翔龍記 ＝電子版＝

第18章 2021／令和3年 1月／睦月

※【号外】【仮説】情報操作か

　1都3県に緊急事態宣言が発出されて、およそ2週間経ちました。宣言の効果が現れてくる頃合いです。が、この数日の新規感染者数の減少は、非常に〝不自然〟です。意図的に数字を操作しているように思えてしかたがありません。

　まだ〝特措法〟は、国会で審議中です。ですから現段階では、飲食店への20時までの制限や19時までのお酒の提供などには、まだ何ら厳しい罰則、過料などは発生していません。

　それに、企業への出勤者のテレワークによる7割削減も通勤電車の混み具合から見て、実施しているのはごく一部の企業だけです。

　さらに、不要不急の外出の自粛も渋谷のスクランブル交差点や銀座などの繁華街の人出は、僅わずかに減っていますが、昨年の宣言下の人出と比較すると少なくとも2倍近く増加している。という分析結果も出ています。

　これだけ増加する要因が揃っているわけですから、新規感染者数は増えこそすれ激減する要素はまったくありません。

　また、PCR検査、保健所の対応の変化も数値の激減に、一役ひとやくかっているのではないでしょうか。つまり、濃厚接触者の追跡をやめたことにより無症状の感染者を市中に、野放しにし始めたわけです。検査すれば新たに感染者とカウントされる人々を放置しているから、その分減りますよ。

　もっと悪質な要因は、情報操作です。ココからはあくまで妄想と言っても良いかもしれません。

　それは、東京五輪・パラ大会、春節、2月7日の期限・・・などのために、新規感染者数を減らさなくてはいけない。そのために、改竄かいざんしている可能性がある。森友・加計・桜などで、改竄は手慣れたものでしょうから・・・

　今回は、このあたりでやめておきます。なお、25日の感染状況はいつも通り24時00分に更新します。