翔龍記 ＝電子版＝

第18章 2021／令和3年 1月／睦月

あれから1年、そして・・・

　日本で、新型ウイルスの初の感染者が確認されたのが、昨年の1月15日でした。あれから1年、強弱を繰り返しながら日本列島に第1波、第2波そして現在の第3波と猛威をふるっています。

　そして、26年前の1月17日には〝阪神・淡路大震災〟が発生しました。その中心都市、神戸のある兵庫県では〝緊急事態宣言の再発出〟により厳しい状況下におかれています。

　そのため、被災地での追悼行事も密を避けながら行われています。26年の間には、東日本大震災も起きました。だから、ことしは東日本大震災から10年目を振りかえる事のほうが国民やメディアでは、ウエイトが大きいようです。

　でも忘れたり風化させてはいけません。

　そして、令和になって日本が直面しているのが新型ウイルスの感染拡大です。16日も新たにたくさんの感染者が確認されています。

　まず、全国の感染状況ですが・・・

　7,014人の新規感染が確認されています。また、重症者は31人増加して965人となり過去最多を更新し続けています。

　さらに、都道府県別の新規感染者数は・・・

　東京都、1,809人。
　神奈川県、830人。
　埼玉県、582人。
　千葉県、503人。

　関西圏では・・・

　大阪府、629人。
　兵庫県、265人。
　京都府、140人。

　中部エリアでは・・・

　愛知県、323人。
　岐阜県、89人。

　北関東や九州は・・・

　福岡県、411人。
　栃木県、96人。

　その他の自治体では・・・

　北海道、192人。
　沖縄県、130人。
　および茨城県、106人。

　上記のような状況です。

　昨年の宣言下の人出と比較すると増えているという報告が、あがっています。慣れでしょうか、自粛疲れでしょうか、切迫感を感じません。

　罰則や罰金を用いた強制力が必要なのだろうか。18日、国会が開く。結論ありきでなく十二分の熟議を尽くしてもらいたい。

　※データは16日20時10分のモノです。