翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第31章 2022(令和4)年 2月(如月)

02月19日(土曜日)夕方版

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 ★まもなく閉幕

 2月4日に開幕した北京オリンピックも、あす幕を閉じる。

 実にあっと言う間であった。ただ今回の更新に間に合わなかったのが――
カーリング女子の決勝の結果です。「運」を味方につけ予選リーグを突破して、前回と同様に準決勝に進出した。しかしながら、ここからが4年前とは異なっていた。

 予選1位のスイスに対して、予選の最終戦で敗退したものの準決勝では勝利して決勝に駒を進めた。この段階で銀メダル以上が確定した。

 平昌(ピョンチャン)大会では、準決勝で敗れて最終順位は3位で銅メダルを獲得した。今回は進歩して、金メダルをねらえるポジションにいます。

 〝がんばれ日本〟

 ▼ジンクス

 オリンピックの関連で、もうひと項目。

 〝オリンピックの主将になると、金メダルを獲得できない〟という悪しき伝統(?)が前々回まで続いていた。しかし4年前に、小平奈緒選手が主将をつとめたけれども500Mで1位となり金メダルを獲得した。

 だから、その時点で〝悪しき伝統〟は破られていたわけだが――

 今大会に主将をつとめる高木美帆選手の戦歴を見ると、得意とする1500Mで2位、銀メダル、団体パシュート(追い抜き)でも金メダル確実だったけど、最終コーナーでのアクシデントで銀メダルに甘んじた。

 とれそうで獲得できない金メダルだった。

 しかし、高木美帆選手は〝悪しき伝統〟など眼中になく、エントリーした最終種目の「1000M」においてオリンピック・レコードをマークして優勝し、金メダルを奪取した。

 主将にふさわしい活躍だった。

 ▼依然、猛威をふるう〝オミクロン株〟

 各地で、1日の新規感染者の数値は急激な増加傾向からは脱したように見える新型ウイルスであるが、こどもや年長者、それに基礎疾患のある感染者が増えている。

 オミクロン株じたいは、感染しても比較的に軽症で済むケースが多かったけれども、基礎疾患のある方や高齢者が感染すると重症化して「死」にいたるケースが多くみられる。

 また、3回目のワクチン接種も1、2回目と比較すると接種スピードが上がっていない。

 重症者は、増え続けている。くわえて1日の死亡者も連日、高い数値で推移している。

 緊急事態宣言こそ発出されていないけれど、多くの都道府県がまん延防止重点措置の期限の延長するなど、なかなか出口が見えない。

 わたしたちは、手指消毒、換気など基本的な予防をするなどの自己防衛、くわえて速やかなワクチン接種につとめるしかない。

 ▼2月22日は・・・

 来週の火曜日、2月22日は〝ニャンニャンニャンのネコの日〟です。また、個人的には〝とっておきチューズデー〟です。

 22日の「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、新作の〝神戸編〟です。海外ロケができないので、新作は、すっかり〝日本ネコ歩き〟が常になって久しいです。

 でも楽しみです。



 ▲後記

 あと10日ほどで3月です。「寒い、寒い」と言ってる間に春は近づいています。うれしいような寂しいような気持ちになります。

 


 
 

  

 





 
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