翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第26章 2021(令和3)年 9月/長月

09月30日(木曜日)朝版03

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 早いもので9月も晦日みそかです。あしたから10月(神無月かんなづき)です。ことしも残すところ3ヶ月です。

 やり残したことはありませんか。

 □きょうもやります。

 朝ドラ『おかえりモネ』チェック。

  ∇亮(りょーちん)のつれない態度&ことば。

 百音(清原)が地元に帰り、9月29日放送の第98話では久々に地元の幼なじみたちも登場。“りょーちん”こと亮(永瀬廉)が百音に向けた辛らつな一言に衝撃が走った。

 ◇   ◇   ◇

 今週は、第20週「気象予報士に何ができる?」を放送中。気象情報会社「Weather Experts」気仙沼支社スタッフとして地元に戻ってきた百音。

 地域に特化した気象情報を活用し、役に立ててもらえるような仕組みを作ろうと、行政に積極的に売り込みをするなど奮闘中だ。

 FMのDJ(?)として、むちゃくちゃ詳しい天気予報を流していた。すると早くもクレームが舞い込みはじめた。

 〝もっと楽しい話題・気象情報〟を放送して欲しい、ということだった。まじめな百音には難題だった。

 そんなある日、永浦家に幼なじみたちが集まった。

 世間話をした後、亮が突然「モネはさ、なんで帰ってきたの?」と切り出した。「地元のために、働きたかった?」百音が“地元のために”という言葉にかすかな戸惑いを感じながらもうなずく。

 すると、亮は「ふっ」とどこか投げやりな笑みを浮かべ、「ごめん、きれいごとにしか聞こえないわ」と、突き放すように言った。

すぐにいつもの口調に戻り「ごめん、悪い。ちょっと酔った」と取り繕おうとする亮。だが百音は強い言葉に一瞬固まったものの、もとより覚悟は決まっている。「きれいごとだと思われても、仕方ない」と受け止めた。

 放送後はたちまち「りょーちん」がTwitterのトレンド上位に浮上し、Yahoo!検索ワードランキング1位に躍り出た。

 思うに、3年前の東京での告白でモネに拒まれたという傷口の痛みが、よみがえった、のかと思いました。ネット上では、また別の解釈をされている方々がいらっしゃるようですが・・・

 30日(木曜)のオンエアでの展開がたのしみです。

 ◇◇◇きょうの見どころ◇◇◇

 第99話 百音、ある予測を漁協組合長に提案するが相手にされず苦戦

 9月30日は第99話が放送される。百音の思いは通じるか…?

 漁協組合長の滋郎(菅原大吉)が百音(清原果耶)を訪ねてくる。ラジオで告知したいことがあるという。滋郎は「来週あたりアワビの解禁日になるだろう」とラジオでしゃべり帰っていった。

 アワビ漁をするには、海の透明度が重要となってくると知った百音は、「アワビの開口日を予測させてほしい」と滋郎に提案。しかし、全く相手にされない。それでもしぶとく、食らいつくのだった。

 あとはオンエアでおたのしみください。

 気仙沼編だから仕方ないけど、「#俺たちの菅波」先生の出番がないです。今週は出番無しなのだろうか。

 

 ∇自民党、新総裁は岸田前政調会長で決まり。

 党役員人事や組閣をしても、すぐに衆院選だから落ち着かないな。閣僚が選挙で落選でもしたら笑い話にもならない。

 

 ▼後記

 10月(神無月)から僕も創作活動のギアをあげようか。

 「秋」ですね。みなさんの秋は、どんな秋ですか。

 食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・などなど、いろんな秋があります。僕は、とりあえず「読書の秋」かなぁ。






 
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