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しおりを挟む団長の了解が取れたからには全面的に協力してあげないと、と俺は考えた。
まずオーク型バイブを入れて、団長の前立腺をトロトロやわやわに仕込む。
「待て……ッ! まて、まて、まて──っ」
慌ててももう遅い。
ベッドの上で四つん這いにした団長のアナルにバイブをねじ込む。
太さはあっても硬さはない。なにせこのドリル型チンコの材質はスライムでできている。
狭いアナルを拡張するなどお手のものだ。
なんでもオークのチンコの形を知った原型師が、こういう機能があったらいいなという夢と欲望を詰め込んだ一物、それがこのオーク型バイブだ。
「はい。根元まで入りましたよ。俺が魔力通してスイッチ入れたら、楽しい指導の時間再開ですからね」
キョロキョロと後ろを振り返る団長がカワイイ。
男らしい体躯に不安な表情が乗っかるだけで、ここまで俺のチンコをイライラさせてくれるとは思わなかった。
(団長の汗で濡れた金髪にチンコくっつけて~!)
絶対に嫌そうな顔を浮かべるだろう。
それを見下ろせばきっと楽しい時間になる。
またのお楽しみに取っておいて、今は前立腺いじめだ。
バイブの取っ手に魔力を通す。それだけでオーク型バイブは振動を始め、体内で蠢き始めた。
ぶぅ──ン♡♡
「ィ♡ やッ♡ 何だコレはッ!? 貴様、いやぁ♡ 抜けッ♡ 吸い付いてきもちわるい……ッ!」
ガクガクと団長のケツが頼りなげに揺れ、俺の方に尻を突き出してくる。
日に焼けていない真っ白な柔らかい尻肉が揺れるたび、アナルに突っ込まれたバイブも揺れる。
白い肌にショッキングピンクの取っ手がはめ込まれた姿は、嫌でもチンコのイラつきを増幅させる。
さっさと入れたい。
けど、その前に団長にセックスのやり方を教えてやらないといけない。指南すると言ったのは俺だ。
しかし、こんなおいしい獲物を前に我慢できるか? いいや無理だ。絶対にもう無理だ。
「やっ♡ だめ……ッ♡ だめ、なのに……ッ♡」
団長が四つん這いのまま、自分のチンコをベッドのシーツでこすろうとしている。
それくらい堪らなく気持ちイイってことだ。
太ももは小刻みに痙攣をくり返し、皮かむりちんちんからはとめどなく精液が漏れている。
「ぁ♡ ァ♡ ァ♡ もぉ──ッ♡♡」
眉根を寄せて切ない声で啼かれたら、もう無理だった。
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