翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第28章 2021(令和3)年 11月/霜月

11月07日(日曜日)未明版

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 ∇6日(土曜日)CSクライマックスシリーズが、開幕した。

 セ・リーグは、ペナントレース2位の阪神タイガースと3位の読売ジャイアンツが、阪神甲子園球場で対戦。パ・リーグは、2位の千葉ロッテマリーンズと3位の東北楽天ゴールデンイーグルスが、千葉マリンスタジアムで戦い始めた。

 先に2勝したチームが、1位の東京ヤクルトスワローズ、オリックスバファローズが待ち構えるファイナル・ステージへと進むことができる。

 6日のファースト・ステージで、ジャイアンツとマリーンズがまず1勝した。

 ジャイアンツは、エースの菅野が好投し4-0で勝利。一方マリーンズは、先発の佐々木(朗)が好投したけれどリリーフ陣が打たれて逆転を許した。しかし追いつき9回にサヨナラヒットで先勝した。

 タイガースは、1勝1分け以上の結果が必要となった。イーグルスは、2連勝するしかファイナル・ステージへの道
はない。

 ∇紀平もNHK杯フィギュアを欠場

 日本スケート連盟は5日、フィギュアスケート女子の紀平梨花がグランプリ・シリーズ第4戦・NHK杯(12日開幕、国立代々木競技場)を欠場すると発表した。

 紀平はGPシリーズ第2戦のスケートカナダを「右足関節骨軟骨損傷」のため欠場。その回復が遅れており、NHK杯の舞台にも立てなかった。

 先日、フィギュア男子の羽生結弦がケガによる欠場を発表したばかりで紀平梨花の欠場は、残念でならない。

 ∇「カムカムエヴリバディ」戦争の気配が・・・
 
 上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。第2週(11月8日~12日)「1939-1941」より。

 夏休みが終わり、岡山から大阪に帰った稔(松村北斗)と文通を始めた安子(上白石)。何通ものやりとりを通じて2人は心を通わせていく。小しず(西田尚美)は稔との仲を深める安子を心配している。一方、甲子園出場を目指して野球の練習に励む勇(村上虹郎)は、昔から安子へのある思いを抱き続けているが、いつも言えずじまい。そんな中、ヨーロッパでは戦争が始まり、世の中の気配も変化して・・・。

 「カムカムエヴリバディ」(月~土、総合・午前8時~ほか、土曜は一週間の振り返り)は、ラジオ英語講座と共に歩んだ母から娘へとバトンをつなぐ、三世代100年の家族の物語。朝ドラ史上初となる3人のヒロイン、安子を上白石、安子の娘・るいを深津、安子の孫でるいの娘・ひなたを川栄が演じる。

 2007年後期の朝ドラ「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀によるオリジナル作品。 




 ▼後記

 いよいよクライマックスシリーズが、始まりました。プロ野球も大詰めです。セ・パ両リーグとも上位3チームにしか日本シリーズで戦う機会がありません。

 またフィギュア・スケートでは、残念なニュースが続いています。来年の北京でのオリンピックに間に合うのかが危惧されます。

  
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