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乱れ狂う音
商売のためならためらいなんてありませんでした
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「それじゃあ契約も出来たものだしとりあえずは話を始めるとするか。がっぽりと儲けよう。」
「はい。新崎さま始めていきましょう。」
なんだかすごく丁寧な感じだね。僕も丁寧にした方がいいのかな。まあ、いいやそんなことは気にすることもないかな。
「それじゃあマラベルさんに売ってもらいたいものを言うよ。大麻だよ。」
僕が頼みたいものを言うと何故か何か不思議な顔になる。
「すいません。大麻って何ですか?」
あっそうか。確かこの世界には危険ドラッグとかは無いんだよね。それなら知らなくても仕方ないよね。まあ、いいや。説明をするかな。
「ごめんごめん。知らないよね。今から説明をするよ。大麻って言うのはお薬だよ。」
「何の薬ですか?それによっては最高に儲けることもできますよ。」
あっ確かに何の薬かわからないとダメだよね。それもしっかりと説明。
「まあ、先に実物を見せた方が早いよね。とりあえずは見て。」
「おっこれが薬ですか?」
マラベルさんはそう言って薬を少し指につけて舐めようとする。
「まっ待って。この薬は余り使わないで。」
僕の言ったことに対してマラベルさんは少し首をかしげる。
「あっこの薬は少し筋力の低下させたりするんだよ。」
「あの~そんな薬は売れませんよね。」
「そうだね。この薬のいい能力はね。飲んだ人が気持ちよくなるんだよ。それで嫌なことも忘れられらるよ。このいいことだけをいっておけば人間はすぐに信じて買ってくれるよ。そしてそれには中毒性があるからね。1回使わせればこっちの勝ちだね。」
それを明るい顔になりながら聞くマラベルさん。この人儲けるためなら何でもやりそうな気がする。この人は絶対に敵にはしたくないかも。けど、この人貪欲な感じはいいよね。
「あっマラベルさん。この薬は絶対に大切な人には使わないようにね。これは人の人生を狂わせるような薬だよ。絶対の絶対だよ。それと、もし潰したい相手がいるならそいつの食事の中に混ぜてもいいと思いますよ。」
「それはよくわかりましたよ。いい儲け話ですね。しかし、この薬が余り量があるように思えません。どこから仕入れをすればいいですか?」
あっ確かにまた渡さないとダメだ。それのためにはマラベルさんに取りに来てもらうか。
「ラースタウンってわかる?」
「はい。何度か行ったことがありますよ。」
「なら、そこに取りに来て僕はこれから木の国に行くから往復する補給部隊に持たせておくから。まあ、利益の3割でいいよ。」
僕の3割にすごく喜んでる。まあ、喜んでくれるならそれでいいけど。
「それじゃあその冒険者は僕の奴隷にして口封じをしてるから今日の契約は話せないよ。これからも護衛として使ってね。それとマラベルさんも裏切りは出来ないようになってるからね。」
「そんなことは承知です。誰がこんないい話を裏切りますか。」
「それじゃあここの者は全部大麻だから持っていってね。それと木の国はもうすぐ危険になるから従業員とかは避難させておいてね。」
「はいそれではまた。」
「はい。新崎さま始めていきましょう。」
なんだかすごく丁寧な感じだね。僕も丁寧にした方がいいのかな。まあ、いいやそんなことは気にすることもないかな。
「それじゃあマラベルさんに売ってもらいたいものを言うよ。大麻だよ。」
僕が頼みたいものを言うと何故か何か不思議な顔になる。
「すいません。大麻って何ですか?」
あっそうか。確かこの世界には危険ドラッグとかは無いんだよね。それなら知らなくても仕方ないよね。まあ、いいや。説明をするかな。
「ごめんごめん。知らないよね。今から説明をするよ。大麻って言うのはお薬だよ。」
「何の薬ですか?それによっては最高に儲けることもできますよ。」
あっ確かに何の薬かわからないとダメだよね。それもしっかりと説明。
「まあ、先に実物を見せた方が早いよね。とりあえずは見て。」
「おっこれが薬ですか?」
マラベルさんはそう言って薬を少し指につけて舐めようとする。
「まっ待って。この薬は余り使わないで。」
僕の言ったことに対してマラベルさんは少し首をかしげる。
「あっこの薬は少し筋力の低下させたりするんだよ。」
「あの~そんな薬は売れませんよね。」
「そうだね。この薬のいい能力はね。飲んだ人が気持ちよくなるんだよ。それで嫌なことも忘れられらるよ。このいいことだけをいっておけば人間はすぐに信じて買ってくれるよ。そしてそれには中毒性があるからね。1回使わせればこっちの勝ちだね。」
それを明るい顔になりながら聞くマラベルさん。この人儲けるためなら何でもやりそうな気がする。この人は絶対に敵にはしたくないかも。けど、この人貪欲な感じはいいよね。
「あっマラベルさん。この薬は絶対に大切な人には使わないようにね。これは人の人生を狂わせるような薬だよ。絶対の絶対だよ。それと、もし潰したい相手がいるならそいつの食事の中に混ぜてもいいと思いますよ。」
「それはよくわかりましたよ。いい儲け話ですね。しかし、この薬が余り量があるように思えません。どこから仕入れをすればいいですか?」
あっ確かにまた渡さないとダメだ。それのためにはマラベルさんに取りに来てもらうか。
「ラースタウンってわかる?」
「はい。何度か行ったことがありますよ。」
「なら、そこに取りに来て僕はこれから木の国に行くから往復する補給部隊に持たせておくから。まあ、利益の3割でいいよ。」
僕の3割にすごく喜んでる。まあ、喜んでくれるならそれでいいけど。
「それじゃあその冒険者は僕の奴隷にして口封じをしてるから今日の契約は話せないよ。これからも護衛として使ってね。それとマラベルさんも裏切りは出来ないようになってるからね。」
「そんなことは承知です。誰がこんないい話を裏切りますか。」
「それじゃあここの者は全部大麻だから持っていってね。それと木の国はもうすぐ危険になるから従業員とかは避難させておいてね。」
「はいそれではまた。」
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