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第27章 2021(令和3)年 10月/神無月
10月28日(木曜日)夕方版
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1:プロ野球 セ、パともにリーグ優勝決まる
2:朝ドラ「おかえりモネ」、最終回
∇プロ野球
ペナントレースは、26日にセ・リーグではM2としていたヤクルトが勝ち、マジック対象の阪神が敗れてヤクルトスワローズの優勝が決まった。
そして、きのう(27日)にはパ・リーグで、負けが許されないロッテが逆転負けを喫してオリックスの25年ぶりのリーグ優勝が決まった。
昨季最下位だったチームが、優勝・・・しかも両リーグとも優勝というのは、史上初のことである。
これから日本一をめざして、CSそして日本シリーズへと盛り上がりを見せることとなる。
∇『おかえりモネ』最終回へ
東日本大震災の日、未知(蒔田彩珠)は、おばあちゃんを置いて逃げた 。と百音(清原果耶)に告白した。
未知は「どう言っても、引っ張ってもおばあちゃんは動いてくれなくて。海が見えて一人で逃げた」と涙を流しながら明かす。「その後、多分大人たちが来ておばあちゃんを助けてくれたんだと思う」と祖母は助かったものの「絶対自分を許すことはできない」という思いを打ち明ける。
残り2回という時点での〝衝撃の告白〟に、これでハッピーエンドで終わるのか、とファンは気をもんでいたが・・・
百音は未知を浜に連れ出し「みーちゃんがどうしても、自分を許せないなら、私が言い続ける。みーちゃんは悪くないって。記憶も、あの日、私たちを隔ててしまったものも、消えない。だから、みーちゃんが何度も何度も、自分を許せなくなるなら、そのたんびに私が言う。みーちゃんは悪くない。
こんなことは綺麗事で、何の役にも立たないかもしれない。でも言う。みーちゃんが思い出すたんびに、私が言う。みーちゃんは悪くない。絶対に悪くない。これからは、私がここにいる。だから今度は、みーちゃんが好きな所に行きな。帰ってきたくなったら、また帰ってくればいい」。・・・そう言って未知の東京の大学行きを後押しした。
百音の姉としての度量の大きさで、未知を包み込んで一件落着。
永浦家では、未知の大学合格をお祝いするため、幼なじみたちが集まっていた。そこで百音は、あの日以来開けられずにいたサックスケースを開こうと決意する。そして2月。百音、未知、新次(浅野忠信)たちに見送られ、亮(永瀬廉)は海へ。そして、耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)も海へ、それぞれの道を歩み始める。
そして、時代はパンデミックをむかえるわけだが――
どうまとめるのでしょうか?
▼後記
やや力業で、強引に未知を説得したようにも感じる。が、震災のときと較べて百音は様々な人々に出会い成長してきたわけだから、迷える未知を包み込む懐の深さも持ち合わせていたのだと勝手に納得しました。
それと菅波先生(坂口健太郎)とのことが、あまり語られていないように感じる。それに前回、気仙沼を去るときの菅波の姿が気になっています。杞憂であればいいのですが――。
まぁとにもかくにも、最終回です。見届けましょう!
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