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12 見せつけプレイ ※

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「あれれ? だめじゃないか。ゼル。大切な幼なじみなんでしょ。問題ないって言わないと」

ぐぷちゅん、という抽挿音とともにエルシャのむじゃきな声が背後から響く。
その小さな手は今も自分の尻を掴んで離さない。
睨もうとしたが、もう自分の弱いところを知り尽くした少年は簡単に腰を揺らして、急所を突いてくる。

「ゃ……ぁ! だめだ……ソコ……は……ッ!」
「ソコってどこかなあ。手前? それとも奥?」
「――やめろと言って……ひぅッ♡」

鼻にかかった甘い声が漏れてしまう。
もう何回射精されたことか。エルシャの性欲は留まるところを知らない。
先ほども体をつなげたまま、奴隷商人に水晶玉で連絡しろと命じられた。
水晶ごしに見た商人は、エルシャではなく自分が出てきたことにひどく驚いていた。
何度も彼を出せ! と言い張ったが、出せば自分が彼とセックスしていると告げるようなものだ。

(そんなの言えるわけがない……!)

必死に彼の責め苦に耐えながら、貴様はオーナーに見捨てられたんだと言ったまでは良かった。
問題はそのあとだ。ミシェルと部下たちが、ヤツのいる小部屋に突入してきて、あっという間に商人を連行していった。
商人は口でごまかせても、幼なじみのミシェルはそうはいかない。
必死に声を殺したが、彼は怪訝な顔を変えてくれなかった。

「最高だったよ。君が必死に幼なじみの前で口許を手でおさえて、喘ぎ声を我慢してるところ。ぼくのがちょっとだけ漏れたの、分かったよね?」
「、知るか……っ!」
「ひどいなぁ。あんなに甘えた声で懇願してたくせに。ねえ、ぼくと彼、どっちがセックスが上手?」
「そ、んなの知らな――ぁ、ひっ、ぃ、ンん、ぅ♡」

ずろろろ、とゆっくり抜かれるとそれだけで彼の性器を待ちわびてしまう。あの熱くて、硬く、太い肉棒を奥まで押し込んでほしいと願ってしまうのだ。

「この辺りじゃ君の幼なじみを知らないヤツはいないよ。ミシェル副団長。うちや他の店でも、たくさん女を抱いてる無類の女好き。でも知ってる? 彼が決まって抱く女は、君と同じ栗毛色の髪と目を持つ女なんだって。まるで君を抱きたくてたまらない男の行動に見えるよね?」
「――あいつは、そんな男では……ないっ……!」
「へえ。そういうこと言うんだ」

エルシャの声が冷たいものに変わった。振りかえると、目をすがめて冷淡な目つきでこちらを見下ろしている。
ふと、扉の外でいさかいの声が聞こえた。

『あいつはどこだと聞いてるんだ!』

ミシェルだった。
彼の声はどんどんこの部屋に近づいてきている。

(こんな姿を見られたら――!)

連絡用に着せられたシャツの襟をかきあわせて、エルシャをふりほどこうとする。
しかし、それはできなかった。
手や足が見えない力に圧迫されて、四つんばいから起き上がることもできない。
魔法だ。
かなり上級の拘束魔法をかけられている。身じろぎひとつできなかった。

「ねえ。君の幼なじみに見せてあげようよ。君がぶざまにイクところ。こうやってぼくのおちんちん何回もくわえこんで、淫乱な体になっちゃったって見せてあげよ? ね」

耳に熱い息を吹きかけられる。自分の子どもちんぽに小さな手をかけてくる。

「――ゃめ……!!」

叫ぶと同時に扉が開け放たれた。
仰天したミシェルの顔が目に入る。と同時にエルシャの指に強く竿をしごかれ、亀頭を爪でほじられた。
ぐぷちゅん、と間髪いれずに巨根を押し込まれる。
ミシェルは呆然とした顔で自分を見ていた。

(こんな姿、見せたくないのに――!)

「わあ、すごい。ゼルのナカすっごい熱々とろとろだね。幼なじみに見られて感じてるんだ。この淫乱♡」
「ゃ、あぁ、ぁ、ぁ! 見るな、見ないでくれ――! ひぃ……っ……ン♡♡」

どたぷん、とかつてないほどにエルシャが大量に中出ししてるのが分かる。
それと一緒に、自分も射精した。
もう薄くて水っぽい精液しか出てこなかったのに、ミシェルに見られてものすごく感じているのが分かる。
ぷしゃぁぁ、と勢いよく精液が飛び散り、ベッドのシーツを汚した。

「ほうら。全部だすとこ見てもらおうね」
「やぁ! もう、しごく、な……ぁ……ッ」

そんなに強くしごかれたら尿意を催してしまう。
しかしエルシャは何もかも分かっていると言わんばかりに、尿道を刺激し、亀頭の笠を指でほじった。

「だめぇぇ……ぇ、ぇ、ぇ……ッ! イっちゃ……ぅ、ぅ、ぅ、ぅぅうう♡♡」

艶やかな悲鳴とともに、おもらしをしてしまう。
その光景はすべて、ミシェルに見られていた。
恥ずかしさで死ねるものなら、このまま死にたかった。
自分のあられもない姿を、子どもの頃から一緒に育った幼なじみに見られた。
余すところなく、全て。
魔法による拘束がとかれてベッドに倒れ込むと、ナカで逆流したエルシャの精液が結合部から漏れた。ゆっくりと『彼』も体内から出て行く。



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