私が願うただ一つのこと


生まれた時から愛されずにいた第一王女は、飛ばされた異界の地で青年と出会い惹かれる。元の世界へ帰った後も、王女は青年を忘れられずにいた。毎夜、青年と再び会いたいと願い続けた王女の願いは叶ったが、王女の想いは青年に届くことはなかった………。

「貴方の幸せを…願っております……さようなら」
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