翔龍記 ＝電子版＝

第18章 2021／令和3年 1月／睦月

歯止めがかからない！

　緊急事態宣言のエリアが拡大され、一夜あけての人の流れは「微減びげん」にとどまっている。というビッグデータによる分析結果が、でています。

　さらに1回目の緊急事態宣言下の人出より20％近く多いという結果も明らかになっている。

　しかしながら、飲食店の多くが20時までの営業を遵守じゅんしゅしているということです。

　18日からの国会で特措法の改正が進めば、今より厳しく制限することが可能になる。けれども野党は、罰則規定に関して慎重な姿勢も見られる。

　法案が制定されるまでには、時間が必要です。果たして2月7日までに間に合うのでしょうか。宣言期間延長も見据えなければならないかもしれません。

　そんな中、感染拡大のスピードは止まりません。

　14日の感染状況は――

　全国で6,591人。重症者は20人増えて、920人・・・過去最多を更新。

　都道府県のエリア別の状況は――

　まず首都圏の1都3県・・・
　
　東京都、1,502人。
　神奈川県、985人。
　千葉県、488人。
　埼玉県、455人。

　次に関西圏・・・

　大阪府、592人。
　兵庫県、292人。
　京都府、131人。

　さらに東海エリア・・・

　愛知県、312人。
　岐阜県、91人。

　そして、北関東や九州・・・

　福岡県、341人。
　栃木県、77人。

　それ以外の道県・・・

　北海道、194人。
　静岡県、110人。
　茨城県、104人。

　上記の通りです。

　今や47都道府県すべてから感染者が、報告されています。エリアを全国に広げるべき。と主張する方も少なからずいらっしゃいます。

　後手にならぬように、躊躇ちゅうちょなく適切な対策を政府には求めたい。

　※データは、14日20時30分のモノです。