翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第26章 2021(令和3)年 9月/長月

09月20日(月曜日)朝版

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 ◇◇◇特集記事・藤井聡太三冠&「#我らの宇田川さん」は誰だ!◇◇◇ 

 ∇19歳藤井聡太三冠の記録ラッシュ 

「史上最年少」という見出しがこれほどまでに躍った時代というのは、これまでにあったのだろうか。9月13日に行われた叡王戦で藤井聡太二冠(王位・棋聖)が豊島将之叡王を破り、叡王のタイトルを奪取。19歳1ヶ月での三冠達成は1993年1月に22歳3ヶ月で達成した羽生善治九段の年齢を大幅に更新する最年少記録である。

 振り返れば、2016年に14歳2ヶ月という史上最年少でプロ棋士デビューを果たしてから、藤井には常にその言葉がついて回っていた。藤井以前の史上最年少棋士は1954年に14歳7ヶ月で四段へ昇段した加藤一二三九段だが、当時はそれほど注目を集めていなかったと加藤は回顧している。

 将棋界で「史上最年少」という形容詞が使われたのは2人の若き名人が誕生した時だろう。中原誠十六世名人が1972年に初めて名人を奪取した時は24歳9ヶ月で、当時としては群を抜いて若い名人だった。そして1983年、谷川浩司九段が当時21歳2ヶ月で名人奪取を果たした最年少記録は現在に至るまで更新されていない。

 藤井には当然、こちらの更新も期待されているが、史上最年少名人は、藤井にとっても容易な道ではない。将棋界における各部門の主な最年少記録と、藤井がそれを実現できるか期待したい。

 ∇神秘の「#我らの宇田川さん」の正体は・・・

 今週で「東京編」は終了する。百音と菅波の恋の行方も気になるが、汐見湯のなぞの住人「宇田川さん」の正体も気になるところだ。

 ネットでは、〝妻夫木聡さん〟ではないかという書き込みがあがっている。また、もしかすると正体を明かさず「謎」のまま東京編は終えるのかもしれない。

 

 ▼後記

  毎週、日曜日の18時30分からの「サザエさん」を見おえると休みも終わりだという寂しい感覚に襲われるのですが、きのうは余裕でした。

  感染状況も減少の一途をたどっているし、総裁選はあいかわらず、きのう(19日)は日曜日で朝ドラもないし・・掲載記事に苦心します。

  

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