翔龍記 =電子版=

落合涼太朗

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第5章 令和(元年)師走

難しいだろうな。

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 『翔龍記』電子版でも御多分に漏れず、年末ですので今年を振り返ろうと思います。

 以前にも取り上げましたが「日韓関係の悪化」について今回は振り返ります。

 そもそも徴用をめぐる問題が、発端でした。もちろん慰安婦に関する問題もあると思いますが・・・

 日本国サイドは、原則論として徴用の賠償請求を違法だと断じいます。そして韓国サイドの責任で、問題を解決することを求めています。

 当初は、わたしも同感で韓国が解決すべき事案だと思ってきました。しかしよく考えると、韓国の司法のトップがくだした判決を大統領が、一方的にくつがえすことができるでしょうか?

 日本に置き換えて考えてみましょう。

 日本で最高裁判所がくだした判決を、行政府のトップである内閣総理大臣や国会が覆すことができるでしょうか。容易な事ではないはずです。

 同様のことが韓国でも問題視されているのではないでしょうか。ムン大統領も苦慮していると思われます。

 

 そもそも韓国の裁判所は、国際法を考慮に入れて判決をくだしたのでしょうか?問われるべきは、韓国の裁判所ではなでしょうか。

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