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第3章 不信な隣国
第41話 再契約と宿探し
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結局僕達は三度目の襲撃以降盗賊達からの襲撃も無く、目的地のアムスポリスへ無事到着した。
人間至上主義の国なだけに、入国審査ではかなりの時間が掛けられたが、全員無事に入国することが出来た。
唯、サキとレイアが審査員に呼び止められた時には肝を冷やしたが、何のことは無い。審査員が二人の美貌に亜人の血が混じっていると難癖をつけ、あわよくば自分達の奴隷にしようと画策しただけだった。
(実際二人共魔物な訳だから全くの冤罪という話ではないが)
「とにかく無事にアムスポリスへ着いた訳ですが、これからどうするのですか?」
僕は入国後、しばらくしてからアトス兄さんへ尋ねた。
「そうだな。まずは依頼完了ということで、報酬を支払っておこう。
依頼内容はアムスポリスまでの警護ということだったからな」
アトス兄さんは僕達へ言うと、1人1人に約束の報酬額である金貨10枚を渡した。
「キール達はここでお別れだが、出来ればライル達にはこのままプテロポリスへ帰還するまで俺達に付き合って貰いたいのだが、頼めるか?
無論別途報酬は出すし、ここでの滞在費もこちらで負担しよう」
「まぁ、このまますぐにプテロポリスへ帰る訳でもないですし、兄さんから頼まれれば断れませんね」
と、言う訳で、キールさん達とはこの場で別れ、僕達は兄さんの要望によって追加依頼を受ける事になった。
「ところで兄さん達の目的をそろそろ教えて戴けますか?」
「とりあえず今夜の宿を探そうか。
詳しい話はそれまで控えさせてくれ」
アトス兄さんの言葉でこの場はここまでにして、これからしばらく滞在する宿を探す事になった。・・・のだが、ここで王女様の気紛れというか我が儘が大爆発した。
掻い摘まんで説明すると、今まで野宿で我慢してきたのだから、宿ぐらいはそれなりのレベルのものに泊まりたい。と、いうものだ。
それだけならば幾らか候補は挙がった。王女様はさらに厨房を自由に使用出来る宿を探し、僕に食事を作らせる様にと、兄さん達へ要求してきたのだ。
そもそも王女の希望するレベルの宿となると、それこそ専門の料理人を抱えていて客の要望と言っても簡単に厨房の使用が許される訳がない。相手にもある程度の 矜恃というものがある。
かといって自由に厨房を使える様な宿となると、プテロポリスの王都で僕が泊まっていた様な宿へとレベルが落ちる。
結局、僕達が王女の希望に合う宿を見つけられたのは夕方過ぎまで探し回って、ようやく一軒だけ見つかった。
その宿はつい最近専門に雇っていた料理長が急病で倒れてしまった為、しばらくは宿泊のみの営業形態で運営していた宿だった。
とはいえ、他の料理人も何人かいた為、ルームサービスの様に簡単な料理の提供をするぐらいは出来ている様で、支配人へこちらの事情を話すと、快く厨房の使用を許可してくれた。
僕はようやく今夜泊まる宿を確保出来た事に安堵すると、こちらの事情を察して厨房を使わせてくれた支配人及び従業員の分の食事も作って感謝の意を示すことにした。
人間至上主義の国なだけに、入国審査ではかなりの時間が掛けられたが、全員無事に入国することが出来た。
唯、サキとレイアが審査員に呼び止められた時には肝を冷やしたが、何のことは無い。審査員が二人の美貌に亜人の血が混じっていると難癖をつけ、あわよくば自分達の奴隷にしようと画策しただけだった。
(実際二人共魔物な訳だから全くの冤罪という話ではないが)
「とにかく無事にアムスポリスへ着いた訳ですが、これからどうするのですか?」
僕は入国後、しばらくしてからアトス兄さんへ尋ねた。
「そうだな。まずは依頼完了ということで、報酬を支払っておこう。
依頼内容はアムスポリスまでの警護ということだったからな」
アトス兄さんは僕達へ言うと、1人1人に約束の報酬額である金貨10枚を渡した。
「キール達はここでお別れだが、出来ればライル達にはこのままプテロポリスへ帰還するまで俺達に付き合って貰いたいのだが、頼めるか?
無論別途報酬は出すし、ここでの滞在費もこちらで負担しよう」
「まぁ、このまますぐにプテロポリスへ帰る訳でもないですし、兄さんから頼まれれば断れませんね」
と、言う訳で、キールさん達とはこの場で別れ、僕達は兄さんの要望によって追加依頼を受ける事になった。
「ところで兄さん達の目的をそろそろ教えて戴けますか?」
「とりあえず今夜の宿を探そうか。
詳しい話はそれまで控えさせてくれ」
アトス兄さんの言葉でこの場はここまでにして、これからしばらく滞在する宿を探す事になった。・・・のだが、ここで王女様の気紛れというか我が儘が大爆発した。
掻い摘まんで説明すると、今まで野宿で我慢してきたのだから、宿ぐらいはそれなりのレベルのものに泊まりたい。と、いうものだ。
それだけならば幾らか候補は挙がった。王女様はさらに厨房を自由に使用出来る宿を探し、僕に食事を作らせる様にと、兄さん達へ要求してきたのだ。
そもそも王女の希望するレベルの宿となると、それこそ専門の料理人を抱えていて客の要望と言っても簡単に厨房の使用が許される訳がない。相手にもある程度の 矜恃というものがある。
かといって自由に厨房を使える様な宿となると、プテロポリスの王都で僕が泊まっていた様な宿へとレベルが落ちる。
結局、僕達が王女の希望に合う宿を見つけられたのは夕方過ぎまで探し回って、ようやく一軒だけ見つかった。
その宿はつい最近専門に雇っていた料理長が急病で倒れてしまった為、しばらくは宿泊のみの営業形態で運営していた宿だった。
とはいえ、他の料理人も何人かいた為、ルームサービスの様に簡単な料理の提供をするぐらいは出来ている様で、支配人へこちらの事情を話すと、快く厨房の使用を許可してくれた。
僕はようやく今夜泊まる宿を確保出来た事に安堵すると、こちらの事情を察して厨房を使わせてくれた支配人及び従業員の分の食事も作って感謝の意を示すことにした。
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