翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第44章 2023(令和5)年 03月(弥生)

03月02日(木曜日)よる版

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   #6年ぶりの書き下ろし――

 村上春樹、6年ぶりの書き下ろし最新長編作品のタイトルは・・・

 「街とその不確かな壁」と公表されました。1200枚におよぶ意欲作です。

 
 その街に行かなくてはならない。何があろうと・・・<古い夢>が、奥まった書庫でひもとかれ、呼び覚まされるように、封印された〝物語〟が深く静かに動き出す。

 魂を揺さぶる村上春樹ワールドが、展開される。


 MEMO

 村上春樹:1949年、京都府生まれ。早稲田大学文学部卒業。

 1979年、「風の歌を聴け」でデビュー、群像新人文学賞。主な著書に「羊をめぐる冒険」(野間文芸新人賞)、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」(谷崎潤一郎賞受賞)、「ねじまき鳥クロニクル」(読売文学賞)。

 その他には「ノルウェイの森」「アンダーグラウンド」・・・あるいは以前紹介した「海辺のカフカ」「1Q84」「騎士団長殺し」などがある。

 また、短編集には「神のこどもたちはみな踊る」「東京奇譚集」「女のいない男たち」などがある。

 くわえて、翻訳作品も多数手がけている。


 新作「街とその不確かな壁」は、4月13日、新潮社より発売されます。


   ▲後記

 きょうは、村上春樹の新作「街とその不確かな壁」の公表にあわせて特集させてもらいました。

 発売が楽しみです。


 では、またあした。


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