3 / 34
一章
誤解されました②
しおりを挟む(あったかーい、気持ちいい…)
例える事が難しい程、かなり高級なベットで寝ている感じ。しかも、フカフカ枕も付いている。幸せな感覚に、ヘニャヘニャと満足気な笑みを浮かべていたのだろう。唐突に飛鳥の下半身に甘い刺激が走った。
「……ふっ、はぁぁっ、ンンッ!」
下着の上から、淫豆を太い指の背で激しく擦り付ける快感に飛び起きる感じで双眸を開ける。目の前にいるのは、先程のイケメンなのだけれども何か違和感を感じた。
「……ま、っ、て…ひゃぁあっっ」
違和感の正体をもう少しで見つけられそうなのに、秘所に触れていたイケメンの指の速度が速くなり無意識に彼の腕を掴んで止めようとした。素直に止まるイケメンの手。止めて欲しかった筈なのに、いざ止められると焦らされている感じになって飛鳥の下半身が疼いてしまう。
「……あ、なた…、誰っ…?」
はぁはぁと甘い吐息を漏らしながら、やっと飛鳥は質問を問いかけることが出来た。イケメンが下半身に指を添えたまま固まっている。
(あれ?イケメンさんの頭に何か付いてる?って……獣耳?)
どう説明しようか悩んでいるらしいイケメンの頭上に獣耳が生えてるのに気付いて、チラッとイケメンの下半身を見てみると尻尾の尖端が少し揺れていた。
「俺はシリウス。シリウス・エクステリアだ」
「…私は飛鳥です。皆口 飛鳥です」
獣耳と尻尾は見なかった事にしよう。そう決めて、お互いの自己紹介に集中しようと思ってるのに、緊張したようにフリフリと動く尻尾は可愛いし、獣耳もピクピク動いてて可愛い。だけど当の本人の眉間は皺が増えてて何か不機嫌そうに見えた。
「エクステリアさん「シリウスだ…」――シリウスさんは……」
必死に触るのを我慢して、小屋での事を質問をしようと思った時、自分から何でエッチな事をしたのかを聞くのは羞恥心で死にたくなりそうだったから止めた。でも、質問を不機嫌そうな表情で待っているシリウスに何も聞かなかったら怒られるかもしれない。
「……それ、本物ですか?」
「ああ、俺はライオン族の獣人だ」
ずっと気にやっていた獣耳と尻尾を指差して問い掛けた。シリウスは隠す気が無いみたいで質問に答えてくれたけど質問した飛鳥からすれば、当たり前にびっくりしてしまう言葉。
「………」
さっきからシリウスは何か悩んでいるようにも見えるし、怒っているようにも見える。それ程、真剣な表情で飛鳥を見つめているのだけども、当の本人はフリフリ揺れてる尻尾が可愛いせいでシリウスの視線に全く気付いていなかった。
「少し席を外す。風呂は湧かしてあるから入っても構わない。浴室はあそこだ。この部屋からは出るなよ」
「何か地雷でも踏んだ?」
一通り説明をしたシリウスは、慌てたようにそそくさと部屋を出て行ってしまう。残されてしまった飛鳥は、振り返りもしないでそそくさと行ってしまったシリウスの姿に何でか寂しさを覚える。ツキン、と痛む胸に違和感を覚えながらも、することも無い飛鳥は言われた通りにお風呂に入ることにした。
「……浴室広すぎっ!!」
六畳の飛鳥の部屋が2つすっぽり入ってしまう程、浴室は広く、浴槽も広い。シャワーがある事にホッとしながらお湯を浴びる。毛先が左右非対称に跳ねる癖っ毛がお湯で真っ直ぐに。シャンプーとリンスで昨日入れなかった分、髪をいつも以上に洗った。大きな浴槽に腰まで入ると、ジャグジーがいい感じに腰に当たって気持ちがいい。
「……ひゃっ、あっ……っ」
んーーーっと伸びをした時、手に何かが触れてしまう。その瞬間、床部分のジャグジーが起動し、調度良く先程刺激を受け続けていた淫豆に当たってしまう。中途半端に止められた快感の疼きが、ジャグジーの刺激で舞い戻って来て、無意識に腰を動かして淫豆に当たるように秘所の花弁を指で広げて噴出口に当てた。
「はぁっ……んっ、…あっ…んん…ンンンーーーッッ!!」
噴出口から噴き出す気泡、焦らされているだけでイくことが出来ない。片手を伸ばしてスイッチの〈強〉ボタンを押した瞬間、気泡が先程より強く噴き出し、淫豆を激しく擦り上げていく。その刺激に耐えられず、腰を浮かしながらビクッビクッと腰を揺らし絶頂を迎えたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる