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第17章 開拓団の村
第135話 取り敢えず夕食を
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いい匂いがする。これはリディナがよく使うハーブの匂いだ。これで魚醤の形容しがたい匂いをマスクしたりする。
目を開ける。見えるのは3階建ての1階リビングの天井。何かマット状のものの上に横になっている。
「あ、フミノさん、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。問題ない」
しまった。まだイーノックに引きずられていた。でもここで大丈夫だの後、『私にいい考えがある』だと超ロボット生命体司令官になるよな。どっちも失敗フラグだけれど。
いや待て何を考えているんだ私は。そう思って、そしてはっきり意識を取り戻した。
そうだ、確か魔力切れで気を失ったのだった。でも意識を失ったのは聖堂だった筈。
「リディナかセレスが運んでくれたの?」
「ヴィラル司祭がゴーレムで運んで来たのよ。ゴーレムを頂いた上に怪我まで完全に治して貰ったって。また後で直接お礼を言うって」
なるほど、司祭自ら運んでくれた訳か。でもゴーレムで運んで来たと言っていたな。ならばだ。
「そのゴーレムって木製で私くらいの身長のゴーレム?」
「そうそう。フミノに貰ったって言っていた」
「ゴーレムの動きとか司祭の歩き方とか変では無かった?」
「ううん、特にそれは感じなかったけれど」
良かった。ゴーレムはうまく動いているし司祭の足も問題ないようだ。
しかし足はまだゴーレム式に動かしている可能性もある。司祭は同時に幾つかゴーレムを動かせるようだから。
その辺については後で確認しておこう。
「ところであのゴーレム、今日作ったの? 今まで見たことなかったけれど」
私は頷く。
「あの焼き物ゴーレムでは不便だと思った。代わりにゴーレムを起動する魔法を教わった」
「怪我も治したと聞いたけれど」
「司祭本人に会ってみて治せそうだと思った。だからやってみた。でも思ったより魔力が必要だった」
「……まあなんとなく状況はわかったかな。それじゃ夕食にしましょう」
うむ、リディナは物わかりが良くて大変助かる。
「今日の討伐はどうだった?」
「割と順調だったかな。フミノほどではないけれど偵察魔法を使えるようになったし。セレスの魔法を使えば私の魔法よりは獲物を駄目にしないしね」
リディナの風属性攻撃魔法はばっさり両断するかミンチ状態にするか。素材や肉としての価値を確保するには向いていない。
一方でセレスの水属性攻撃魔法はその気になればかなり細かい攻撃が出来る。水の勢いで小さい穴をねらった場所に穿つことも、大量の水で敵を囲んでしまう事も。
そういう意味ではセレスの方が換金できる獲物を狩るには向いている訳だ。
「でもあの魔猪は私の魔法だけでは無理でした。こんなに大きかったんですよ」
セレスが両腕を思い切り広げてみせた。確かにそれなら大物だなと思う。
「それ以外も鹿とかゴブリンとか角兎とか狩ったら自在袋に入らなくなっちゃってね。だから魔猪は修道士さんに話して引き取って貰ったの。それでいいよね」
リディナがそう判断したならかまわない。それに私達用には既に充分以上ストックがある。
だから私は頷きつつ返答する。
「いいと思う。でも修道士さん運べそうだった?」
「大丈夫みたいだったよ。身体強化魔法を使えるって言っていたから。あと冷却魔法で冷やしておいたから傷まないと思うし」
なら問題ない。身体強化魔法を使えば1人でも2~300kg位は運べるから。
「今日はアリサちゃん達もお肉でしょうか?」
「どうだろう。あれくらい大きいと2~3日寝かせた方が美味しくなるかな。軟らかくなるし旨みも出るから。でもあれば料理に使いたいよね」
「後で聞いてみます」
セレスは今日もタチアナさん達のところへ行くつもりのようだ。
確かにレベル2くらいまでの魔法を使えるようになれば便利だろう。生活に便利になるだけでなく簡単な怪我や病気も治せるようになるし。
怪我や病気といえばヴィラル司祭、私が治療魔法についてした説明をわかってくれただろうか。あれが出来ればかなり治療できる対象が増えると思うのだけれども。
「セレスもフミノもこの開拓村を気に入ったようね」
リディナがそんな事を言う。
セレスが頷いて口を開く。
「そうですね。ここはいい場所だと思います。アリサちゃん達もちゃんと家族で部屋を貰えましたし、昨日の食事もちゃんとした物だったそうですし。
あとで今日どんな事をしたのかも聞いてみます」
私も頷いた。確かに気に入っているから。
この村の体制そのものは原始共産制に近い。現代の地球でも一部の新興宗教団体等によくみられる体制だ。余剰な生産物が生じて分配問題が起きればうまくいかなくなる可能性もある。
しかしトップであるヴィラル司祭を見た限りでは怪しい方向へ行く可能性は少ないだろう。そのくらいには信頼してもいいように感じる。
まだ来て2日目だから問題点が見えていないだけかもしれないけれど。
ただそれだけではなくこの場所そのものにも何かあるような気がする。
特にあの聖堂、妙に落ち着けるというか居心地がいい。あと考えが素直に言葉として口から出せる。いつもは絶対無理なのに。
その辺についても次に行った時には聞いてみよう。あの場なら私も色々話すのに抵抗が無くて済む。
夕食の片付けが終わるとセレスは家を出て行った。タチアナさん達の所へ行くようだ。
「あまり遅くならないようにね」
「わかりました」
さて、本来なら私はお風呂に入って狩りをするか、バーボン君の分解整備等をする時間だ。
しかし魔力があまり回復していない。
風呂に入る程度の魔力はギリギリある。しかし魔物討伐で土を収納するなんて事をやった場合、万が一ミミズだの小動物だのを多めに巻き込んだら魔力切れになるだろう。
バーボン君の整備にも魔力が必要。
だからここは素直に寝ておこう。
「お風呂は後で入る。今日は寝ておく」
「うん、その方がいいと思うよ。それじゃおやすみなさい」
「おやすみなさい」
目を開ける。見えるのは3階建ての1階リビングの天井。何かマット状のものの上に横になっている。
「あ、フミノさん、大丈夫ですか?」
「大丈夫だ。問題ない」
しまった。まだイーノックに引きずられていた。でもここで大丈夫だの後、『私にいい考えがある』だと超ロボット生命体司令官になるよな。どっちも失敗フラグだけれど。
いや待て何を考えているんだ私は。そう思って、そしてはっきり意識を取り戻した。
そうだ、確か魔力切れで気を失ったのだった。でも意識を失ったのは聖堂だった筈。
「リディナかセレスが運んでくれたの?」
「ヴィラル司祭がゴーレムで運んで来たのよ。ゴーレムを頂いた上に怪我まで完全に治して貰ったって。また後で直接お礼を言うって」
なるほど、司祭自ら運んでくれた訳か。でもゴーレムで運んで来たと言っていたな。ならばだ。
「そのゴーレムって木製で私くらいの身長のゴーレム?」
「そうそう。フミノに貰ったって言っていた」
「ゴーレムの動きとか司祭の歩き方とか変では無かった?」
「ううん、特にそれは感じなかったけれど」
良かった。ゴーレムはうまく動いているし司祭の足も問題ないようだ。
しかし足はまだゴーレム式に動かしている可能性もある。司祭は同時に幾つかゴーレムを動かせるようだから。
その辺については後で確認しておこう。
「ところであのゴーレム、今日作ったの? 今まで見たことなかったけれど」
私は頷く。
「あの焼き物ゴーレムでは不便だと思った。代わりにゴーレムを起動する魔法を教わった」
「怪我も治したと聞いたけれど」
「司祭本人に会ってみて治せそうだと思った。だからやってみた。でも思ったより魔力が必要だった」
「……まあなんとなく状況はわかったかな。それじゃ夕食にしましょう」
うむ、リディナは物わかりが良くて大変助かる。
「今日の討伐はどうだった?」
「割と順調だったかな。フミノほどではないけれど偵察魔法を使えるようになったし。セレスの魔法を使えば私の魔法よりは獲物を駄目にしないしね」
リディナの風属性攻撃魔法はばっさり両断するかミンチ状態にするか。素材や肉としての価値を確保するには向いていない。
一方でセレスの水属性攻撃魔法はその気になればかなり細かい攻撃が出来る。水の勢いで小さい穴をねらった場所に穿つことも、大量の水で敵を囲んでしまう事も。
そういう意味ではセレスの方が換金できる獲物を狩るには向いている訳だ。
「でもあの魔猪は私の魔法だけでは無理でした。こんなに大きかったんですよ」
セレスが両腕を思い切り広げてみせた。確かにそれなら大物だなと思う。
「それ以外も鹿とかゴブリンとか角兎とか狩ったら自在袋に入らなくなっちゃってね。だから魔猪は修道士さんに話して引き取って貰ったの。それでいいよね」
リディナがそう判断したならかまわない。それに私達用には既に充分以上ストックがある。
だから私は頷きつつ返答する。
「いいと思う。でも修道士さん運べそうだった?」
「大丈夫みたいだったよ。身体強化魔法を使えるって言っていたから。あと冷却魔法で冷やしておいたから傷まないと思うし」
なら問題ない。身体強化魔法を使えば1人でも2~300kg位は運べるから。
「今日はアリサちゃん達もお肉でしょうか?」
「どうだろう。あれくらい大きいと2~3日寝かせた方が美味しくなるかな。軟らかくなるし旨みも出るから。でもあれば料理に使いたいよね」
「後で聞いてみます」
セレスは今日もタチアナさん達のところへ行くつもりのようだ。
確かにレベル2くらいまでの魔法を使えるようになれば便利だろう。生活に便利になるだけでなく簡単な怪我や病気も治せるようになるし。
怪我や病気といえばヴィラル司祭、私が治療魔法についてした説明をわかってくれただろうか。あれが出来ればかなり治療できる対象が増えると思うのだけれども。
「セレスもフミノもこの開拓村を気に入ったようね」
リディナがそんな事を言う。
セレスが頷いて口を開く。
「そうですね。ここはいい場所だと思います。アリサちゃん達もちゃんと家族で部屋を貰えましたし、昨日の食事もちゃんとした物だったそうですし。
あとで今日どんな事をしたのかも聞いてみます」
私も頷いた。確かに気に入っているから。
この村の体制そのものは原始共産制に近い。現代の地球でも一部の新興宗教団体等によくみられる体制だ。余剰な生産物が生じて分配問題が起きればうまくいかなくなる可能性もある。
しかしトップであるヴィラル司祭を見た限りでは怪しい方向へ行く可能性は少ないだろう。そのくらいには信頼してもいいように感じる。
まだ来て2日目だから問題点が見えていないだけかもしれないけれど。
ただそれだけではなくこの場所そのものにも何かあるような気がする。
特にあの聖堂、妙に落ち着けるというか居心地がいい。あと考えが素直に言葉として口から出せる。いつもは絶対無理なのに。
その辺についても次に行った時には聞いてみよう。あの場なら私も色々話すのに抵抗が無くて済む。
夕食の片付けが終わるとセレスは家を出て行った。タチアナさん達の所へ行くようだ。
「あまり遅くならないようにね」
「わかりました」
さて、本来なら私はお風呂に入って狩りをするか、バーボン君の分解整備等をする時間だ。
しかし魔力があまり回復していない。
風呂に入る程度の魔力はギリギリある。しかし魔物討伐で土を収納するなんて事をやった場合、万が一ミミズだの小動物だのを多めに巻き込んだら魔力切れになるだろう。
バーボン君の整備にも魔力が必要。
だからここは素直に寝ておこう。
「お風呂は後で入る。今日は寝ておく」
「うん、その方がいいと思うよ。それじゃおやすみなさい」
「おやすみなさい」
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