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うん、この転移って神様関係してるんじゃない?
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わたしは硬貨を受け取って、ここがわたしの前世の世界だとわかり、少しだけ固まっていた。
肉屋さんに、「おい?どうした?」と言われてはっと我に返り、「いいえ、なんでもありません」と笑って誤魔化した。
そして、お礼を言い店を後にした。
その後、そのままミリーちゃんのお家に行った。
わたしは何でもないような振りをしているが、今とても混乱している。
ここが、まさかわたしの前世の世界だなんて……。まさかここまでいろんなものが同じで、違う世界ですよ。ということはさすがに無いよね。
しかも国も一緒みたいだね。
あの硬貨はわたしがいたウィラリア王国のものだった。
でも、わたしが死んだ時とどのくらい違うんだろう?
何十年、もしくは100年200年はたっているのだろうか?
それとも、もしかしたら同じくらいか生きていたときよりも前なのか。
あー、頭がぐるぐるする。考えないといけないのに、考えがまとまらない。
あ、今は何年かミリーちゃんに聞けばいいんだ!
「ミリーちゃん、聞きたいことがあるんだけどちょっといいかな?」
「ん?いいよー!なになに?」
「今って何年の何月何日だっけ?」
「え?今は黒曜暦857年氷の月7日だよ?ついでにいうと光の日だよ。」
「え!?」
「えぇ?どうかしたの?」
「ううん、何でもないよ!ありがとね!」
「?、うん!何かあればまた聞いてね!」
ええ?黒曜暦857年氷の月7日!?
うそでしょ!?わたしが死んだ日から1年しかたっていないの?!
しかも、1年ちょうどだなんて……。
偶然?それとも……?
この世界は、1週間が6日で1ヶ月が5週間、1年が12ヶ月の360日。
月は、1月が闇月、2月が火月、3月が炎月、4月が水月、5月が氷月、6月が風月、7月が嵐月、8月が土月、9月が地月、10月が光月、11月が聖月、12月が空間月
となっている。
曜日は、闇の日、火の日、水の日、風の日、土の日、光の日
となっている。
わたしは混乱しつつも、自分が分かる時代であることに安堵した。
わたしは落ち着いて、余裕ができたので改めていろいろなことの確認をすることにした。
まずはアイテムボックスを確認する。
今は空いてる部屋を借り、誰もいないので取り出すことにする。
まずはバックを取り出す。
すると最初は混乱していたからか気づいていなかった、不思議なことに気づいた。
それは、バックが異様に軽いということ。
中に入れたものに対して、軽すぎる。
まるで何も入っていないかのよう。
でも、開けてみると確かに物は入っている。
……もしかすると、マジックバックになってるの?
そう思い、試しに適当に物を入れてみる。
すると、普通では入らない量が入っていった。
ほんとになってるとは……。
バックのことは置いといて、次は財布を見てみる。
するとそこには硬貨が入っていた。
え?なんで?
しかもこっちもマジックバックのようになっているみたい。
硬貨の量が多い。
いや、ほんとになんで?……というか、なにこれ?
わたしがお金を数えて、計算してみると、なんとわたしの前世のだいたいの全財産と地球での全財産を足したくらいの金額だった。
え?どうして、前世の全財産を覚えているのかって?
死ぬ前にちょうど確認したからだよ!
ちくしょう!それで、転生した後に死ぬんだったら、もっと使っておけばよかった!って後悔したからだよ!(泣)
まぁ、前世は結構稼いでたし、地球ではうちはまぁ裕福な家庭だったから、お小遣いが多かったし、働きたくてバイトもしてたから、貯金は結構な金額だった。
結論をいうと、すんごい金額でお金持ちってことだね。
で、思ったことがある。
うん、この転移って神様関係してるんじゃない?
肉屋さんに、「おい?どうした?」と言われてはっと我に返り、「いいえ、なんでもありません」と笑って誤魔化した。
そして、お礼を言い店を後にした。
その後、そのままミリーちゃんのお家に行った。
わたしは何でもないような振りをしているが、今とても混乱している。
ここが、まさかわたしの前世の世界だなんて……。まさかここまでいろんなものが同じで、違う世界ですよ。ということはさすがに無いよね。
しかも国も一緒みたいだね。
あの硬貨はわたしがいたウィラリア王国のものだった。
でも、わたしが死んだ時とどのくらい違うんだろう?
何十年、もしくは100年200年はたっているのだろうか?
それとも、もしかしたら同じくらいか生きていたときよりも前なのか。
あー、頭がぐるぐるする。考えないといけないのに、考えがまとまらない。
あ、今は何年かミリーちゃんに聞けばいいんだ!
「ミリーちゃん、聞きたいことがあるんだけどちょっといいかな?」
「ん?いいよー!なになに?」
「今って何年の何月何日だっけ?」
「え?今は黒曜暦857年氷の月7日だよ?ついでにいうと光の日だよ。」
「え!?」
「えぇ?どうかしたの?」
「ううん、何でもないよ!ありがとね!」
「?、うん!何かあればまた聞いてね!」
ええ?黒曜暦857年氷の月7日!?
うそでしょ!?わたしが死んだ日から1年しかたっていないの?!
しかも、1年ちょうどだなんて……。
偶然?それとも……?
この世界は、1週間が6日で1ヶ月が5週間、1年が12ヶ月の360日。
月は、1月が闇月、2月が火月、3月が炎月、4月が水月、5月が氷月、6月が風月、7月が嵐月、8月が土月、9月が地月、10月が光月、11月が聖月、12月が空間月
となっている。
曜日は、闇の日、火の日、水の日、風の日、土の日、光の日
となっている。
わたしは混乱しつつも、自分が分かる時代であることに安堵した。
わたしは落ち着いて、余裕ができたので改めていろいろなことの確認をすることにした。
まずはアイテムボックスを確認する。
今は空いてる部屋を借り、誰もいないので取り出すことにする。
まずはバックを取り出す。
すると最初は混乱していたからか気づいていなかった、不思議なことに気づいた。
それは、バックが異様に軽いということ。
中に入れたものに対して、軽すぎる。
まるで何も入っていないかのよう。
でも、開けてみると確かに物は入っている。
……もしかすると、マジックバックになってるの?
そう思い、試しに適当に物を入れてみる。
すると、普通では入らない量が入っていった。
ほんとになってるとは……。
バックのことは置いといて、次は財布を見てみる。
するとそこには硬貨が入っていた。
え?なんで?
しかもこっちもマジックバックのようになっているみたい。
硬貨の量が多い。
いや、ほんとになんで?……というか、なにこれ?
わたしがお金を数えて、計算してみると、なんとわたしの前世のだいたいの全財産と地球での全財産を足したくらいの金額だった。
え?どうして、前世の全財産を覚えているのかって?
死ぬ前にちょうど確認したからだよ!
ちくしょう!それで、転生した後に死ぬんだったら、もっと使っておけばよかった!って後悔したからだよ!(泣)
まぁ、前世は結構稼いでたし、地球ではうちはまぁ裕福な家庭だったから、お小遣いが多かったし、働きたくてバイトもしてたから、貯金は結構な金額だった。
結論をいうと、すんごい金額でお金持ちってことだね。
で、思ったことがある。
うん、この転移って神様関係してるんじゃない?
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