少年オークは、ツンデレ国王エルフの旦那さまになった。

雲丹はち

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その9

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ずにゅるん、と竿を引き抜くと、ルシェのみずみずしい尻穴がひくひくと揺れる。待ちきれないと言わんばかりの動きに、マルメの竿に熱が集まる。遅々とした動きで挿入すると、ローションまみれの粘膜は奥へ奥へとマルメの竿を引きずり込もうとする。

「ルシェさんのお尻、おちんちん大好きなんですね。ぼくの、どんどん引っ張られちゃう。これじゃあ、他の男の味を覚えたら、ぼくのなんてすぐ忘れちゃうかな」

つう、と尻の割れめを指でなぞり上げると感じるのか、きゅうきゅうときつく締め付けてくる。

「っ……ぁ……♡ わたし、の夫は……おまえだけ、なんだから……ァ……ほかの、男に、抱かれるわけが……ない、だろ……ッ……」
「ほんとに?」
「ほんとう、だっ……ッ……」

青い瞳が細められて、自分だけを見る。まっすぐな眼差しにマルメの心臓もばくばくと音を立てた。

「うれしっ!」

ぎゅっと自分より身長の大きなルシェの体に抱きつく。とぐろを巻いた竿が一気に熱くなって、凶悪な筋が浮かぶ。そのまま亀頭から一本の触手が飛び出して、ルシェの粘膜に飛びつく。

「やっ……なに、これ……ッ♡ にゅるにゅるとしたの……ッ……んンッ……ぁ、ぁ、ぁ♡」

オークだけがもつ隠しちんちんだ。射精の際、尿道から小さな触手が飛び出して精液を吐き出す。オークの射精は三十分は続く。その長さに魅了されたものは数多い。
マルメの触手はつぶつぶとした粘膜を一つずつ舌でなめとるように吸い付いて離れない。その中でルシェのひときわ弱いポイントを探りあてた。細腰が暴れて、逃げようとする。

「だめ、ですよ……っ! ぼくの、いかせてください!」
「ゃあ……♡ こんなの、我慢できるわけが……ッ! やら……ぁ、ぁ、……ぅンん……! 抜いてぇ……♡♡」

舌っ足らずな声で懇願されたら余計に吸い付いてしまう。獣の子どものようにルシェの腰にしがみついたまま、マルメは射精した。

「~~っ♡♡♡ ――出る! ……出ちゃうッ、っ、ッ!!」
「ゃぁぁぁぁあああ……ッ……!」

愛らしい悲鳴に誘われて次から次へと精液をそそぎこむ。あっという間にルシェの体内からあふれて、シーツを汚した。だがマルメの射精はまだ終わらない。
ルシェの腰にしがみついたまま離れない。エルフの王の腹を精液で一杯にするほどの量が、どばどばとぶちまけられていく。その量に耐えきれなくなったルシェの体がベッドに沈む。それでも一度射精を始めたマルメの体は止まらず、ずぶずぶと白く濃い精液を何度も、何度もルシェの熱い粘膜にひっかけた。

「やぁ――ッ♡♡♡ もぅ、抜け。抜けったらぁ……ぁ……ッ♡♡ ひンっ♡ だめ。孕んじゃう……! 赤ちゃん、できちゃぅ……ぅ……♡♡♡!!」
「できたら責任取りますからっ! あと、もう、少しっ!」

とぐろを巻いた竿から最後の一滴がなだれこむ。腰をへこへこと揺らして、ルシェの体内に白く濁った液体をぶちこんだ。
ぐぶちゅん! と空気を孕んだ音とともに、飲み込めきれなかった精液がシーツに白い池をつくる。ルシェの体が抵抗の意思をなくしても、マルメの腰は簡単にとまらなかった。射精の余韻で勝手に腰が動き、ルシェのナカをかきまぜる。

「んンっ♡♡」

最後のひとつきを終えて、ようやっと腰がとまった。初めてのオークの射精にルシェは息もたえだえとなっていた。マルメもまた白い背中に文字通りなだれこんで、呼吸をととのえる。自然と目が合い、キスを交わしていた。
背伸びして舌を絡ませていると、落ち着いていたはずの性器が再び硬さを取り戻しはじめる。
ルシェの瞳に怯えが走る。それをマルメは見逃さなかった。
青い瞳に涙が浮かぶと、嗜虐心が呼び起こされてしまう。こんな性癖なかったはずなのに彼を前にすると、ついいじめたくなってしまう。

「ぼくのお嫁さんなんだから、つきあってくれますよね」

その言葉に強制力はない。けれど、白磁の胸に浮かぶ乳首はツンと上向いていたし、何より精液まみれの細竿はゆるく勃起していた。
ルシェの体はマルメを求めている。
それを言外に突きつけてやると、彼は頬をそめて恥ずかしそうに頷いた。



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