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突然始まったバイブの責め苦に、私はあっという間に限界に叩き落とされた。
崖からはい上がろうとするも、そのたびに体内の細い先っぽがぷっくりとふくらんだ前立腺にまとわりつき、引っ張りだそうとする。

に──ちゅぅぅううう♡♡
体内でイヤらしい音が何度も鳴り響き、腰を揺らして逃げようとすれば更に深く吸い付かれる。

(こ……ンなの、耐えられ……な……ッ♡ ひっ♡)

入口をさらに広げるように肉ひだにも吸いつかれ、次々と敏感なポイントを暴き立てられる。
尻を高く突き上げて丸出しのまま、ヤツに助けを乞う。

「もォ……無理、だから……たすけ──ッ♡♡」

声を上げた瞬間、バイブをひと息に抜かれた。名残惜しそうに先っちょが前立腺に吸い付いたせいで、軽イキしてしまう。恥ずかしくて顔を伏せると、ヤツにのしかかられた。
まるで獣に襲われるような感覚にドキリとした。バイブが抜かれたばかりのアナルに硬くて熱いモノがあてられる。

「まて……ッ♡ オズノフ……ッ?!」

こんな体勢、まるで犬の交尾みたいではないか。
それでもヤツの手は離れない。すかさず胸に手をまわされ、乳首をつままれる。

(やぁッ♡ こんな、男の指なんか──ッ♡♡)

「団長、男をイラつかせる天才ですよね。分かります? 俺のチンコこんなに硬くなっちゃったんですよ。あんたがケツあんなに揺らして、誘うから」

「誘ってなど、いないッ」

四つん這いの身体に覆い被さる身体を押し返そうと尻を押しつけるも、逆にヤツの肉棒を押し付けられてしまう。

「ねえ、俺のイラつきチンコ、責任とってくれますよね?」

そんなもの知るか!

答えようとした唇はヤツの口に塞がれた。肉厚な舌が妻とのキスも済ませていない唇を蹂躙する。
顎をとられ、唾を流し込まれ、舌をしゃぶられる。
逃げようとすればヤツの舌が絡みついて離れない。私の舌の形を覚えようと何度もしつこく吸われ、口内のひだすら舐められた。
強引で男らしい、獣欲まみれの接吻だった。
フン、と余裕たっぷりに鼻を鳴らされる。ヤツをにらもうとした瞬間、体内に猛々しい太竿が入ってきた。

(ゃ──ァァァアアッ♡♡)

ヌ──ブブブブッ♡ちゅブブッ♡♡

空気を孕んだまま肉棒が入ってくる。先程まで優しく吸いつかれていた前立腺に亀頭の笠がひっかかる。

「おっ♡ ココが団長の前立腺か。コリコリしてて気持ちイイ~♡」

ぱちゅ♡ぱちゅ♡ぱちゅ♡ド──ちゅん♡♡
最初は一定の感覚で突かれていたのが、突然勢いが変わる。自分の子どもちんちんとは比べ物にならない太さの亀頭にしつこく前立腺をこづかれる。

(こんなの、小突かれるなんてレベルじゃ──ぁ……ひっ♡)

「あむッ♡ とりあえず、俺のイラちん、団長のケツでおさめてもらうからなっ」

もう私に敬意を払わなくなった言葉遣いにドキリとさせられる。まるで戦場で死の瀬戸際に追い込まれた時のやり取りを思い出させられた。恐怖と正体不明の高揚感に包まれた時間──それがベッドの上で再現させられて頭が混乱する。

ズチュゥゥ♡ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡バ……ヂュン♡♡

「やぁァ♡ 抜け……ッ♡ ッ♡ ァ♡」
「色っぽい声出せるじゃねーか。おら、腹の奥までメスイキ覚えて帰れよ」

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