翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第12章 令和(二年)文月/7月

まだか?

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 新規の感染者数が、100人をこえれば気づくと思っていたが――――

 まだ未知の感染症の恐ろしさを理解できていないようだ。

 対策が、遅れれば遅れるほどより最悪の事態へと向かっていくことになる、ことになぜ気づかないのだ。

 経済・社会活動と感染予防の均衡きんこうを保てなくなっている。だから、感染対策にかじをとらなくてはいけない。

 
 手遅れにならないように、政治のリーダーにはお願いしたい。Xデーは、もうそこまで来ていますよ。
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