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新しい魔道具~♪
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では、早速出発という前に私は家族に私忘れていた物を思い出したので、慌てて家族に話しかけた。
「あっ!お父様、お母様、お兄様、お姉様渡したい物があるんです。ちょっと来てください。」
そう言うとみんなすぐに集まってくれた。
「ん?どうしたんだい?」
「あらあら、ローザちゃんったらそんなに慌てて、忘れていたんでしょう?」
「渡したいもの、かい?」
「ふふふ、何が出てくるのかしら(わくわく)」
上から順に、お父様、お母様、お兄様、お姉様がそう言いながら来た。
お母様には忘れていたのがばれたようだ。
お兄様とお姉様は…うん、とても期待した表情で、どこかわくわく、そわそわしたような様子だ。
えっと、お二人さん?
なんでそんなに嬉しそうなんですかね。
それに、ずっとそわそわしてるのは何故ですか?
私はそんな毎度毎度、珍しい物とかを出す訳じゃ……ない、とも言いきれないですね。はい。
よく考えたら、みんなからしたら珍しいのしか出してないですね。
まぁ、前世のものの応用?ですし。
私はそんなことを考えつつ、お揃いのネックレスを出した。
お揃いといっても、魔石の色やデザインが少しだけそれぞれ違うものだ。
お父様が紺色、お母様は緑色、お兄様は濃い青色、お姉様は黄色、私は赤だ。
そう、髪か目と同じ色にしているのだ。
デザインは全て十字架で統一していて、ただ、お父様とお兄様のは男性向けのかっこいいデザインでお母様、お姉様、私のは女性向けの綺麗やかわいいデザインとなっている。
「そのネックレスは、魔道具になっています。
その魔道具は、髪と瞳の色をちゃんとイメージすることで、自分の好きなように変えることができます。
あ、無色にすると禿げになるので無色はおすすめしません。
それは1度魔力を通すと、その人を登録し、その人以外には外せないし使えないようになっています。
色を元に戻したい時は、元の色に戻れ。と思えば戻ります。
あ、それと色は何回でも何色にでも変えれます。
1回試してみてください。」
私は一息に説明をした。
ふぅ、長かった。
「ローザちゃん、またすごいのを作ったわねぇ。」
「さすがローザね!素晴らしいわ!
これがあれば、誰かにバレることもないから、自由に堂々と過ごせるわね!」
と、みんな喜んでくれたが特にお母様とお姉様のテンションがとても高くなった。
うん、やっぱり女性は嬉しいよね。
ただ、嬉しくて抱きついたのは分かりますが、ちょっ……きついし苦しいです。
いや、まぢで。
ギブギブギブ!!!
抱きしめる腕の強さと、顔に胸が押し付けられて、苦しい!!
ちょ、お父様、お兄様そんな微笑ましそうに見てないで助けて!
「あっ!お父様、お母様、お兄様、お姉様渡したい物があるんです。ちょっと来てください。」
そう言うとみんなすぐに集まってくれた。
「ん?どうしたんだい?」
「あらあら、ローザちゃんったらそんなに慌てて、忘れていたんでしょう?」
「渡したいもの、かい?」
「ふふふ、何が出てくるのかしら(わくわく)」
上から順に、お父様、お母様、お兄様、お姉様がそう言いながら来た。
お母様には忘れていたのがばれたようだ。
お兄様とお姉様は…うん、とても期待した表情で、どこかわくわく、そわそわしたような様子だ。
えっと、お二人さん?
なんでそんなに嬉しそうなんですかね。
それに、ずっとそわそわしてるのは何故ですか?
私はそんな毎度毎度、珍しい物とかを出す訳じゃ……ない、とも言いきれないですね。はい。
よく考えたら、みんなからしたら珍しいのしか出してないですね。
まぁ、前世のものの応用?ですし。
私はそんなことを考えつつ、お揃いのネックレスを出した。
お揃いといっても、魔石の色やデザインが少しだけそれぞれ違うものだ。
お父様が紺色、お母様は緑色、お兄様は濃い青色、お姉様は黄色、私は赤だ。
そう、髪か目と同じ色にしているのだ。
デザインは全て十字架で統一していて、ただ、お父様とお兄様のは男性向けのかっこいいデザインでお母様、お姉様、私のは女性向けの綺麗やかわいいデザインとなっている。
「そのネックレスは、魔道具になっています。
その魔道具は、髪と瞳の色をちゃんとイメージすることで、自分の好きなように変えることができます。
あ、無色にすると禿げになるので無色はおすすめしません。
それは1度魔力を通すと、その人を登録し、その人以外には外せないし使えないようになっています。
色を元に戻したい時は、元の色に戻れ。と思えば戻ります。
あ、それと色は何回でも何色にでも変えれます。
1回試してみてください。」
私は一息に説明をした。
ふぅ、長かった。
「ローザちゃん、またすごいのを作ったわねぇ。」
「さすがローザね!素晴らしいわ!
これがあれば、誰かにバレることもないから、自由に堂々と過ごせるわね!」
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うん、やっぱり女性は嬉しいよね。
ただ、嬉しくて抱きついたのは分かりますが、ちょっ……きついし苦しいです。
いや、まぢで。
ギブギブギブ!!!
抱きしめる腕の強さと、顔に胸が押し付けられて、苦しい!!
ちょ、お父様、お兄様そんな微笑ましそうに見てないで助けて!
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