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今にも消えそう
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純二と付き合ってから私の心情に大きな変化が訪れた。
前までは自分に自信がなくて気持ちに余裕がなかったけれど最近は前に比べて自分の容姿を気にしなくなったし、私が私が…なんて思うことも減って心が穏やかになった。
それに先輩との起こりもしない出来事を妄想して自分を満たすこともなくなった。
純二は連絡がマメで頻繁に会いたがるし、愛情表現も豊かで面倒見もいい。寂しがりやで頼りない私にはピッタリで一緒にいるのが心地よかった。
先輩を想うことがどんどんと減っていく一方で私の頭の片隅には常に友香の存在がチラついていた。
“友達だなんて一ミリも思ってないくせに…“
友香の憎しみのこもった冷酷な瞳と荒んだ口調を思い出すと胸がザワザワした。
まるで先輩と付き合っている彼女を妬む私のようにあの子も本当は私と同じ黒い部分を持っていたのだ。
そして次に浮かぶのは私の前で啜り泣く彼女の姿だった。傷ついて涙を流す友香はさっきまでの黒い部分とは反対に無色透明の水のように混じり気のない綺麗なものだった。
同じ人間なのにカメラのシャッターを切るように見せるカラーが次々と切り替わる。友香は私が今まで出会ったことのない不思議な女の子だった。だから目が離せない。頭から離れない。
「ねぇ、純二。」
私の部屋で寛ぎながらテレビを観る純二に話しかけると彼はテレビを観ながら、うん~?と返事した。
「友香、最近どう?」
友香にラインする勇気がない私は同じバイトで頻繁に会っている彼に彼女の様子を尋ねた。すると彼は特段、気にする様子もなくテレビを観たまま友香の様子を話してくれた。
「どうって普通に働いているよ。山口さん、働き者だから朝から晩までシフト入れてて、ずーっと働き詰め!よくあんなに頑張れるよな~って思ってる。俺は適度に遊びたいからあんなにシフト入れられたら遊べなくて嫌だけど。…でも、やっぱりそのせいかな?彼氏と中々、会える時間がないみたいでこの間、休憩室で彼氏と電話で喧嘩してたっぽい!私だって会いたいけど忙しいからしょうがないじゃない~とか兄弟が多いから学費を稼ぎたいの~とか色々、言っていたけど電話切ったあとすんごい暗い顔してたよ。」
他人事のように平然と話す純二とは反対に私は彼女の余裕のない姿を想像して同情心が芽生える。
「そうなんだ…」
しおらしく返すと彼は気を取り直してとでも言うように私に旅行の話題を振ってきた。
「そんなことよりさ今度、旅行にでも行かない?せっかく夏休みなんだし、北海道とか行こうよ!涼しそうじゃん。それともどこか他に行きたいところある?」
ワクワクした顔で私を見つめる純二に私は苦笑しながら、そんなお金ないよ…と言う。
純二は薄情なところもあるけど、さっぱりしていて明るいから根暗な私はそのポジティブさに救われていた。
夏季休暇に入って久々にあづさの家に遊びに行った。
あづさに先輩への気持ちがバレて友香と言い合いになった話をすると彼女は大きなため息を吐いて警告していたと言わんばかりに指摘した。
「ほら、だから言ったでしょう?いつか関係が壊れる時が来るって…だから最初の遊びに誘われた時点で断っておけばよかったのに…私だったらラインすら教えないよ。」
「うん、そうだね…あづさの言う通りだよ。でも……」
体育座りであづさと話す私は視線を床に落とした。床には淡いブルーのカーペットが敷いてあってちょうど目線の下に小さな茶色いシミが出来ていた。このシミは初めてあづさの家に遊びに行った時に私がカフェオレをこぼしてつけてしまったシミだ。
大学に入って間も無くの出来事だった。あの時、私と友香はまだ友達ではなかった。それどころか友香はまだ先輩と付き合っていなくて私は彼女の存在すら認識していなかった。
“友達とか別にいらなーいって思ってたんだけどバスで祐美を見かけた時に小さくて小動物みたいに愛くるしくて喋ってみたいって思ったんだ。“
私の家で嬉しそうにそう話す友香の横顔を思い出す。
いつから私に対してそんなことを思っていたのだろうか。聞けないまま終わってしまった。
きっと友香は今、私を恨んでいるに違いない。憎んで許せないと思っているに違いない。
私だって…いや、私は……
「まぁ、でも向こうにバレたってことはある意味、チャンスだよ!後ろめたさも無くなるし、これから堂々と先輩にアプローチできるじゃん。ずっと好きだったわけだし、先輩のこと奪っちゃえば?」
さっぱりとした笑顔で私に言うあづさの言葉を聞き終えたタイミングでラインの通知音が鳴った。スマホに視線を落とすと純二からラインが一件来ていた。
“次はいつ会える?“
そう書かれた通知を見ると頭に浮かぶ先輩の姿がどんどんとボヤけて薄くなっていく。
私は確かに先輩が好きだった。大好きだった。
でもあんなに大好きで憧れていたのに今は先輩を微塵も想っていない。先輩よりも近くて、先輩よりもリアリティーのある存在を好きになって憧れは霧のように消えていった。
そして先輩への想いが消えたと同時に友香との奇妙な友情も消えた。消えてしまった。消えてしまったんだよ。壊れちゃったんだ。
ふとあづさの通学バッグを見ると私の鞄についているつるピカちゃんのキーホルダーが未だにお揃いでついていた。
ピンクのフリフリがついたトートバッグには似合わないバカ殿様のような唇をしたブサイクな顔のつるピカちゃんが変わらぬ笑顔でぶら下がっている。
“これって○○市のつるピカちゃんですよね?“
友香の声がこだまする。
バスの中で隣に座って初めて話しかけられたのはつい二ヶ月ほど前のことだ。まだ三ヶ月は経っていない。あれから私達は色濃い時間を過ごしてきた。あづさと過ごした時間に比べれば大した時間ではないし、私は先輩が好きなのを隠していたから信頼関係もなかった。
仲良くしていながら本当は憎んでいたし、消えろとか死ねって思う時もあった。でも私達、確かに友達だった。
私は友香を恨みながらも大切な宝物を見るような目で見ていた。
蔑ろにする気持ちと大切にする気持ち。
憧れと憎しみ。
友香と関わっていると相反した気持ちが常に渦巻いて矛盾が生じた。矛盾して混乱して、悩んで泣いた。
こんな気持ち初めてでどうすればいいのかわからなかった。
でも私、本当は友香のことが大好きだったのだ。大好きだから大嫌いだった。
憎いのにガラス細工のように美しいものを見る目で見ていた。
あづさの家を出て夜、一人で帰路についている間も友香の顔が浮かんだ。
電車に揺られながら車窓から流れる景色をぼんやりと眺めている間も頭の中は友香のことでいっぱいだった。
“ひょっとしたら私はすでに死んでいて存在していないんじゃないかとか、そんなことばかり考えていたんだ“
彼女の言葉や表情、一人で歩いている時の後ろ姿が脳内でいくつもフラッシュバックする。
友香はまるで崖に咲いている花のようだ。
今にも崩れそうな崖でひっそりと一輪だけ咲いている美しい花。
雨が降ろうとも風が吹こうとも咲き続ける一輪の花。でも咲いているのは一輪だけで幻のように今にも消えそうで儚い。
儚いのだ。友香を見ていると消えてしまわないか不安になる。
私よりも綺麗でしっかりしているのに何故そう思うのか自分でもわからない。
仲良くなる前はもっとクールで気の強い子だと思っていた。でも仲良くなってから色々な一面を見て、彼女の影や弱さに気づいてしまったからだろうか。
崖に咲いてしまった花は枯れるまで摘まれないようにそこで生き永らえなければならない。咲いている間は孤独な闘いを強いられる。でも誰かに摘まれたら息絶えてしまう。
摘まれないようにひっそりと身を隠して生きている友香を誰が救うことが出来るのだろう。
駅に着いて改札を抜けると辺りはすっかり暗くなっていた。
ふと夜空を見上げてまばらな星を見つめるとすぐ先の道路で無数の自動車の走る音が響いて聞こえた。
どうしても友香が気になった私は家から反対方向の道に足を進めて彼女の働くファミレスへと向かう。
光る看板を見つけると遠くから友香と純二の働くファミレスを見つめた。
ファミレスの窓からは多くの客が食事している様子が窺えて賑わっているのを理解した。
たまに接客しているウェイトレスの姿が見えたが、それが友香なのかは遠くからでわからなかった。
店内に入れば友香と会えて喋れるかもしれない…
一瞬だけそう思ったけれど私はすぐに首を横に振る。
会えたところで喋れたところで今更どうすると言うのか。
あんなに拗れてしまって今更、笑顔で談笑して仲直りなんて出来るはずがない。
私達は終わってしまったのだ。
もう終わってしまった。
一瞬だけ輝く手持ち花火のように私達の友情は終わってしまったのだ。
前までは自分に自信がなくて気持ちに余裕がなかったけれど最近は前に比べて自分の容姿を気にしなくなったし、私が私が…なんて思うことも減って心が穏やかになった。
それに先輩との起こりもしない出来事を妄想して自分を満たすこともなくなった。
純二は連絡がマメで頻繁に会いたがるし、愛情表現も豊かで面倒見もいい。寂しがりやで頼りない私にはピッタリで一緒にいるのが心地よかった。
先輩を想うことがどんどんと減っていく一方で私の頭の片隅には常に友香の存在がチラついていた。
“友達だなんて一ミリも思ってないくせに…“
友香の憎しみのこもった冷酷な瞳と荒んだ口調を思い出すと胸がザワザワした。
まるで先輩と付き合っている彼女を妬む私のようにあの子も本当は私と同じ黒い部分を持っていたのだ。
そして次に浮かぶのは私の前で啜り泣く彼女の姿だった。傷ついて涙を流す友香はさっきまでの黒い部分とは反対に無色透明の水のように混じり気のない綺麗なものだった。
同じ人間なのにカメラのシャッターを切るように見せるカラーが次々と切り替わる。友香は私が今まで出会ったことのない不思議な女の子だった。だから目が離せない。頭から離れない。
「ねぇ、純二。」
私の部屋で寛ぎながらテレビを観る純二に話しかけると彼はテレビを観ながら、うん~?と返事した。
「友香、最近どう?」
友香にラインする勇気がない私は同じバイトで頻繁に会っている彼に彼女の様子を尋ねた。すると彼は特段、気にする様子もなくテレビを観たまま友香の様子を話してくれた。
「どうって普通に働いているよ。山口さん、働き者だから朝から晩までシフト入れてて、ずーっと働き詰め!よくあんなに頑張れるよな~って思ってる。俺は適度に遊びたいからあんなにシフト入れられたら遊べなくて嫌だけど。…でも、やっぱりそのせいかな?彼氏と中々、会える時間がないみたいでこの間、休憩室で彼氏と電話で喧嘩してたっぽい!私だって会いたいけど忙しいからしょうがないじゃない~とか兄弟が多いから学費を稼ぎたいの~とか色々、言っていたけど電話切ったあとすんごい暗い顔してたよ。」
他人事のように平然と話す純二とは反対に私は彼女の余裕のない姿を想像して同情心が芽生える。
「そうなんだ…」
しおらしく返すと彼は気を取り直してとでも言うように私に旅行の話題を振ってきた。
「そんなことよりさ今度、旅行にでも行かない?せっかく夏休みなんだし、北海道とか行こうよ!涼しそうじゃん。それともどこか他に行きたいところある?」
ワクワクした顔で私を見つめる純二に私は苦笑しながら、そんなお金ないよ…と言う。
純二は薄情なところもあるけど、さっぱりしていて明るいから根暗な私はそのポジティブさに救われていた。
夏季休暇に入って久々にあづさの家に遊びに行った。
あづさに先輩への気持ちがバレて友香と言い合いになった話をすると彼女は大きなため息を吐いて警告していたと言わんばかりに指摘した。
「ほら、だから言ったでしょう?いつか関係が壊れる時が来るって…だから最初の遊びに誘われた時点で断っておけばよかったのに…私だったらラインすら教えないよ。」
「うん、そうだね…あづさの言う通りだよ。でも……」
体育座りであづさと話す私は視線を床に落とした。床には淡いブルーのカーペットが敷いてあってちょうど目線の下に小さな茶色いシミが出来ていた。このシミは初めてあづさの家に遊びに行った時に私がカフェオレをこぼしてつけてしまったシミだ。
大学に入って間も無くの出来事だった。あの時、私と友香はまだ友達ではなかった。それどころか友香はまだ先輩と付き合っていなくて私は彼女の存在すら認識していなかった。
“友達とか別にいらなーいって思ってたんだけどバスで祐美を見かけた時に小さくて小動物みたいに愛くるしくて喋ってみたいって思ったんだ。“
私の家で嬉しそうにそう話す友香の横顔を思い出す。
いつから私に対してそんなことを思っていたのだろうか。聞けないまま終わってしまった。
きっと友香は今、私を恨んでいるに違いない。憎んで許せないと思っているに違いない。
私だって…いや、私は……
「まぁ、でも向こうにバレたってことはある意味、チャンスだよ!後ろめたさも無くなるし、これから堂々と先輩にアプローチできるじゃん。ずっと好きだったわけだし、先輩のこと奪っちゃえば?」
さっぱりとした笑顔で私に言うあづさの言葉を聞き終えたタイミングでラインの通知音が鳴った。スマホに視線を落とすと純二からラインが一件来ていた。
“次はいつ会える?“
そう書かれた通知を見ると頭に浮かぶ先輩の姿がどんどんとボヤけて薄くなっていく。
私は確かに先輩が好きだった。大好きだった。
でもあんなに大好きで憧れていたのに今は先輩を微塵も想っていない。先輩よりも近くて、先輩よりもリアリティーのある存在を好きになって憧れは霧のように消えていった。
そして先輩への想いが消えたと同時に友香との奇妙な友情も消えた。消えてしまった。消えてしまったんだよ。壊れちゃったんだ。
ふとあづさの通学バッグを見ると私の鞄についているつるピカちゃんのキーホルダーが未だにお揃いでついていた。
ピンクのフリフリがついたトートバッグには似合わないバカ殿様のような唇をしたブサイクな顔のつるピカちゃんが変わらぬ笑顔でぶら下がっている。
“これって○○市のつるピカちゃんですよね?“
友香の声がこだまする。
バスの中で隣に座って初めて話しかけられたのはつい二ヶ月ほど前のことだ。まだ三ヶ月は経っていない。あれから私達は色濃い時間を過ごしてきた。あづさと過ごした時間に比べれば大した時間ではないし、私は先輩が好きなのを隠していたから信頼関係もなかった。
仲良くしていながら本当は憎んでいたし、消えろとか死ねって思う時もあった。でも私達、確かに友達だった。
私は友香を恨みながらも大切な宝物を見るような目で見ていた。
蔑ろにする気持ちと大切にする気持ち。
憧れと憎しみ。
友香と関わっていると相反した気持ちが常に渦巻いて矛盾が生じた。矛盾して混乱して、悩んで泣いた。
こんな気持ち初めてでどうすればいいのかわからなかった。
でも私、本当は友香のことが大好きだったのだ。大好きだから大嫌いだった。
憎いのにガラス細工のように美しいものを見る目で見ていた。
あづさの家を出て夜、一人で帰路についている間も友香の顔が浮かんだ。
電車に揺られながら車窓から流れる景色をぼんやりと眺めている間も頭の中は友香のことでいっぱいだった。
“ひょっとしたら私はすでに死んでいて存在していないんじゃないかとか、そんなことばかり考えていたんだ“
彼女の言葉や表情、一人で歩いている時の後ろ姿が脳内でいくつもフラッシュバックする。
友香はまるで崖に咲いている花のようだ。
今にも崩れそうな崖でひっそりと一輪だけ咲いている美しい花。
雨が降ろうとも風が吹こうとも咲き続ける一輪の花。でも咲いているのは一輪だけで幻のように今にも消えそうで儚い。
儚いのだ。友香を見ていると消えてしまわないか不安になる。
私よりも綺麗でしっかりしているのに何故そう思うのか自分でもわからない。
仲良くなる前はもっとクールで気の強い子だと思っていた。でも仲良くなってから色々な一面を見て、彼女の影や弱さに気づいてしまったからだろうか。
崖に咲いてしまった花は枯れるまで摘まれないようにそこで生き永らえなければならない。咲いている間は孤独な闘いを強いられる。でも誰かに摘まれたら息絶えてしまう。
摘まれないようにひっそりと身を隠して生きている友香を誰が救うことが出来るのだろう。
駅に着いて改札を抜けると辺りはすっかり暗くなっていた。
ふと夜空を見上げてまばらな星を見つめるとすぐ先の道路で無数の自動車の走る音が響いて聞こえた。
どうしても友香が気になった私は家から反対方向の道に足を進めて彼女の働くファミレスへと向かう。
光る看板を見つけると遠くから友香と純二の働くファミレスを見つめた。
ファミレスの窓からは多くの客が食事している様子が窺えて賑わっているのを理解した。
たまに接客しているウェイトレスの姿が見えたが、それが友香なのかは遠くからでわからなかった。
店内に入れば友香と会えて喋れるかもしれない…
一瞬だけそう思ったけれど私はすぐに首を横に振る。
会えたところで喋れたところで今更どうすると言うのか。
あんなに拗れてしまって今更、笑顔で談笑して仲直りなんて出来るはずがない。
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