【完結】残念な悪役の元王子に転生したので、何とかざまぁを回避したい!

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おしおき第2弾♡*

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「ほら、自分で嵌めて、リユィ」

 にっこり、ディゼが笑う。


 俺は、ディゼのお腹のうえで、ディゼの8つに割れた腹筋のうえに手をついてる。
 俺のお尻には、ディゼのおっきいのが、ずりゅずりゅ♡ してる。


 …………騎乗位です…………


 あ、あの、えっち3回目で騎乗位って、早くない!?

 いや、初めてで結腸責め、2回目で潮吹いた俺が言うことじゃないかもしれないけど、早くない……!?


「え、む、無理……!!」

 涙目の俺に、ディゼが笑う。


「お仕置きなんだから、無理なことさせるの。
 ほら、して、リユィ」

 ぐりゅ♡

「ぁん♡」

 とろけた声をあげて、思わず、おっきくて熱いのに、くにくにお尻の穴を擦りつけちゃうのは、俺が淫魔の血をひいてるから!

 俺がえっちだからじゃないもん────!


「あ、ぁん……♡……嵌めて、ディー♡」

「だから、リユィが自分で嵌めるの!」

「ふぇえ」

「そんなかわいー顔で泣いてもだめ!
 おしおきなんだからな」

 真っ赤な顔で、鼻を押さえるディゼも、かっこいー♡


「お、俺がしたいのは、筋トレであって、騎乗位じゃないもん……!」

 熱い頬で、多分♡になってるのだろう目で、ディゼのおっきなのにお尻を擦りつけながら叫んでも、説得力0だと思う。


「お仕置きと筋トレと一緒にやるって言っただろ?
 大腿四頭筋、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋、前脛骨筋──……」

「呪文はもう結構です!」

 あわてて止めた。

 さすが、バッキバキのディー。
 筋肉愛、すごい。


「だから、太もも、ふくらはぎ、お尻、腹筋、背筋が満遍なく鍛えられる全身運動なんだよ。
 全身筋トレに、一番お勧めの体位だぞ。
 激しいほど脂肪が燃え、筋肉が鍛えられて引き締まる。
 頑張れ、リユィ」

 くつくつ、喉を鳴らしてディゼが笑う。


「……ディーは、俺と、えっち、したく、ない……?」

 くに♡

 お尻の入り口を、熱くておっきいのに、くにゅくにゅ♡ 擦りつけたら、真っ赤になったディゼが、ぐぬぬぬと歯を食い縛った。


「俺が我慢するお仕置きじゃねえんだよ!
 リユィのだろ! 勘違いしそうになったぞ!」

「だって、嵌めて欲しい♡……ディー♡」

 ディゼがおおきな掌に、ちいさな顔を埋める。


「…………めちゃくちゃ嵌めたいけど、だめ。
 なんで俺の我慢大会になってんだよ!
 リユィが自分で嵌めるの!」

 ずりゅ♡

 思いきり擦りつけられて、入り口をめくられる。


「あぁん……♡……はぁ……ディーの、欲しぃ……♡」

 すりすり、お尻を熱いのに擦りつけたら、ディゼの大きな掌に腰を掴まれた。









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読んでくださって、心からありがとうございます!

リユィとディゼの漫画です。もしよかったら!

漫画だよ!
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