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第6章 嵐と実りの季節です
24 黒船襲来大混乱
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「本日から魔法補助科1年に転入されます、ジェニス・ブルーリーフヒルさんをお連れしました」
「ジェニスと申します。ジェニーって呼んでくさい。よろしくお願います」
こっちも全員立ち上がって挨拶する。
「私は薊野由香里、学生会の会長で攻撃魔法科の4年、そこの香緒里の姉よ。よろしくね」
「私は鈴懸台翆、副会長で同じく攻撃魔法科4年だ。よろしくな」
「書記と会計を務めております月見野朱里ですわ。ジェニーさんと同じ補助魔法科の4年よ、よろしくお願いしますね」
順繰りに挨拶が出て俺の番だ。
「魔法工学科2年の長津田修、ここの手伝いをしている。よろしく」
と、俺の紹介のところでジェニーの視線が動いた。
「あなたが、魔法工学科の学生さんの、オサム・ナガツダさんすか」
何だろう。でもその通りなので俺は頷く。
いきなり彼女は俺に飛びついてきた。
3m位は間合いがあった筈なのに。
「+*!#$%&?……」
何か俺を抱きしめて言っているが、早口の英語なので何もわからない。
ただ感じるのは彼女の柔らかい感触と触れ合った部分の熱さ。
そしてシャンプーかな、いい香り。
だがこの状態が続くとマズい。
俺の健全な男子の体が反応しそうだ。
まずい、そう思った俺の背に回していた腕の力が緩んだ。
ジェニーが俺を開放してくれたようだ。
「ごめんなさい。嬉しかったのでついつい抱きついてしまいました」
抱きつくのってついついやる事だろうか?
それとも文化が違うという奴なのだろうか。
由香里姉から怒りのオーラが出ているのが横目にも見える。
それを面白そうに観察する鈴懸台先輩。
観察しつつもそれとなく重要書類を机の中に退避させている月見野先輩。
不穏さが徐々に高まりつつある。
「この学校に転入したは、オサム・ナガツダさん、あなたに会うためす。一生懸命勉強したし日本語も話せるようなりました。褒めください!」
部屋の気温がすっと5度くらい下がった。勿論気のせいではない。
危険な兆候だ。
しかし俺は彼女に見覚えはない。
それでも何かが引っかかる。
「まだわからないすか。ではこれでわかるすか」
そうジェニーは言って、不意に自分のスカートを捲りあげる。
おいおい一体!と思ってそして俺は気づいた。
「ひょっとして手紙をくれた、あの義足の」
「そうす。ジェシーす。やっと会えまた!」
そう言って再びジェシーは俺に抱きついてきた。
抱きつかれて必死に自制心を発動させている俺の耳に、ばたっ、という人が倒れるような音がする。
何の音かは想像つく。
由香里姉が危険な状態になったので、月見野先輩が気絶させたのだろう。
下がる一方だった部屋の気温が元に戻りつつあるのがその証拠だ。
しかし今度は俺の視界が急に色あせてきた。
あ、この感覚には憶えがある。
これは香緒里ちゃんの自衛兵器の発動……
◇◇◇
俺が気づいた時には、既に俺を除く学生会幹部面々はジェニーとにこやかにお茶会をしていた。
「修兄、起きましたか」
そう言って香緒里ちゃんが紅茶を入れてくれる。
うーん、気絶明けの紅茶が身体に染みわたる。
「ごめんなさい、つい気が高ぶって害虫退治くんを発動させちゃいました」
害虫退治くんとはこの前開発した香緒里ちゃん自衛用の最終兵器だ。
発動させると香緒里ちゃん以外の付近の人間を無差別に麻酔状態にする。
薬物耐性最強の月見野先輩以外、行動不能にしてしまう恐ろしい自衛兵器だ。
「大丈夫ですわ。香緒里ちゃんの自衛兵器は安全な薬剤を使用していますから」
という事はフォローした月見野先輩の魔法は安全ではないのだろうか。
「それで今、修君のいない間に皆で話し合ったのですけれどね。ジェニーさんも学生会幹部補佐に任命して一緒に頑張ってもらうことになりましたので、了解の方よろしくお願いしますね」
「えっ」
「よろしくお願います、オサムさん」
大丈夫なのだろうか。
俺は横目で由香里姉を見る。
あまりご機嫌宜しい感じではないが、納得はしているようだ。
「こちらこそよろしく」
俺も軽く頭を下げる。
「ジェニーさんは探知魔法を中心に補助魔法が使えるそうですの。学生会幹部の活動に有用ですので是非にとお願いしたのですわ」
「今年度は探知系の魔法を使える役員がいなかったからな。これで何処へ行っても安心だ」
「そうね」
不本意そうに由香里姉が同意する。
「それで学生会のメンバーになった以上、当然今夜の行事から参加するんだろ」
「勿論ですわ」
鈴懸台先輩と月見野先輩がわからないやり取りをしている。
「今夜って、何か行事があるんですか」
俺の質問に鈴懸台先輩がにやりと笑った。
「金曜夜と行ったら露天風呂だろ」
ちょっと待ってくれ。
「あれは香緒里ちゃんを狙う連中がいるから中止なのでは」
「大分ほとぼりも覚めてきましたことですしね。それに今はジェニーさんの能力もある事ですし。ジェニーさんはこちらに害意を持って近づく人間を察知できる魔法を使えるそうなので」
「自動継続の魔法のです。一度かければ24時間有効で寝ていても自動的に起きられるす」
成程、それなら確かに襲われる危険は避けられるだろう。
しかし問題は他にもある。
「あとキャンピングカーの寝床は2人用3つしかないけれど。何なら俺が助手席リクライニングして寝ればいいいか」
「2人用3つあれば6人寝れるから問題ないよな」
「そうですね」
あ、由香里姉にスイッチが入った。
香緒里ちゃんも何か反応している。
「寝る場所はあとで厳正なくじ引きとさせていただきますわ。私とミドリで一番後ろの下段を取りますので、あと2つのベッドをくじ引きにすればいいですわね」
さらっと月見野先輩と鈴懸台先輩で一番いい場所取りやがった。
しかし他の面々に文句は無さそうだ。
由香里姉のギラギラした視線が怖いが、香緒里ちゃんの何か静かな決意を込めたような目もちょっと怖い。
大丈夫か、俺?
「ジェニスと申します。ジェニーって呼んでくさい。よろしくお願います」
こっちも全員立ち上がって挨拶する。
「私は薊野由香里、学生会の会長で攻撃魔法科の4年、そこの香緒里の姉よ。よろしくね」
「私は鈴懸台翆、副会長で同じく攻撃魔法科4年だ。よろしくな」
「書記と会計を務めております月見野朱里ですわ。ジェニーさんと同じ補助魔法科の4年よ、よろしくお願いしますね」
順繰りに挨拶が出て俺の番だ。
「魔法工学科2年の長津田修、ここの手伝いをしている。よろしく」
と、俺の紹介のところでジェニーの視線が動いた。
「あなたが、魔法工学科の学生さんの、オサム・ナガツダさんすか」
何だろう。でもその通りなので俺は頷く。
いきなり彼女は俺に飛びついてきた。
3m位は間合いがあった筈なのに。
「+*!#$%&?……」
何か俺を抱きしめて言っているが、早口の英語なので何もわからない。
ただ感じるのは彼女の柔らかい感触と触れ合った部分の熱さ。
そしてシャンプーかな、いい香り。
だがこの状態が続くとマズい。
俺の健全な男子の体が反応しそうだ。
まずい、そう思った俺の背に回していた腕の力が緩んだ。
ジェニーが俺を開放してくれたようだ。
「ごめんなさい。嬉しかったのでついつい抱きついてしまいました」
抱きつくのってついついやる事だろうか?
それとも文化が違うという奴なのだろうか。
由香里姉から怒りのオーラが出ているのが横目にも見える。
それを面白そうに観察する鈴懸台先輩。
観察しつつもそれとなく重要書類を机の中に退避させている月見野先輩。
不穏さが徐々に高まりつつある。
「この学校に転入したは、オサム・ナガツダさん、あなたに会うためす。一生懸命勉強したし日本語も話せるようなりました。褒めください!」
部屋の気温がすっと5度くらい下がった。勿論気のせいではない。
危険な兆候だ。
しかし俺は彼女に見覚えはない。
それでも何かが引っかかる。
「まだわからないすか。ではこれでわかるすか」
そうジェニーは言って、不意に自分のスカートを捲りあげる。
おいおい一体!と思ってそして俺は気づいた。
「ひょっとして手紙をくれた、あの義足の」
「そうす。ジェシーす。やっと会えまた!」
そう言って再びジェシーは俺に抱きついてきた。
抱きつかれて必死に自制心を発動させている俺の耳に、ばたっ、という人が倒れるような音がする。
何の音かは想像つく。
由香里姉が危険な状態になったので、月見野先輩が気絶させたのだろう。
下がる一方だった部屋の気温が元に戻りつつあるのがその証拠だ。
しかし今度は俺の視界が急に色あせてきた。
あ、この感覚には憶えがある。
これは香緒里ちゃんの自衛兵器の発動……
◇◇◇
俺が気づいた時には、既に俺を除く学生会幹部面々はジェニーとにこやかにお茶会をしていた。
「修兄、起きましたか」
そう言って香緒里ちゃんが紅茶を入れてくれる。
うーん、気絶明けの紅茶が身体に染みわたる。
「ごめんなさい、つい気が高ぶって害虫退治くんを発動させちゃいました」
害虫退治くんとはこの前開発した香緒里ちゃん自衛用の最終兵器だ。
発動させると香緒里ちゃん以外の付近の人間を無差別に麻酔状態にする。
薬物耐性最強の月見野先輩以外、行動不能にしてしまう恐ろしい自衛兵器だ。
「大丈夫ですわ。香緒里ちゃんの自衛兵器は安全な薬剤を使用していますから」
という事はフォローした月見野先輩の魔法は安全ではないのだろうか。
「それで今、修君のいない間に皆で話し合ったのですけれどね。ジェニーさんも学生会幹部補佐に任命して一緒に頑張ってもらうことになりましたので、了解の方よろしくお願いしますね」
「えっ」
「よろしくお願います、オサムさん」
大丈夫なのだろうか。
俺は横目で由香里姉を見る。
あまりご機嫌宜しい感じではないが、納得はしているようだ。
「こちらこそよろしく」
俺も軽く頭を下げる。
「ジェニーさんは探知魔法を中心に補助魔法が使えるそうですの。学生会幹部の活動に有用ですので是非にとお願いしたのですわ」
「今年度は探知系の魔法を使える役員がいなかったからな。これで何処へ行っても安心だ」
「そうね」
不本意そうに由香里姉が同意する。
「それで学生会のメンバーになった以上、当然今夜の行事から参加するんだろ」
「勿論ですわ」
鈴懸台先輩と月見野先輩がわからないやり取りをしている。
「今夜って、何か行事があるんですか」
俺の質問に鈴懸台先輩がにやりと笑った。
「金曜夜と行ったら露天風呂だろ」
ちょっと待ってくれ。
「あれは香緒里ちゃんを狙う連中がいるから中止なのでは」
「大分ほとぼりも覚めてきましたことですしね。それに今はジェニーさんの能力もある事ですし。ジェニーさんはこちらに害意を持って近づく人間を察知できる魔法を使えるそうなので」
「自動継続の魔法のです。一度かければ24時間有効で寝ていても自動的に起きられるす」
成程、それなら確かに襲われる危険は避けられるだろう。
しかし問題は他にもある。
「あとキャンピングカーの寝床は2人用3つしかないけれど。何なら俺が助手席リクライニングして寝ればいいいか」
「2人用3つあれば6人寝れるから問題ないよな」
「そうですね」
あ、由香里姉にスイッチが入った。
香緒里ちゃんも何か反応している。
「寝る場所はあとで厳正なくじ引きとさせていただきますわ。私とミドリで一番後ろの下段を取りますので、あと2つのベッドをくじ引きにすればいいですわね」
さらっと月見野先輩と鈴懸台先輩で一番いい場所取りやがった。
しかし他の面々に文句は無さそうだ。
由香里姉のギラギラした視線が怖いが、香緒里ちゃんの何か静かな決意を込めたような目もちょっと怖い。
大丈夫か、俺?
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