を優しく梳いてやりながら、言葉を重ねる。
「役に立てなくてもいいんですが、貴方は充分に役に立ってますよ」
「・・・うそ」
小声で、リュシアンやリオネルよりも自分が弱くて、本当は守るべき主人のヴィーよりも弱いことは分かっていると呟く。
セヴランよりは強いから彼を抜かしたのはいいとして、私は両手で彼女の頬を挟み、無理矢理に顔を見合わせる。
「貴方しかできないことがあるんです。それはヴィーのお友達になることです。私たちには話せないことも、貴方には話すでしょう。貴方の存在に安らぎ癒されるでしょう。それでも自分は役立たずと言いますか?」
「友達?ヴィー様と・・・」
きょとんとした顔のルネに向かって、大きく頷いてあげる。
ええ、彼女の側にいて彼女と寄り添えるのはルネだけの役目でしょうから。
私はなんであのとき、リオネルの後を付いて行こうと思ったのだろう・・・。
迷子や仲間とはぐれたときは、予め決めていた集合場所に向かうか、その場に留まって迎えを待つのが鉄則なのに・・・。
私は暗澹たる気持ちで、右手を大きく八の字を描くようにずっと動かしている。
今、私とリオネルは、みんなとはぐれた場所から歩き続け、広い場所に出た途端に魔獣に襲われたところだ。
ところで、何故虫型魔物も魔獣って呼ぶんでしょうね?
魔虫では・・・ダメなんでしょうか?
洞窟型ダンジョンでは、ほぼ虫型魔獣との戦闘は避けられないのですが、女子でもあるルネとヴィーさんはやっぱり虫が苦手っぽかったです。
ルネは顔を顰めていたし、ヴィーさんは分かり易く悲鳴を上げてました。
今のところ、蟻型と蝶型の魔獣としか戦ってませんが、この魔獣はどうでしょうかね?
私はうんざりした気持ちで、目の前にうじゃうじゃといる蜘蛛型魔獣を見やる。
ちなみリオネルは嬉々として、馬車ぐらいの大きさの相手と戦っている。
それがボス若しくは親だと思うのですが、それ以外にも子猫ぐらいの大きさを筆頭にうじゃうじゃと沸いて出て来ますよ、蜘蛛が。
剣で一匹ずつ倒すのでは気が遠くなる作業ですので、武器を鞭に変えてビシバシと叩き倒しています。
はぁーっ、リオネルに大人しく付いて行かなければよかった・・・。
戦い大好きリオネルなのだから、その向かう先には魔獣がいるはずだったんです・・・。
私が対峙している蜘蛛の体はそこまで固くないので一撃で数匹ずつ倒せますが、リオネルの相手は外殻が固く攻めあぐねて・・・、あ、楽しんでいるだけですね。
ちょっと、イラッときました。
「リオネル!遊んでないでこっちも助けてくださいよ!」
私の要請に、チラリと視線を投げるとサッと腕を一振り。
その動きだけで辺りの蜘蛛は吹き飛んでいく。
やればできるじゃないですか!
しかし、その後はボスと戦うのに夢中になって、こっちは無視です。
・・・無事に戻ったら、ヴィーさんに頼んでご飯は肉抜きのおやつ無しですからねーっ!
かなり下まで落ちてきたようだが、上を仰いでみてもゴツゴツした岩盤が広がっているだけで、落ちて来た穴などありもしない。
俺は右腕を見て、深く悔恨のため息をもらす。
その腕に抱えていたお嬢の体は、落下の途中に忽然と姿を消した。
まるで、お嬢だけ転移したかのように。
俺は頭をガシガシと強めに掻いて、気持ちを切り替える。
とりあえず、あいつらと合流して、お嬢を探しに行かないと。
俺は暗い道を勘を頼りに歩きだすが、ほとんど一本道で魔獣も出てきやしない。
なんだ、この場所は?
疑問に思いながら足を進め、行き止まりに当たってしまった。
「ん?扉」
行き止まりだと思った場所に、木造のシンプルな扉があった。
ノブに手をかけ、開いてみると・・・。
ちょっとした小部屋に8個の台が並んでいる。
台の高さは俺の胸ぐらいで、それぞれにひとつずつ、大きめな石が乗っているんだが?
「なんじゃ、こりゃ?」
宝飾屋じゃあるまいし、なんでこんな風に石を、鉱石を飾っているんだ?
一応、俺はトラップを警戒しながら、ひとつひとつを見て回ってみる。
「・・・わからん」
どうやら、お嬢が喜びそうな高値で売買できる鉱石、宝石?も混じっているが、俺としては心惹かれる物ではない。
こっちは紅玉で、あっちには翠玉もあるし、金剛石っぽいものもある。
銀色に輝くのは、もしかしたらミスリルとかオリハルコンみたいな、レアな鉱石かもしれない。
でも、俺は手に取ってみたいとは思えなかった。
「ここには、用はないな・・・」
来た道を戻って他の道へ行かなければ、と踵を返すと、バタンと音を立てて扉が閉まり、すうーっと周りの岩盤に扉は溶け込んで消えてしまう。
「へ?」
信じられない状況に驚いている俺の耳に、ドォン!という音と振動が飛び込んできた。
後ろを振り向くと・・・。
「マジかよ・・・」
いつの日かお嬢が作ったゴーレムとは似ても似つかない、見上げるほどに大きいゴーレムが戦闘態勢で立っていた。
大剣を抜いて構えるが・・・、狭い部屋で対峙するには不都合な相手に眉を上げる。
「くそっ、土のゴーレムならいいんだが・・・」
ゴーレムは動きが鈍い。
俺はダッと走り出し、相手が反応する前に腕に切りかかった。
ガキン!
「・・・ハハハ・・・」
折れた・・・。
大剣が元々ヒビが入っていた所から、ポッキリと・・・。
武器無しでこいつと戦うのかよ!
不利な状況に、タラリと汗が俺のこめかみを伝った。
敷物に座り、のんびりとお茶とお菓子を楽しんでいると、隣から身じろぎするのが察せられた。
どうしたのかと顔を向けると、ルネが居住まいを正して、私に頭を下げる。
「ルネを強くしてください。お願いします!」
「・・・ええ」
強くするのはいいですよ?
でも、貴方の戦い方は私向きではないんですよねぇ。
ルネは体術が得意で、魔法はいまいち。
私みたいなエルフは接近戦よりも、弓や魔法の中長距離戦を得意とします。
戦略みたいなものは教えられますけど、貴方とリオネルはまだ子供ですから、興奮すると戦略なんて二の次でしょう?
ふむ。
私は顎に手を添えて考える。
「どうして、強くなりたいのですか?」
「ヴィー様を守るためです!」
両手をぎゅっと握って力説する黒猫メイド。
私もね、自分の姪を守りたいって言ってくれる子は可愛いと思いますよ?
でもね・・・この子の場合はちょっと問題が・・・。
「ルネ、貴方はまだ守ってもらう側です。ヴィーは私たちが守るから、そんなに気負わなくてもいいのですよ?」
ポンと軽く彼女の肩を叩く。
私の言葉に、下唇を噛んで俯くルネ。
「でも・・・、でも・・・それじゃ、ルネは・・・ルネは・・・。守らなきゃ、守れなきゃ・・・弱いのはダメ・・・」
「別に、誰を守れなくても、弱くても、貴方を責めたり捨てたりしませんよ」
なるべく優しく聞こえるように声音に気を付けていたのに、ルネの体はビクンと大きく跳ねた。
涙をいっぱいに溜めた眼で、私の顔を怖々と見上げる。
「貴方が今まで居た場所は、そういう場所で、奴隷商の馬車の中でもリオネルを守ることで自分を守っていたのかもしれませんが、もういいのです」
フルフルと弱々しく頭を振る。
「ダメ・・・。院長様が言った。役に立てない子はいらないって・・・。ルネは・・・役立たずじゃないもん」
グスグスと鼻を鳴らして泣き出してしまった。
院長様というのは、亜人の子供たちを奴隷商に売っていた孤児院の院長でしょうね。
私はルネの黒髪を優しく梳いてやりながら、言葉を重ねる。
「役に立てなくてもいいんですが、貴方は充分に役に立ってますよ」
「・・・うそ」
小声で、リュシアンやリオネルよりも自分が弱くて、本当は守るべき主人のヴィーよりも弱いことは分かっていると呟く。
セヴランよりは強いから彼を抜かしたのはいいとして、私は両手で彼女の頬を挟み、無理矢理に顔を見合わせる。
「貴方しかできないことがあるんです。それはヴィーのお友達になることです。私たちには話せないことも、貴方には話すでしょう。貴方の存在に安らぎ癒されるでしょう。それでも自分は役立たずと言いますか?」
「友達?ヴィー様と・・・」
きょとんとした顔のルネに向かって、大きく頷いてあげる。
ええ、彼女の側にいて彼女と寄り添えるのはルネだけの役目でしょうから。
183
お気に入りに追加
8,079
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
子持ち主婦がメイドイビリ好きの悪役令嬢に転生して育児スキルをフル活用したら、乙女ゲームの世界が変わりました
あさひな
ファンタジー
二児の子供がいるワーキングマザーの私。仕事、家事、育児に忙殺され、すっかりくたびれた中年女になり果てていた私は、ある日事故により異世界転生を果たす。
転生先は、前世とは縁遠い公爵令嬢「イザベル・フォン・アルノー」だったが……まさかの乙女ゲームの悪役令嬢!?
しかも乙女ゲームの内容が全く思い出せないなんて、あんまりでしょ!!
破滅フラグ(攻略対象者)から逃げるために修道院に逃げ込んだら、子供達の扱いに慣れているからと孤児達の世話役を任命されました。
そりゃあ、前世は二児の母親だったので、育児は身に染み付いてますが、まさかそれがチートになるなんて!
しかも育児知識をフル活用していたら、なんだか王太子に気に入られて婚約者に選ばれてしまいました。
攻略対象者から逃げるはずが、こんな事になるなんて……!
「貴女の心は、美しい」
「ベルは、僕だけの義妹」
「この力を、君に捧げる」
王太子や他の攻略対象者から執着されたり溺愛されながら、私は現世の運命に飲み込まれて行くーー。
※なろう(現在非公開)とカクヨムで一部掲載中
幼女に転生したらイケメン冒険者パーティーに保護&溺愛されています
ひなた
ファンタジー
死んだと思ったら
目の前に神様がいて、
剣と魔法のファンタジー異世界に転生することに!
魔法のチート能力をもらったものの、
いざ転生したら10歳の幼女だし、草原にぼっちだし、いきなり魔物でるし、
魔力はあって魔法適正もあるのに肝心の使い方はわからないし で転生早々大ピンチ!
そんなピンチを救ってくれたのは
イケメン冒険者3人組。
その3人に保護されつつパーティーメンバーとして冒険者登録することに!
日々の疲労の癒しとしてイケメン3人に可愛いがられる毎日が、始まりました。
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。