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二章 宗弘×成弥

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 式は、形式ばったもので進んでいく。
 もちろん、それは最初だけであとはパーティに繋がる。
 宗弘は、王太子として言葉を交わす相手がとても多い。
 それに続いて、成弥も紹介されるために、休む暇もない。
 通常は、ニコニコと笑ってそばにいて聞かれれば答える程度で、相手のこともろくに知らない。
 教師は知る必要はないと言ったし、宗弘もその辺は別にいいと思っているみたいだ。
 大まかに、テレビなどで見る人などは知っているが、その他にも多数知り合いがいるみたいだ。
 まぁ、大体アルファ同士の会話などわけがわからないのだが。
「ねぇ、どうして?」
 目の前の彼は、どう見てもオメガだとわかる顔をしていた。
 宗弘が、疲れただろうから少し休んでてと言われて、会場の端にある椅子に座ったら座ったら現れた。
 どうして、自分ではなくて君を選んだの? と、彼は本当に不思議そうな顔をして成弥に問う。実際、目の前にいるオメガの彼はとても可愛らしい。自分よりも、何倍も。
 どうして、など自分が知りたい。
 彼の疑問に答えられるものは何一つ持ち合わせていなかった。
「お父様は、絶対僕が選ばれるはずだって言ってたのに、ねぇ、どうして?」
「えっと……俺にもよくわからない」
「わからないの?」
「わからないよ……」
 しかし、ぼんやりとしていて、悪質な感じは一切ない。どうして、なんでと、如何にもこうにも子供のような人だと思った。
「式宮様っ」
 彼の従者なのだろうか、慌てて近づいてきた人は成弥を見て、顔を青褪めさせる。
「ご婚約者様、申し訳ございませんっ!」
「いえ……彼のおかげで退屈せずにすみました」
「何か失礼なことでも、申したのではないでしょうか?」
「失礼なことってなぁに? 僕は、知りたかっただけ」
 はぁ、とため息を吐いた侍従は、失礼いたします。と、彼をつれて行ってしまう。
 侍従には悪いが、彼と友達になりたいと思ってしまった。なんとなく、彼は癒しになりそうだと思う。話し相手には、少し苦労するかもしれないが、ちょうどいいと思う。
「あの」
「はい?」
「もしよろしければ、お名前を教えていただけませんか?」
 すごく驚いた顔をして、バッと従者は彼をみる。
 「ご挨拶もせずに、お話しなさったのですか!?」
「え?」
 何が悪いの? と首を傾げる彼に、従者はため息を吐いた。
「大変申し訳ございませんでした、こちら式宮 稜威(しきみや いつ)様です。私は、専属の執事である稜前 晶(りょうぜん あきら)です」
 これ以上はまずいと、稜前は失礼しますと式宮をつれて行ってしまった。
 そこへ、宗弘が戻ってくる。
「成弥、大丈夫だった?」
「はい。式宮さんという方がお話し相手になってくださいました」
 式宮? と宗弘は首を傾げた。
 あの家の者が、と言った驚きを含んでいる気がする。
「良い友達となってくれそうな気がします」
「あそこのオメガはちょっとな……」
 思案しているようだ。
 確かに子供っぽい気がするが、あの表裏ないような性格は、この王宮にてとても珍しいと思われる。
「式宮のオメガか……わかった、ちょっと打診してみるよ」
 話し相手として、宗弘が手配するのだろう。
 それにどう答えられるかは、緊張するものだが。
「いいんですか?」
「んー、だって俺がダメだって言っても、成弥は彼がいいんでしょう?」
「はい。とても可愛らしい方だったので」
「可愛い……?」
 凄く驚かれた様子に、成弥も驚く。
 あれ? と首を傾げてみれば、宗弘も傾げている。
「あの腹黒が可愛い?」
「腹黒……? いえ、私が会った方はとても純粋な方でした」
「純粋?」
 成弥は、自分が思っている人物と、宗弘が思っている人物が別人なのでは? と思い始めてきた。
 宗弘もそう思ってきたのか、考えてから少し確認してみると、宗弘は言う。
「それはさておき、俊樹が来たんだ。紹介したいからついて来てくれる?」
「俊樹、さん?」
 どこかで聞いたことがあるような? と成弥は戸惑ったように口に出す。
 あぁ、とその様子を見て宗弘が笑う。
「俺の幼馴染だよ。真木の家の次男坊」
 真木、そう言われて納得する。ある意味では有名な、真木の次男だ。
 ただ、なぜそこまで注目されているのか、成弥は知らない。
 教師も、宗弘の話で俊樹について詳しくは話さなかった。
 あまり知らなくてもいいと思われたのかもしれないし、宗弘自身が紹介すると思われたのかもしれない。
「彼が、殿下の婚約者なの?」
「ちょっとー、他人行儀な呼び方やめてぇ」
 うわぁ、と目の前の彼があからさまに引く。
「成弥、これが俺の幼馴染の俊樹。んで、そっちが俊樹の番で、篤志くん。俊樹がここが嫌いだから、こういった催し物が無いと、あんまり出てこないけど、仲良くしてね」
「えっと……野別 成弥です。初めまして」
「真木 俊樹です。宗弘に捕まるなんて、ご愁傷様」
「ちょ、俊樹さん?」
 戸惑っている番さんと、ひどっ!とショックを受けている宗弘。
 あまり気にせず、こちらに挨拶をすると戸惑っている番を愛おしそうに見ている俊樹。
 とてもカオスだ、と目の前の光景を見て思った。
「あ、えぇっと、真木 篤志、です。その、この度はおめでとうございます」
「ありがとうございます。あの、そこまで固くならなくても大丈夫ですよ」
 面白いぐらいにカチコチと固くなっている彼に、思わず笑みがこぼれた。
 なるほど、と頷く。彼のこう言ったところが可愛くて、俊樹は彼に決めたのだろうと。
 それを見て、ふと思う。宗弘に選ばれるだけの、それが自分にもあったのだろうか?と。
 きっと、彼の可愛いところは彼自身気がついていないだろう。
 では、自分が気がついていないそんな一面が宗弘の心を捉えたのだろうか?
「成弥?」
 羨ましいと思ったそれが顔に出ていたのか、宗弘が心配そうに成弥の顔を覗き込む。
「なんでも、ありません」
「そう?」
 そう言えば、宗弘はよく成弥の表情などの変化に気がつくな、と思う。
 自分が見られていると言った自覚は、成弥にはない。
 ただ、どうしてだか顔が熱くなって俯いた。
「可愛いね、彼」
「そうでしょ? 俺の可愛い婚約者だもん。当たり前でしょ」
「俺の篤志には負けるけどね」
「そりゃ、自分の番が一番だって言うのはどこのアルファだって変わらないでしょうよ」
「アルファなんて、ただの番バカだからな」
 そりゃそうだ、と宗弘は俊樹と顔を合わせて笑う。
 彼らの仲の良さが伝わってくるようだ。
「その番バカだって自覚があるなら、ちゃんと守ってあげなよ」
「もちろん。俺の命だもん」
 じゃあな、と二人と別れる。
 篤志は最後まで緊張していたようだが、彼はとてもいい人だった。
 できれば、また会いたいが、それは少し難しいようにも感じる。
「いい奴だったでしょ?」
「はい……でも、あまり王宮が好きではなさそうです」
「その通り。まぁ、仕方ないよ」
 色々あったんだ、と言う王太子は、懐かしそうな悔しそうな顔をしている。
 彼に何があったかなんて、成弥は知らないけれど、少し宗弘にそんな顔をさせているのが羨ましく思った。
 不意に、目の前が暗くなる。
 温もりが触れて、離れていく。
 呆然とそれを見上げ、はっとした。
「なっ、なにっ」
「今日はすっごく可愛い顔ばっかりしてるから、ついしちゃった」
 てへ、と笑う宗弘に、何を言おうとも出てこなくて、顔ばかりが赤く染まって頭から湯気が出そうだった。

 * * *

 それから、婚約者として成弥を連れて回ったが、色々なパーティー会場でも俊樹たちの姿を見ることはなかった。
 成弥との結婚式の会場で、彼らは再び姿を現した。それは、宗弘とは親しくするが、その他の貴族たちとは親しくする予定はないと言うこと。
 それに、彼の番の篤志についても色々と言われているようで、不機嫌になるからだろう。
 護衛として、篝の当主が篤志についているのだから大丈夫といえば大丈夫そうなのだが。
 番を持つアルファの心配も嫉妬も全部が、彼を過保護にさせているのだろう。
 無理強いをすれば、本当に国外に逃亡してしまいそうだし。
「篤志さんたち、久しぶりですね」
「そうだね、まぁ、貴族嫌いっていうのもあってあんまり外に出ないしね」
「そうなんですね」
 それに比べて、式宮のオメガにはよく遭遇した。
 式宮には双子のオメガが存在しており、性悪と言った宗弘の思い浮かべたオメガと、成弥が会ったオメガは本当に別人だった。
 双子の成弥が会った稜威は、宗弘の目から見ても表裏なく、それならば、と頷いた。
 式宮の兄、烈は稜威と比べ物にならないぐらい、権力主義者だった。
 これはダメだと思ったのは宗弘だけではない。まぁ、運命だったとすれば彼でも仕方がないのだろうが。
 式が終わり、パーティーも早々に退出すると、はぁ、と宗弘はため息を吐いた。
「やっと、番になれる……」
 寝室のベッドの上に座った宗弘。それを、不安そうに成弥が見ている。
「……宗弘様は、本当に俺でいいんですか?」
「え? なんで」
「だって、俺……俺なんて、何にもない」
 ふむ? と首を傾げる宗弘。
「人間なんて、何かを持って生まれてくる方がとても珍しいと思うけど」
 むしろ、オメガである、という特性を持っているだけ優れているのではないかと思うのだが。
「人の好みってそれぞれでしょ? 可愛い子が好きな人もいれば、かっこいい人が好きな人もいるし」
「それは、そうですけど……」
「だから、普通とか一般的とかそんな言葉に当てはめて考えるのは少し違うと思うんだよ」
 宗弘は、立っていた成弥の腕を引っ張って受け止める。
 そして、キスをした。
「俺にとっては、成弥が一番可愛いと思うし、例を挙げて言うのもなんだけど、篤志も式宮も特別可愛いとは思わない。それは、成弥だけに思うものだし」
「宗弘様は……最初から変です」
「ひどっ! まぁ、でもいいか。変でもなんでも」
 話している間に、スルスルと手際よく服を脱がしていく宗弘。
 気がついたら、成弥は裸でベッドに転がっていた。
「手癖が悪い……」
「ちょ、器用って言ってよ。なんか、側近たちに毒されてきてない?」
 もー、と言いながら触れる温度。
 なんだか、雰囲気もあったものではないな、と少し笑ってしまう。
「んっ」
 だが、宗弘が触れるたび体が熱くなっていくのを感じた。
 今は、成弥の発情期ではない。だから、一時的にそれを呼び起こす発情剤を服用していた。
「んー、匂いが強くなってきた。いい匂い……」
 すんっ、と宗弘が鼻を鳴らす。
 ふわりと漂う香りに、思わずと頬が緩む。
「ふぁっ」
「可愛い……たくさん感じて」
 ちゅ、ちゅっと身体中にキスをしていく。
「んっ、んぁ……ぁっ」
 体をよじり、熱を逃すように震える成弥。
 そんな姿を見て、宗弘は興奮が抑えきれない。
「あっあぁっ!」
 そっと、ダラダラと白濁をこぼすそれに手をかけると、そっと撫で下ろす。
「発情期のせいかな? すごいね。でも、嬉しいな」
「ちが、違う」
「違くないよ、ほら見て」
「ヒー、と、のせいじゃ、ない」
 宗弘は、一瞬手を止めて、その意味が本当に理解できたのか、珍しく顔を赤く染めた。
「うわ、やば、もー、やめて。俺を喜ばせるようなこと……我慢できなくなる」
「しないで、ください」
 手を伸ばした成弥。その手が宗弘に触れたその時、宗弘の目から涙がこぼれた。
「むね、ひろ様?」
「ごめ、ごめんね……」
 俺を、嫌わないで……
 そう、宗弘は泣いてそして成弥を抱いた。
 激しい、嵐のような快楽。
 けれど、ずっと宗弘は優しく成弥に触れていた。
 噛んだ瞬間、宗弘はとても悲しく、そして満足そうな顔をしていた。

 * * *

 項を噛まれ、番になった瞬間、成弥は失ったものと満たされたもの、その相反する感覚に訳がわからなくなって、気を失った。
 それが分かっていたかのように、目が覚めれば、ごめん、ごめんねと呟くように言っている宗弘。
 あぁ、なるほどとその変化に冷静になれば気がついた。
 いつも、体の中にあるもう一つの血のようなものが全くない。
 オメガとアルファが、生まれながらにして持っている魔力を奪われた、と言う形だ。
 そして、理解した。どうして、王族の直系が王族としか契れないのかを。
 本能が、それを認めるか否か。
「王が王たる所以、ですね」
「成弥……」
 元々、この国のアルファとは六家の公爵の先祖と、国王しかいなかった。
 初代は、複数の能力を使えた。それが、子供たちの中に受け継がれていった。
 そして、後継はみんな初代と同じ、奪う能力と与える能力を持っていた。
 オメガから奪い、子供に分け与える。
「ごめん、ごめんね、言えなくて」
「いいえ、でも、番ば理解できると言うことは、わかりました」
「うん……どれだけ、俺を嫌っても良いよ、それでも、アルファは番を手放すことはできない」
「嫌いになんて、なりません……ただ、少しだけびっくりしました」
 奪われる感覚に慣れていない、王族のオメガは、つがった瞬間に、アルファを嫌う。だから、王妃は外に出ない。いや、出されない。逃亡されると困るから。
 そして、王族以外が番となると、オメガは発狂して壊れてしまう。
 だから、あの人も閉じ込められていた。
「ほんと? 俺が、愛しても? 今まで通りでもいいの?」
「えっと、なんでそこまで怖がってるのかわからないんですけど」
「代々伝えられてきたことだけど。運命の番だって、狂ってしまうこの力で、今まで通りだったなんて前例はなくて」
「だと思いますよ。まぁ、本能的な嫌悪感と言うのは捨てきれないものです」
 今でさえ、奪われるばかりだと思っているオメガは多いだろう。
「えぇ……?」
「でも、それだけでは無くて、満たされている気もします……それを、きっと他の番は知らない」
 奪われることばかりで、その幸福を知らないのだから。可哀想だと思う。
「俺、別にあなたを嫌っているわけでもないですし……それでも外に出たらダメなんですかね」
「いや……どうなんだろう? 確認してみる……でも、しばらくはここに居てね」
「はい……宗弘様」
 ん? とすっかり元の顔をして首を傾げた。
「俺は……まだ、この感情がよくわかりません。でも、あなたに惹かれているような気がします」
「なら、良かった……でも何で、そんな他人行儀なの?」
「色々と頭の中に詰め込まれた感覚があって、よく分からなくなってしまったので……」
「そっか。じゃあ、また最初からはじめよう。いつだって、どこにいたって、始まりは作れるからね」
 はい、と成弥は頷きながら微笑んだ。

二章終わり
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感想 1

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みんなの感想(1件)

さちほ
2022.06.10 さちほ

一気に読んでしまいました。
素敵な作品に出会えた!と続きが楽しみです。

屑籠
2022.11.04 屑籠

ありがとうございます( ߹꒳߹ )
オムニバス形式を取っているので、他のCPも書きますが、篤志の話も引き続き書いていきたく思います。良ければお付き合い下さいm(_ _)m

解除

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