呼び出され勇者になりませんでした！だからぼくは女神を殺す？

乱れ狂う音

人間と亜族が共存できないなんてありませんでした。

トントンドアを叩かれ僕は昼頃に起きた。ゴブイチ君が用事があるみたいだった。
「おはようございます。それでマスターに報告ですけど、マラベル商会のマラベルさんからですけど今土の国で最高に儲けてるみたいですよ。貴族から貧乏人までみんなが買うらしくてとりあえずは人気にマスターからの需要が追いついてないので値上げをして対応してるみたいですよ。だからとりあえずは早く売りたいとのことで今はラースタウンでマスターからの大麻を待っているみたいですよ。ご家族も意外にも亜族への抵抗は無いみたいでラースタウンに住んでもいいかと聞いてきてます。」
「えっ早から売れてるの！さすがマラベルさんだね。大型商会であるとは聞いていたけどほんとにさすがだね。それで移住は許可しておいて。家族構成はどんな感じなの？」
「それはマラベルさん、嫁さん、子供二人って感じで子供はまだ小さくて亜族差別なんて一切してませんからね。それにしてもやっぱり小さい子はかわいいみたいでセカンドさんが親への対応から子供とのあそびまでしてるらしいですよ。セカンドさんからしたら孫みたいな感覚でしょうから。」
「なんかすごいね。あのいかつい？顔でも怖がらずに寄っていく子供はすごいね。あの顔は始めてだと怖いよ。」
「まあ、それは確かにそうですね。けど、子供は無邪気ですからね。そんなものですよ。ほんとにこれがマスターの目指すひとつの夢亜族の人間の共存なのかも知れませんね。良いことです。お互いにね。」
なんかゴブイチ君の目に涙が潤んでいる。
「ふふっ確かにそうだね。まあ、それは帰ってみてみよう。どんなことをしているのかも気になるし。セカンドさんの遊び方がね。それで補給部隊は今来ているってことで良いよね。それならとりあえずは荷車を持ってきて。」
僕の言葉にゴブイチ君ははいと言うと僕に向かって手招きをする。だから、僕はそれに従って外に出てみるとそこには立派な荷車があってアサ太君達の補給部隊が待っていて僕を見ると会釈した。
「マスターお疲れ様ですねゴブイチさんから聞いたと思いますがよろしければマラベルさんへの薬を。あっついでにマスターが奴隷にした人間はそのまま連れて帰ります。そのあとはその人間に共存するか働くか選ばせます。今のところは前回のマスターの失神した村の住人に聞きましたが文句を言うばかりだったので今回も同じと思いますが。それで、その方法で勝手にや里ましたがよろしいでしょうか？」
「うん。それでいいよ。まあ、とりあえずは人間は自由に使ってね。物の運搬とかね。」
「あっそれも勝手にやらしてましたがよろしいでしょうか？」
「あっいいよいいよ。奴隷はみんなの共有の持ち物だから。殺すとかの行為以外は勝手にさせてもらっていいよ。まあ、とりあえずは大麻を出すね。」
僕はそう言うと大麻出ろ！と言霊スキルを使い荷車に大麻を大量に出した。どこからかわからないところからポンと出る大麻なんだか不思議な光景だ。
「それじゃあよろしくね。」
「はい！任せてください。」
そう言うと大麻が山積みに乗った荷車を引っ張ってアサシンコボルトは走っていった。
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後書き
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