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ラジエラ編
ラジエラ編 1
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旅の支度は、ファニアに手伝ってもらったこともあり、ラジエラの街まで間に合った。
道は、綺麗とは言い難いがちゃんと舗装されており、辿っていけば楽に、とは言い難いがたどり着けるはずだったのだが、オビトだ。
森の中を通り、今まで通りに過ごしながら旅をしていた。
一人旅であり、森での暮らしは、街に疲れていただろうオビトを慰める。
あまり、森から離れたくなくて、随分と時間が経ってしまったようにも思う。
とうとう、野菜などの備蓄が切れて、街まで向かう決意が出来たのだが。
「……大きい……グレハスより大きい?」
ぼんやりと街を囲む塀を見上げる。
えっと、と冒険者用の入り口が無いか探してみる。
きょろきょろと辺りを見回せば、冒険者らしき風貌の人たちが、街の北側に向っていくのが分かる。
それを追っていけば、冒険者が並ぶ冒険者用の門が見えてきた。
ほっとして、行列に並ぶ。
受付までに少し時間はかかったが、それでも正面だと思われる南側の門よりはマシだ。
ギルドカードを見せれば、少し驚いた顔をされたけれど、いったいどう言う意味なのか。オビトにはちょっとどころかわからない。
ギルドカードには、オビトの討伐記録などがあり、門にある魔道具では、ざっくりと見れるのだが、そこに書いてある一番最初にオジカとくれば、誰だって驚くというものだ。それも、オビトの様子からは考えられないぐらい、意外な魔獣であるから。
それに、最近討伐した魔獣なども、本当にオビトが?と疑うような魔物ばかりだ。
ただ、違法性に関して魔道具が反応しなかったことから、それが事実と言えることは間違いない。
通ってよし、と言われホッとしながら中に入る。
あ、と思ったときには次の入場者を相手にしていて、聞くことが出来なかった。
「ぎ、ギルド、どこ……?」
受付の人に、着いたらギルドに行けって言われていたし、この街の宿も知らない。
人も多すぎて、オビトは戸惑ってきていた。
きょろきょろと辺りを見回し、どこに行けばいいのか迷っていると、きゃあきゃあと言った声が聞こえてくる。
その声の方向へ向かう人が増えたようにも思う。じゃまよっ!とか女の人の声が多い。血の気が多いというべきか。ちょっと怖い。
道の端によって、人を観察しながら建物を見る。冒険者ギルド、とうのは大きな建物だろうか?きっとそうだろうと、辺りを付け、上の方に目を向けた。
先ほどは、人に酔っていてわからなかったが、上を見れば先の街で見た冒険者ギルドの旗が見えた。
そこに行けば、ギルドに辿り着けるだろう。よしっ、と気合を入れて歩き出す。
しかし、向かうべき方向に、人が集まっている。というか、道が塞がっていた。
さて、どうしようか?
周り道をしなければならないだろう。まさか、ギルドの前まで道が塞がっていることはないだろう。
そもそも、騒ぎの中心にいるのは誰なのだろうか?ちょっと気になるけれど、これだけの人だ。見ることさえ叶わないだろう。
人の少なくなった道を歩き、ギルドの旗を見に時々顔をあげて旗を確認する。
人混みを避けていたら、なぜかギルドに全く近づいていない気がした。
どうやら、この人混みを突き抜けていくしかなさそうだ。
最悪だ、とオビトは息を吐き、意を決して人混みへと足を向けた。
人にぶつからないように、と思っていてもぶつかってしまう。
だが、ぶつかってしまった人は、気にしてないみたいでただただ前に前に進もうとしていた。
どうでもいいのだが、通してほしい。
なるべく接触を避けるように前に前に進むと、ようやく冒険者ギルドらしき建物が見えてくる。
何となくだが、ギルドに人があふれているように見えるのは気のせいだろうか?
はぁ、とため息を吐いたオビトはそれでも何とかギルドの中に入り、カウンターまで向かった。
割とカウンター側は空いていて、人が併設されている酒場の方へ集中していることが分かる。
「あ、あのっ」
「へ?あ、あぁ、はいっ!こちら、冒険者ギルド、ラジエラ支部の受付です。本日のご用件は?」
「え、えっと……こ、これっ、えっと、グル、ガス?が、もっていけ、って」
「グルガスさん?グレハスの、グルガスさんですか?」
受付の人の言葉に、一つ頷くと、かしこまりました、とにっこりと笑われた。
確認するのに時間がかかるらしく、少しギルドの中で待っていて欲しいとの事を言われ、オビトはギルド内の現状を見て顔をしかめる。
そんなオビトを、受付の人はあはは、と苦笑いした。
「もう少しすれば、収まると思いますので……」
たぶん、と付け足す受付の人にもわからないのだろう。
何が起こってるのか。とりあえず、カウンター前から移動して掲示板を見上げる。
相変わらずわからないけれど、受けないし、支障はないだろう。
「ちっ、いい気になりやがって……」
「イケメン滅びろ……」
強面の冒険者が、くそっ、とその中心をにらむように見ている。
それは、僻みに違いないのだが、イケメン?と首を傾げた。
人気の人なのだろう。これだけ人が押し寄せるのだから。
そう言えば、冒険者ギルドの中は、あまり一般の人がいないように感じる。
さすがに用もなくギルドの中に足を踏み入れられないのだろう。
あまり、危ない雰囲気はしないけれど、気に食わないは気に食わないのだろう。
オビトはそんな強面冒険者から距離を取るように、端っこの掲示板のところに来た。
そう言えば、どんな依頼があるのかは知らないと思って一つを眺めてみる。
「……霞の迷宮?」
この近くにも複数の迷宮があるらしい。
その一つが、霞の迷宮と呼ばれている場所。
その迷宮の宝箱から出てきた品物が欲しい、という研究者の依頼だ。
霞の迷宮……?とオビトは首を傾げ、あ、と一つ声を上げた。
霞の迷宮に近いところになら行っていた気がする。
それは、グレハスから来る道中にあり、それなりの冒険者が中に入っていた、と思い出す。
ただ、ギルドも街も管理していないような迷宮だったから、本当に迷宮なのか少しだけ不安にはなったけれど。
中は、常に白く視界が奪われていた。ただ、進む方向に迷ったりはしなかった。
あの迷宮は、近づかないと物が分からないから、宝箱を見つけるのも一苦労だろう。
ただ、あの迷宮に一人で入ったあと、出てきたけれど、グレハスの迷宮のような主はいなかった。
オビトの中の彼も、迷宮に入り一度だけ、つまんねぇ迷宮、と言った気がするから、完全に求めていた迷宮ではなかったのだろう。
道は、綺麗とは言い難いがちゃんと舗装されており、辿っていけば楽に、とは言い難いがたどり着けるはずだったのだが、オビトだ。
森の中を通り、今まで通りに過ごしながら旅をしていた。
一人旅であり、森での暮らしは、街に疲れていただろうオビトを慰める。
あまり、森から離れたくなくて、随分と時間が経ってしまったようにも思う。
とうとう、野菜などの備蓄が切れて、街まで向かう決意が出来たのだが。
「……大きい……グレハスより大きい?」
ぼんやりと街を囲む塀を見上げる。
えっと、と冒険者用の入り口が無いか探してみる。
きょろきょろと辺りを見回せば、冒険者らしき風貌の人たちが、街の北側に向っていくのが分かる。
それを追っていけば、冒険者が並ぶ冒険者用の門が見えてきた。
ほっとして、行列に並ぶ。
受付までに少し時間はかかったが、それでも正面だと思われる南側の門よりはマシだ。
ギルドカードを見せれば、少し驚いた顔をされたけれど、いったいどう言う意味なのか。オビトにはちょっとどころかわからない。
ギルドカードには、オビトの討伐記録などがあり、門にある魔道具では、ざっくりと見れるのだが、そこに書いてある一番最初にオジカとくれば、誰だって驚くというものだ。それも、オビトの様子からは考えられないぐらい、意外な魔獣であるから。
それに、最近討伐した魔獣なども、本当にオビトが?と疑うような魔物ばかりだ。
ただ、違法性に関して魔道具が反応しなかったことから、それが事実と言えることは間違いない。
通ってよし、と言われホッとしながら中に入る。
あ、と思ったときには次の入場者を相手にしていて、聞くことが出来なかった。
「ぎ、ギルド、どこ……?」
受付の人に、着いたらギルドに行けって言われていたし、この街の宿も知らない。
人も多すぎて、オビトは戸惑ってきていた。
きょろきょろと辺りを見回し、どこに行けばいいのか迷っていると、きゃあきゃあと言った声が聞こえてくる。
その声の方向へ向かう人が増えたようにも思う。じゃまよっ!とか女の人の声が多い。血の気が多いというべきか。ちょっと怖い。
道の端によって、人を観察しながら建物を見る。冒険者ギルド、とうのは大きな建物だろうか?きっとそうだろうと、辺りを付け、上の方に目を向けた。
先ほどは、人に酔っていてわからなかったが、上を見れば先の街で見た冒険者ギルドの旗が見えた。
そこに行けば、ギルドに辿り着けるだろう。よしっ、と気合を入れて歩き出す。
しかし、向かうべき方向に、人が集まっている。というか、道が塞がっていた。
さて、どうしようか?
周り道をしなければならないだろう。まさか、ギルドの前まで道が塞がっていることはないだろう。
そもそも、騒ぎの中心にいるのは誰なのだろうか?ちょっと気になるけれど、これだけの人だ。見ることさえ叶わないだろう。
人の少なくなった道を歩き、ギルドの旗を見に時々顔をあげて旗を確認する。
人混みを避けていたら、なぜかギルドに全く近づいていない気がした。
どうやら、この人混みを突き抜けていくしかなさそうだ。
最悪だ、とオビトは息を吐き、意を決して人混みへと足を向けた。
人にぶつからないように、と思っていてもぶつかってしまう。
だが、ぶつかってしまった人は、気にしてないみたいでただただ前に前に進もうとしていた。
どうでもいいのだが、通してほしい。
なるべく接触を避けるように前に前に進むと、ようやく冒険者ギルドらしき建物が見えてくる。
何となくだが、ギルドに人があふれているように見えるのは気のせいだろうか?
はぁ、とため息を吐いたオビトはそれでも何とかギルドの中に入り、カウンターまで向かった。
割とカウンター側は空いていて、人が併設されている酒場の方へ集中していることが分かる。
「あ、あのっ」
「へ?あ、あぁ、はいっ!こちら、冒険者ギルド、ラジエラ支部の受付です。本日のご用件は?」
「え、えっと……こ、これっ、えっと、グル、ガス?が、もっていけ、って」
「グルガスさん?グレハスの、グルガスさんですか?」
受付の人の言葉に、一つ頷くと、かしこまりました、とにっこりと笑われた。
確認するのに時間がかかるらしく、少しギルドの中で待っていて欲しいとの事を言われ、オビトはギルド内の現状を見て顔をしかめる。
そんなオビトを、受付の人はあはは、と苦笑いした。
「もう少しすれば、収まると思いますので……」
たぶん、と付け足す受付の人にもわからないのだろう。
何が起こってるのか。とりあえず、カウンター前から移動して掲示板を見上げる。
相変わらずわからないけれど、受けないし、支障はないだろう。
「ちっ、いい気になりやがって……」
「イケメン滅びろ……」
強面の冒険者が、くそっ、とその中心をにらむように見ている。
それは、僻みに違いないのだが、イケメン?と首を傾げた。
人気の人なのだろう。これだけ人が押し寄せるのだから。
そう言えば、冒険者ギルドの中は、あまり一般の人がいないように感じる。
さすがに用もなくギルドの中に足を踏み入れられないのだろう。
あまり、危ない雰囲気はしないけれど、気に食わないは気に食わないのだろう。
オビトはそんな強面冒険者から距離を取るように、端っこの掲示板のところに来た。
そう言えば、どんな依頼があるのかは知らないと思って一つを眺めてみる。
「……霞の迷宮?」
この近くにも複数の迷宮があるらしい。
その一つが、霞の迷宮と呼ばれている場所。
その迷宮の宝箱から出てきた品物が欲しい、という研究者の依頼だ。
霞の迷宮……?とオビトは首を傾げ、あ、と一つ声を上げた。
霞の迷宮に近いところになら行っていた気がする。
それは、グレハスから来る道中にあり、それなりの冒険者が中に入っていた、と思い出す。
ただ、ギルドも街も管理していないような迷宮だったから、本当に迷宮なのか少しだけ不安にはなったけれど。
中は、常に白く視界が奪われていた。ただ、進む方向に迷ったりはしなかった。
あの迷宮は、近づかないと物が分からないから、宝箱を見つけるのも一苦労だろう。
ただ、あの迷宮に一人で入ったあと、出てきたけれど、グレハスの迷宮のような主はいなかった。
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