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5年 1学期
7 美咲の過去
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第7話
火曜日の夕方
「ただいm
「おかえりー! 今日はお姉ちゃんが夜ご飯作るよ~!」
「頑張ってね☆!」
この流れだと絶対お姉ちゃん料理作れないんだが
数分後
「ねー もうこれどうやってやるの?! おおさじって何?」
ほらな 言わんこっちゃないw
「もう お姉ちゃん o...私がやるよ」
やっぱり性別が変わると一人称も変わるからな 俺が偶に出てきちまうぜ
あと過去の食事ってどうしてたんだ? 後で美海に聞くか
「ごめんね お姉ちゃんがだめで ありがとう」
...何その死ぬ前の善行みたいな発言 死なないでよ美咲お姉ちゃん
ということで結局夜ご飯は俺が作ったけどその他の家事は美咲お姉ちゃんも負けてなかったぞ
美結就寝時刻 自室
「美海さん」
「過去の食事のこと?」
「お 話が早いな」
「全部見てるからね」
怖
「お母さんたちが亡くなってからは基本お姉ちゃんが作ってくれてたんだよ」
「え でも今日は出来なかったよね」
「うん そこの話」
「...なんかすげえ夜に聞くような話な気がしないんだけど」
「でも聞きたいでしょ」
「お願いします」
「あれは去年 親が亡くなっちゃってからちょうど1年くらいたった時のことだったかな」
ーその時は夏休み前でみんなが浮かれてる時期だった
帰る時間が一緒になった私達3人はみんなで帰ってたんだけど
曲がり角に来た時に自動車が超高速で突っ込んできた
幸い3人に命に別状はなかったんだけど 家に帰ってきたときに
『わからない』
『え?』
『料理ってどうやって作るっけ?』
『?!?!?!?!?!』
何と美咲お姉ちゃんは少しだけ記憶が薄れているようだった
その後も何回か勉強などに支障が出たみたいだったー
「っていうことがあったんだよ」
「へえ 辛かったね」
「それよりも私が死んだことの方が辛かったと思うよ」
「良かったね 俺が転生してきて」
「うん だから大輝さんには感謝してる」
「もっと感謝しろ」
「ふふ ありがとう」
そういうことで俺は小学5年生の体になって小学5年生と話すというもう二度とこないであろう体験を思う存分楽しんだ
火曜日の夕方
「ただいm
「おかえりー! 今日はお姉ちゃんが夜ご飯作るよ~!」
「頑張ってね☆!」
この流れだと絶対お姉ちゃん料理作れないんだが
数分後
「ねー もうこれどうやってやるの?! おおさじって何?」
ほらな 言わんこっちゃないw
「もう お姉ちゃん o...私がやるよ」
やっぱり性別が変わると一人称も変わるからな 俺が偶に出てきちまうぜ
あと過去の食事ってどうしてたんだ? 後で美海に聞くか
「ごめんね お姉ちゃんがだめで ありがとう」
...何その死ぬ前の善行みたいな発言 死なないでよ美咲お姉ちゃん
ということで結局夜ご飯は俺が作ったけどその他の家事は美咲お姉ちゃんも負けてなかったぞ
美結就寝時刻 自室
「美海さん」
「過去の食事のこと?」
「お 話が早いな」
「全部見てるからね」
怖
「お母さんたちが亡くなってからは基本お姉ちゃんが作ってくれてたんだよ」
「え でも今日は出来なかったよね」
「うん そこの話」
「...なんかすげえ夜に聞くような話な気がしないんだけど」
「でも聞きたいでしょ」
「お願いします」
「あれは去年 親が亡くなっちゃってからちょうど1年くらいたった時のことだったかな」
ーその時は夏休み前でみんなが浮かれてる時期だった
帰る時間が一緒になった私達3人はみんなで帰ってたんだけど
曲がり角に来た時に自動車が超高速で突っ込んできた
幸い3人に命に別状はなかったんだけど 家に帰ってきたときに
『わからない』
『え?』
『料理ってどうやって作るっけ?』
『?!?!?!?!?!』
何と美咲お姉ちゃんは少しだけ記憶が薄れているようだった
その後も何回か勉強などに支障が出たみたいだったー
「っていうことがあったんだよ」
「へえ 辛かったね」
「それよりも私が死んだことの方が辛かったと思うよ」
「良かったね 俺が転生してきて」
「うん だから大輝さんには感謝してる」
「もっと感謝しろ」
「ふふ ありがとう」
そういうことで俺は小学5年生の体になって小学5年生と話すというもう二度とこないであろう体験を思う存分楽しんだ
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