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乱れ始める音
爆弾が進化してないなんてありませんでした
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今日も絶対にあの軍人さん見たいな挨拶してくるんだろうなぁ~。とそんなことを思いながら王室に入った。
「マスター!お疲れ様です。マスターに頼まれた1000個の爆弾を作れました。それと心配しなくても大丈夫です。私たちは一切の妥協を許さず。上へ上へと作りました。今回は1つだけ本物をお持ちしました。どうぞ。」
セルソさんは僕に爆弾を渡してこの世界での敬礼なのか手を胸に当てた。
何だか昨日会った時よりもより軍人みたいになってないか‥‥‥
このまま職人から軍人にでもなるんじゃないか?
まあ、いいか。慕われるのは悪いことでもないし嫌な気持ちもしないから。
渡された爆弾には前にはついていなかったカバーみたいなものとボタンがついていてボタンにも透明なカバーがされている。それになんか紐がついてるしこれ何に使うの
前よりもほんとに進化してるよ。けど、これなんだろう?
「セルソさん。これ何?」
「その紐はマスターが言っていた通りに人間の首につけれるようにしました。これで人間の頭と体がお別れです(笑)」
「お~セルソお前も悪よの~(笑)」
「マスターにはかないませんは」
セルソさんは悪い笑みを浮かべた。
なんか江戸時代みたいだな。もしほんとならここにお巡りさんか何かが「ご用だ」と言って僕らを捕まえに来るところだけどドアは一切音をたてていない。
まあ、それは置いておこう。
「このカバーは?」
「はい。まず透明なカバーがあります。これを手で取ってそのボタンを押します。そうすると起爆スイッチのカバーが外れます。ちなみにその起爆スイッチのカバーはその爆弾の爆発でも壊れませんし外れませんから安全です。そして、起爆の威力は前回の2倍以上で、ボタンを押してから10秒の間があいて爆発するようにしました。それによって投げられるようになりました。」
威力は上がったのにこの爆弾の大きさは変わっていないもしくは小さいぐらいだ。
この爆弾って投げても絶対に逃げ切れないよね。範囲が広すぎるどんだけ頑張らないといけないんだよ。これを起爆して生き残れたら奇跡に近いんじゃあないか?まあ、アメリカ軍みたいに爆撃して町を破壊するには向いてそうだし1度その方法を何処かで試してみるか。
爆撃なら悲鳴が大量に上がりそうだな。
「ハイハイ。マスターサイコパス妄想はもうそろそろ終わってください。今回は爆弾よりマスターに見せたいものがセルソさんからあるみたいですよ。」
「うん?何?」
「これです。」
セルソさんの上にはシンプルなナイフが乗っている。
「あっこれって昨日頼んだナイフ?」
「はい。少し説明します。まずこのナイフは僕らの技術を精一杯使って作りました。このナイフはとにかく持ちやすく軽くて振りやすくしています。それに加えて切れ味は今までで最高級でそれに魔力による強化もできます。」
「うん。ありがとう。大切に使うよ。それで魔力による強化って何?」
「それは人間でも魔力はあります。それを込めて強化するんです。」
あれ?僕って魔力無かったような。確認しよう。
僕は無機質な画面を開けて確認する。
魔力の所は0だ‥‥‥‥
「大丈夫ですよ。そのうちレベルが上がると増えますから。」
ゴブイチ君は肩に手をのせて慰めてくれた。
仕方ない。まあ、これなら普通に使っても強いだろう。
爆弾も出来たし宣戦布告かな。
「よし!みんなは爆弾をあるだけ人間の首につけて。つけるのは兵士だよ。気をつけて」
「「「はいっ」」」
威勢のいい返事が返ってきてセルソさん達が走り出した。
ドアが大きな音を立てた。
よし、僕も仕事だ。てっあれゴブイチ君どうしているの?
「僕はマスターの護衛です。」
そうか、なら一緒に地下牢に行こうか!
「マスター!お疲れ様です。マスターに頼まれた1000個の爆弾を作れました。それと心配しなくても大丈夫です。私たちは一切の妥協を許さず。上へ上へと作りました。今回は1つだけ本物をお持ちしました。どうぞ。」
セルソさんは僕に爆弾を渡してこの世界での敬礼なのか手を胸に当てた。
何だか昨日会った時よりもより軍人みたいになってないか‥‥‥
このまま職人から軍人にでもなるんじゃないか?
まあ、いいか。慕われるのは悪いことでもないし嫌な気持ちもしないから。
渡された爆弾には前にはついていなかったカバーみたいなものとボタンがついていてボタンにも透明なカバーがされている。それになんか紐がついてるしこれ何に使うの
前よりもほんとに進化してるよ。けど、これなんだろう?
「セルソさん。これ何?」
「その紐はマスターが言っていた通りに人間の首につけれるようにしました。これで人間の頭と体がお別れです(笑)」
「お~セルソお前も悪よの~(笑)」
「マスターにはかないませんは」
セルソさんは悪い笑みを浮かべた。
なんか江戸時代みたいだな。もしほんとならここにお巡りさんか何かが「ご用だ」と言って僕らを捕まえに来るところだけどドアは一切音をたてていない。
まあ、それは置いておこう。
「このカバーは?」
「はい。まず透明なカバーがあります。これを手で取ってそのボタンを押します。そうすると起爆スイッチのカバーが外れます。ちなみにその起爆スイッチのカバーはその爆弾の爆発でも壊れませんし外れませんから安全です。そして、起爆の威力は前回の2倍以上で、ボタンを押してから10秒の間があいて爆発するようにしました。それによって投げられるようになりました。」
威力は上がったのにこの爆弾の大きさは変わっていないもしくは小さいぐらいだ。
この爆弾って投げても絶対に逃げ切れないよね。範囲が広すぎるどんだけ頑張らないといけないんだよ。これを起爆して生き残れたら奇跡に近いんじゃあないか?まあ、アメリカ軍みたいに爆撃して町を破壊するには向いてそうだし1度その方法を何処かで試してみるか。
爆撃なら悲鳴が大量に上がりそうだな。
「ハイハイ。マスターサイコパス妄想はもうそろそろ終わってください。今回は爆弾よりマスターに見せたいものがセルソさんからあるみたいですよ。」
「うん?何?」
「これです。」
セルソさんの上にはシンプルなナイフが乗っている。
「あっこれって昨日頼んだナイフ?」
「はい。少し説明します。まずこのナイフは僕らの技術を精一杯使って作りました。このナイフはとにかく持ちやすく軽くて振りやすくしています。それに加えて切れ味は今までで最高級でそれに魔力による強化もできます。」
「うん。ありがとう。大切に使うよ。それで魔力による強化って何?」
「それは人間でも魔力はあります。それを込めて強化するんです。」
あれ?僕って魔力無かったような。確認しよう。
僕は無機質な画面を開けて確認する。
魔力の所は0だ‥‥‥‥
「大丈夫ですよ。そのうちレベルが上がると増えますから。」
ゴブイチ君は肩に手をのせて慰めてくれた。
仕方ない。まあ、これなら普通に使っても強いだろう。
爆弾も出来たし宣戦布告かな。
「よし!みんなは爆弾をあるだけ人間の首につけて。つけるのは兵士だよ。気をつけて」
「「「はいっ」」」
威勢のいい返事が返ってきてセルソさん達が走り出した。
ドアが大きな音を立てた。
よし、僕も仕事だ。てっあれゴブイチ君どうしているの?
「僕はマスターの護衛です。」
そうか、なら一緒に地下牢に行こうか!
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