翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第27章 2021(令和3)年 10月/神無月

10月30日(土曜日)夜版

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 ◎「モネロス」の方々に

 金曜日(29日)に、あさの連続テレビ小説『おかえりモネ』は最終回を迎えた。涙腺崩壊るいせんほうかいされた方もいらっしゃるようです。

 及川新次(浅野忠信)と亮(永瀬廉)父子も船出で、微笑み合っていた。また永浦家の耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)も海へ、それぞれの道を歩み始める。


 そして最後の最後に、菅波先生(坂口健太郎)が疲れ切った表情で登場!

 菅波「あなたは、違う時空で生きている・・・」そして「2年半も逢っていない」とぼやくと百音(清原)に「お疲れ様」とねぎらわれる。

 台詞セリフには、出てこないが感染拡大によってふたりは2年半も逢えなかったわけだ。

 現代劇らしく、現実の世の中の出来事もしっかりふまえて作り込まれている。敬服けいふくしました。

 最近の朝ドラとは、一線を画す作品だったのではないだろうか。

 わたしも〝モネロス〟になりそうです。ずっと月曜日が待ち遠しかった・・・11月からそれがなくなる。寂しいですね。


 ▼後記

 「おかえりモネ」の最終回の記事を書いただけだから「後記」なんてと思いましたが、あす(31日)は衆議院議員選挙の投開票が行われます。これもわたしたちにとって大事なものです。

 最近、投票率が低い回が続いています。ご覧になっている方で〝選挙権〟をもっていらっしゃる方は、ぜひ投票に行かれてください。

 世の中を変えるのは、皆さんの一票です。



 
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