上 下
4 / 15

04 ご開帳 ※

しおりを挟む


「はい、ベッドにあお向けになったら、おちんちん隠してる手をどけて」
「――わかった……分かった……から……っ…………!」

服も下着も脱ぎ、騎士の証である剣も床に置いて、王立騎士団長ゼルはいまや丸腰だった。
頬を赤く染めながら、必死に羞恥に耐えている。

(かわいー。王都に凱旋した時のキリッとした顔とのギャップたまんないな)

ふかふかのベッドにゼルの体が沈む。おそるおそるといった様子で一本ずつ指をどかしていく姿が愛らしい。

「へぇ。ゼルのおちんちん、陰毛が生えてるんだ。髪の毛とおんなじ色だね」
「………ぅ……るさい……ッ…」

まだ根元までしか見えてない。

「ねえ、もしかしてぼくを焦らしてるの? それとも他人におちんちん見られるの、初めてなのかな?」

耳元でささやくと、栗色の目がみひらく。

(大当たり~♡)

あまりの生娘ぶりにどんどんいじめたくなる。

「じゃあぼくのも見せてあげる。そしたら恥ずかしくないよね」

ズボンをくつろげて、奥から自慢の竿を取り出す。
ゼルに見せつけるように彼のおちんちんを隠している手の上に置いた。

「ゃ……! ……な、んだ……その太さは……ッ!?」
「あれ、知らなかった? 小人族は子孫を残すことに昔から熱心でね。そのせいでおちんちんも人間の君から見たらちょっとおおぶりなんだ。ほら、ゼルのおちんちんさっさと見せてよ。比べっこしよ?」

驚いたままのゼルの手をどかすと、ようやく彼のおちんちんが見られた。

「やめ……見るな……ッ……見ないで、くれ…………!」

必死に足をモジモジと動かしておちんちんを隠そうとするが、もう遅い。
屈強な外見に比して、彼のおちんちんは小さかった。あわいピンク色の竿は全然使い込まれていない。まるで子どもサイズだ。
そこへぼくのおちんちんをくっつけると、びくびく震えた。

「王国で一番強い騎士団長さまのおちんちんがこんなに小さくてかわいいなんて知らなかったなぁ。ぼくの方がりっぱな大人ちんぽに見えちゃうね」

ずにゅり、と彼のおちんちんの上にぼくのを乗っけた。
サイズの違いは歴然だ。
彼のおちんちんと比べたらぼくのは三倍くらい大きい。
ずんぐりとした亀頭からは透明な液体がたれ、竿には凶悪な筋がいくつも浮いている。ふくらんだ金玉を彼のおちんちんに乗せると、重さで彼の竿が沈んで見えなくなるほどだ。

「ゼルの子どもちんぽ隠れちゃったね。残念」
「ッ……この……、勝負はまだ始まってもいないだろう!」

きつくニラみ返してくる様子にゾクゾクした。
まだぼくと勝負できると思ってる彼を、これから快楽地獄に突き落とすんだ。こんなに楽しいことはない。

「じゃあ、まずは貫通オナホで持久力勝負と行こうか」
「かんつう……おなほ……?」

性知識がまったくない彼にイチから教え込むのは、なんて楽しいんだろう。
ベッド脇の戸棚から透明タイプのオナホを取り出す。ちんぽを挿入しても中が見える形になっている。

「先につけ方を見せてあげるね」

このオナホはかなりの高級品だ。締まりが抜群で、ふつうのオトコならすぐイッてしまう。

(ぼくは違うけど)

おちんちんをオナホの穴に入れると、すぐローションが脇からしみ出す。すべりが良くなる。

「ふつうのオナホはおちんちんを挿入する穴しかないんだけど、これは反対側にも穴があいててね。お互いのおちんちんを突っ付き合いっこできるんだ。勝負っぽくなってきたでしょ」

「そ、そうだな……ッ……」

必死に体面をたもとうとしているが、彼の声はうわずっている。腰も引き気味だ。

「だいじょうぶ。怖くないよ。入れたらすんごく気持ちイイんだ」


しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

牛獣人はお世話係にモウモウ夢中!俺の極上ミルクは美味しいでしょ?

ミクリ21 (新)
BL
貴族に飼われている牛獣人アルベドは、良質な極上ミルクを出すためにお世話係は厳選されている。 アルベドのお世話係になったラーミアは、牛のお世話はしたことあっても牛獣人のお世話は初めてだった。 「僕は可愛い牛のお世話がしたかったのに、色気の溢れるイケメン牛獣人なんて求めてません!」 「まぁそう言わずに、一杯俺のミルク飲んでみなよ」 「な…なんて美味しいミルクなんだ!?」

禁断の祈祷室

土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。 アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。 それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。 救済のために神は神官を抱くのか。 それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。 神×神官の許された神秘的な夜の話。 ※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。

自称チンタクロースという変態

ミクリ21
BL
チンタク……? サンタクじゃなくて……チンタク……? 変態に注意!

フルチン魔王と雄っぱい勇者

ミクリ21
BL
フルチンの魔王と、雄っぱいが素晴らしい勇者の話。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

俺が欲しいって?じゃあ、俺を鳴かせてみろよ?その身体でな!

ミクリ21
BL
ドSなジャンを、下僕のハンスが抱いちゃいます!

催眠アプリ(???)

あずき
BL
俺の性癖を詰め込んだバカみたいな小説です() 暖かい目で見てね☆(((殴殴殴

処理中です...