翔龍記 ＝電子版＝

第27章 2021（令和3）年 10月／神無月

10月13日（水曜日）夕方版

　
　◇◇◇トピック◇◇◇


　2022年まで、2ヶ月半ちかくあるこの時期に来年のはなしをしたら鬼が笑いそうだが――



　＞＞＞来年前期朝ドラ『ちむどんどん』ヒロインは〝オーデションなし〟 黒島結菜に絶大な信頼＜＜＜

　女優の黒島結菜がヒロインを務める、NHKの2022年前期連続テレビ小説『ちむどんどん』（106作目）。9月21日にNHKのスタジオで撮影が始まり、黒島も5日にクランクインしたことが発表された。

　来年2022年に本土復帰50年となる沖縄が舞台。黒島は、豊かな自然に恵まれた「やんばる地方」のサトウキビ農家の次女として育つ比嘉暢子（のぶこ）を演じる。物語は、本土復帰前の1960年代からスタート。本土復帰となった1972年に高校を卒業した暢子は、東京へ。レストランで修行に励む中、人生を変える人々との出会い、そして運命の恋。愛する沖縄料理に夢をかけるヒロインと強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の「家族」と「ふるさと」の物語が描かれる。

　今回は、ヒロインとお母さん（仲間由紀恵）は沖縄というオリジナルな文化をもっているウチナーンチュ（沖縄の人）に演じていただけたらというのがあり黒島さんが筆頭候補に上がり自然な流れで決まっていったという。

　黒島さんの魅力はコメディもシリアスも演じ分けられ、清々しい清潔感あふれる存在感もあるという絶大な信頼を寄せ、黒島を抜擢ばってきしたらしい。


　　∇NHK朝ドラ『ちむどんどん』ヒロイン・黒島結菜がクランクイン！

　2022年度前期NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』は先月21日からNHK放送センター内のスタジオで撮影を開始。今月5日にヒロインを演じる黒島結菜がクランクインした。

　同作は、ふるさと・沖縄の料理に夢をかけるヒロイン・比嘉暢子（黒島）と、お互いに支え合う個性豊かな4兄妹の姿を描く物語。

　すでに沖縄・やんばる地域で家族と暮らす主人公・暢子の高校生時代の場面などの収録が行われたという。黒島は「撮影が始まったばかりですが、ヒロインの発表から半年くらい経っていることもあり、気持ち的にはもう折り返した気分です。ここからあっという間に終わっていくんだなという気持ちが強くて、一日一日を大事にしていかないといけないなと思いながら撮影に臨んでいます」と心境を明かした。

　現在は、主人公の生家である比嘉家のセットで撮影を行っているとのことで、沖縄出身の黒島は「おばあちゃんの家のつくりとほとんど一緒なので、懐かしい気持ちになりました。渋谷のど真ん中にいるはずなのに、沖縄に帰ってきたような気持ちになりますし、とてもリラックスして現場にいることができるのでとてもうれしいです」と語った。

　さらに、自身が演じる暢子については食べることが大好きで、美味しそうなものを見ると自然と笑みがこぼれてくる人と紹介し、「そういう暢子の気持ちをひとつひとつ大事にしながら、演じていけたらいいなと思っています」と意気込みを話した。


　　∇〝しぶとい〟百音！

　気仙沼での事業拡大で、なかなか成果があげられず少し落ち込んでいる百音でしたが、持ち前の〝ど根性〟でアタックして少し活路を見いだせました。

　気になるのは、亮とみーちゃんのゆくえですね。

　ナレーションにもありましたが、劇中時間が2020年正月となっています。さぁどーなる「おかえりモネ」！

　
　▼後記

　　登場するキャストが、最後にマスクをつけてみんなで記念撮影・・・なんてお茶目な終わり方だったりして。